【実録・倒産社長の奮闘記】~こうして店は潰れた!~小林久ブログ -9ページ目

【実録・倒産社長の奮闘記】~こうして店は潰れた!~小林久ブログ

老舗スーパー三代目→先代の赤字1.5億円を2年で黒字化→地域土着経営で中小企業の星に→中小企業診断士試験に出題→早過ぎたSDGs →2017年まさかの倒産→応援団がクラファンで3,000万円支援→破産処理後は「笑って泣かせる」講演講師に。『現代ビジネス』コラムニスト


 


👤「備蓄米」を買うために、タクシーに乗ってやって来るお客さん

👤スーパーの「チラシ特売」目当てに、「乗り合いタクシー」でやって来るおばあちゃん達

👤「コストコのガソリンが安い!」と100㎞も離れた街から給油に来る人(もちろん買い物ついでだが…)


「今日は玉子が158円!」「牛肉が全品半額!」「本日ポイント5倍!」

それを目当てに片道1,000円のタクシーに乗ってまで買い物に来る。

☝️『それじゃ返って高くつくじゃん?』とツッコミを入れたくなるが、私の経験でも、ある意味“ムダなコスト”をかけて買い物に来るお客さんはとても多い。

交通費を差し引いても“お得”なら問題ないが、冷静に考えれば「赤字」または「トントン」がいいところ。それでも来るのはなぜだろう…?

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【考察】
①「お得」より得した“気分”が大事

特売品を見つけて「私はうまく買えた!」という感覚が、金額以上の満足感を与える。数字上は損でも、心では勝った!と思っている。(勝ち負けのマウント)

②買い物は「外出のきっかけ」

高齢者にとって、特売日はちょっとしたイベントなので、街に出る「言い訳」「理由」にできる。レジャーに行くならタクシー利用は普通のこと!

③「自分で選びたい」というプライド

人に頼むこともできるけど、何より自分で「来て・見て・触って」買い物をしたい。コストコで会員の友達に分けてもらうなんてプライドが許さない!wたくさん買うからバスや電車では行けない→タクシー一択!

👤私の現役時代も、特売日にタクシーで颯爽と来店するおばあちゃん達がたくさんいました。そして買いっぷりもいい。運転手さんも手慣れたもので「クーラーボックス」のサービスまでしていましたw(これはこれで田舎のビジネスモデルかも)

もちろん買い物の足(手段)を持たない人は“やむを得ず”タクシーを利用するのは仕方ないが、「タクシー利用補助券」を出す自治体はそこら辺を理解しているのかも知れません。

タクシー代を払ってまで買いに行った(高くついた)買い物が、誰かとのおしゃべりのネタになったり、「今日は特売で牛肉が半額だったのよ」と、家族や近所の誰かに自慢できたりする。

☝️そう考えれば、勝負を賭けた「買い物」は、単なる消費行動ではなく「イベント」のひとつなのかもしれない。

今日もまた、どこかのスーパーにタクシーが横付けされ、「戦闘モード」のおばあちゃんが降りてくる。
 

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(休日ネタ)
大臣が代わり、モタモタしていた米の流れが随意契約に変わって、「卸業者」を通さずにスーパーやホームセンターで販売されるようになった『備蓄米』

☝️販売価格は概ね2,000円である。

全国のニュースで、この備蓄米を求めて徹夜で並んだとか、まず整理券をゲットするのが大変!そんなコメントが寄せられている。

👥並んで買えるのは、ヒマなお年寄りばかり。育ち盛りの子供を持つ共稼ぎ家庭なんか、スーパーに並べないわ!

👥ニュースで備蓄米を買って喜んでいる人の映像を見るけど、自分の地域では見たこともない、買った人もいない。これって不公平!

👥Amazonや楽天など、通販で売ってると聞いても、買い方もわからないし、アドレスさえ知らない!

👥そもそも東京ばかりで備蓄米を売るのは、「都議会議員選挙」や「参議院議員選挙」の点数稼ぎなんじゃないの?


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この「備蓄米」を実際に買えた人はまだ少ないのではないか?

☝️あるアンケートでは、国民の約半数が「備蓄米は買わない」と答えているそうだ。



👤私も他人事のように「安い備蓄米」なんか見ることはないと思っていたが、今週「甲府駅前」のスーパー(今公取委のお世話になってる…)でついに見つけたのである(税抜き1,900円)。

「お一家族様1袋限り」のお断りがあったが、無事に初購入となった。

☝️とは言うものの、お客さんが取り合っている様子もなく、よく行く知人に聞いたら「いつでも買える」とのことだった。

このままでは、銘柄米の在庫もダブついて値段も下がり、(コメ大臣曰く)備蓄米を更にジャブジャブ市場に流せば、米の相場は急激に下がるのかもしれない。

昨日はAmazonで2,000円の備蓄米が簡単に買えたし(送料無料)、この先「新米」が出たり、輸入米を増やした先には、また安いお米が買えるようになるのだろうか?

人間も熱が上がったときに「解熱剤」で一気に高熱を下げると、フラフラするものだ。ヒートアップした米の価格を下げた“劇薬“の「副作用」はこれから出てくることだろう。

#米騒動そのあと 
#私には味の違いが分からない笑

 

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毎度お馴染み“知ったかぶり″のスーパー元社長が重箱の隅をつつくテーマです。

☝️スーパーのイベントでよく目にする『マグロ解体ショー』 

子供たちは目を丸くして、丸のマグロが職人さんの“工具のような″専用包丁で捌(さば)かれる様子に釘付けである。

捌いたマグロは「赤身」や「大トロ」「中落ち」「カマ」に分けられ、待ち侘びたお客さんたちに次々と販売されていく。伝統的に集客力の高い人気のイベントである。

私の経営していたスーパー(魚屋が発祥)でも、ここ一番の特売時には、この「マグロ解体ショー」を実施したものである。

社内に解体技術を持つスタッフはいないので、「解体ショー」をやりたい時は、まず市場から丸々一本(5万〜10万円位)のマグロを仕入れ、問屋のスタッフに店に来てもらい、それを店内で捌くことになる。(人件費別途の時もある)

 


👤さてここで私は改めて考えてみた

「マグロ解体ショー」って保健所的には「合法 」or 「違法」?

あんなに危険な大包丁をお客さんの眼の前で使い、まな板のそばには水道もない…。これって法律的に大丈夫なの?保健所の許可はいらないの?昔からやってるからという理由で、長年の続けていたこのイベント…

☝️その答えは…

①条件を守れば合法。保健所の営業許可も不要な場合が多い。

②ただし“販売”や“提供”の仕方によっては、注意が必要。


つまり“何でもアリ“ではないようだ。

✅マグロ解体ショーは、基本的に『パフォーマンス』扱い。見せるだけなら、飲食営業の許可は必要なく、大道芸人と同じ扱いとなる。

✅解体したマグロを「その場でパック詰めして販売」するのはOK(店内営業許可の範囲内で)


でも「その場で試食を提供」したり、「屋外イベントとして販売」したりする場合は、保健所の届出や臨時営業許可が必要になることもある。
(絶対に試食販売するよね…)

 



おまけに保健所によって判断基準が異なることがあり、都市部ではスムーズでも、地方では「どこの誰が捌いたマグロだ?」と突っ込まれるケースもある。

ゆえに事前に保健所に相談することが鉄則だが、(私を含め)どれだけの店舗が事前に保健所に申請していることか…?

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昔から「マグロ解体ショー」は週末か祝日の特売日のイベントと相場は決まっている。

決して保健所の職員が査察にやってきて「事前に届出はしたのか?」などと怒られないように、保健所が休みの日を選んでやっている訳ではない!

とも言えない(^^;)

 

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先日挙げた記事
【ロピア、取引先に陳列作業を無償で強要か?】

 

 

 

を通じて、WEBマガジン『スーパーマーケットファン』から取材を受けました。
その記事が公開されましたので、みなさまにご紹介させていただきます。

ぜひご覧になってくださいm(_ _)m

✅ 『スーパーマーケットファン』記事


【ロピア】公取委立ち入り調査の波紋―スーパー業界では「当たり前のこと」なのに、なぜ対象に?
 

 

 



👤「商品券」「食事を提供」「大入り袋」「棚料(スペース料)」…

まさにこのような発言は“現役経営者”が胸を張って言えることではありません。

☝今後、公取委からどのような処分が出るか非常に関心があります。

①今後、無償の人的応援がなくなれば、ロピアの出店ペースは鈍化せざるを得ないのでは?

・開店の際の商品陳列は最低でも30人程度の納入業者の応援が必要

・開店大売り出しにも、毎日のべ20~30人の応援が一週間程度必要

→今後は(当然だが)すべて自社スタッフで賄わなければならない。

②「悪質」と判断された場合、手伝いを強要された納入業者に人件費の支払い命令が出る可能性が…。

・2022年から現在まで50店舗程度の開店や改装時なので、計算すれば「人件費」はおのずと出てくるはず。
→莫大な金額になり、金銭的に大きなダメージとなる。また企業イメージの棄損も大きく「上場」への道は険しくなるかも…


業界の悪しき習慣だったかもしれませんが、ロピアに限らずしっかり是正して、取引業者や消費者の信頼を得て欲しいと願います。

#ロピアは謝罪し再発防止を約束しました
#昭和の商習慣
#なぜ今ロピアに

 

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店舗経営を支援するための専門的ビジネスメディア『ピープルビジネスオンライン』

 

小売業や飲食業・サービス業を成功に導くための具体的な事例やツールが提供されているビジネスメディアです。私も主宰者様からご縁をいただき、不定期ですが記事を寄稿しています。

 

最新の記事は、『食品偽装はなぜ繰り返される?賞味期限や消費期限改ざんの実態、誘惑と背景|誤った再加工と偽装の認識』と題して、忘れた頃に必ず話題になる、そしてこれだけ騒ぎになっても決してなくなることがない“賞味期限の改ざん”や“食品添加物の記載漏れ”について書きました。

 

「ピンチはチャンス」でもあり、この様な不祥事をきっかけに、それ以後お客様から信頼を獲得する企業も少なくありません。問題の根絶はできなくても、撲滅への強い意志と、万が一発生してしまった時の対応で、企業の成長が加速することがあります。

 

意外に消費者は「問題の発生」より、その対処の仕方(迅速で隠さない告知とお詫び・原因究明・再発防止)を見て、その評価をするものです。それは企業の不祥事ばかりではありませんよね。

 

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現在、全国に出店を加速している人気のディスカウントスーパー『ロピア』 

このロピアが新規開店の店舗応援や、商品の陳列作業などを無償で取引先に強制していた疑いで“公正取引委員会″の立ち入り調査が入ったとのニュース。

☝️事前の協議もなく、半強制的に社員の派遣を要請し、取引会社以外の商品の陳列もやらせていたということだ。

これは『優位的地位の濫用』に当たり、「仕入れてるんだから手伝うのが当たり前だろ!(他のメーカーもやってるよ?)」という、“よくある″業界の古くからの習慣であった。

しかし以前、家電業界から「これはおかしい!」「人手不足を取引先にカバーさせるのは理不尽」などの声が上がり、小売業界では“一斉に″取引業者への手伝いは止めろ、さもないと「公取」が来るぞ!とみんなでやめた歴史がある。

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👤ん〜、ロピアさん、まだそんなことやってたのか?
「急成長の陰で取引先に負担をかけ、低価格の理由はこれか?」など、がっかりしたファンのコメントも多い。

昭和から平成の終わり頃まで、このような取引先が陳列作業や販売の手伝いをすることは、当たり前のように存在していた。

逆に取引先の方から「開店特売で忙しいでしょうから、ウチの若い社員を使ってください!」などと申し出があり、「タダ働き」も申し訳ないから『大入り袋』などに五千円くらいのお礼を入れて渡すようなやり取りもあった。

そんな時は「優位的地位の濫用」とか「タダで人を使える」「店から強制された!」などの“負の感情″は全くなく、皆が“チーム“としてその店の誕生に立ち会った記憶がある。

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☝️しかし今はこれも御法度(違法)となる。

もちろん今でも同様の「手伝いに来てね!来てくれるよね?」のやり取りはある。しかし「公取」が調査に来ることはまずない。

おそらく今回の立ち入り調査の発端は、陳列作業や開店の無償奉仕を強要された側のメーカーor 問屋、またはロピアのことをよく思わない?ライバル会社からの「内部告発(チクリ)」と推察する。

しかしどうあれ、「公取」が動くからには確固たる“証拠″や“裏付け″があるということだ。公取はそんなに簡単には動いてはくれない(経験上w)

そして相手がそれだけ理不尽さ(圧)を感じた証であり、「取引停止」などのリスクを差し引いても世に出したかった背景を感じる。

☝️あまりに急激な企業の成長には、このような出来事がつきまとう。ロピアがヨーカドーや西友に代わり持続的に成長するためには、まず「内部統制と取引先との健全な関係の再構築」が急務だと考える。(偉そうにすいませんm(_ _)m)

 

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大阪万博よりはるかに盛り上がっている“我が故郷山梨“にできた「コストコ南アルプス倉庫店」。開店から早くも2ヶ月が経過したが、その繁盛ぶりは止まるところを知らない。

さすがに平日の午後などは駐車場の混雑も落ち着き、店内でゆっくり買い物ができるようになってきた(と聞いた)。

元スーパーの社長の経験から言えば、混雑がなくなりゆったり買い物ができるようになると、客の滞留時間が増え、買い上げ点数と客単価が上がり、商売的にはメリットが大きいのだ。ここから新店舗の『安定成長期』に入る。

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☝️「コストコ開店2ヶ月」として地元テレビ局が現状を伝えていた。

①元々果樹地帯である現地の「農産物直売所」は、県外から来たコストコのお客さんがついでに寄ってくれるから“少しは″売り上げが増えた。

 



①最寄りの高速道路インターの1日の利用台数は、去年の2,900台から3,900台に増加(約3割アップ)

 



③近隣のガソリンスタンドは、「コストコガソリンスタンド」の影響で、売り上げが1割程度減っている。(取材日のコストコではリッター149円!)

 



ニュースの内容はこの程度である。

①の「農産物直売所」はコストコがなくても毎年時期の“さくらんぼ″を求めて、多くの観光客は来ているし、

②高速インターは、“行き帰り“の利用で(コストコの客が)1日500人くらい来ているということ。

③のガソリンスタンドは、既にコストコ開店前に3店舗が“事前に″廃業した上に、残ったスタンドの売り上げが減っているということ。(実質もっとやられてる)

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👤しかし、私(そして商業関係者)が一番知りたいのは、コストコの出店による地域商店や他のショッピングモール・ローカルスーパーへの影響である。

このニュースはこれに一切触れることはなかった。

関係者に聞けば、(本人たちは絶対に口外しないが)、近隣のスーパーマーケットや少し離れた大型ショッピングモールでも、大幅な「売り上げ減少」の影響が出ているという。

事実、私が別のスーパーに買い物に行っても、コストコ開店以前の状況とは“明らかに″来店客が減っている。

☝️それは私の(長年の)肌感だけではなく、
・駐車場の車の台数

・値引き商品の多さ

・従業員(社員)の覇気の無さ

・これまでとは違う(激安の)チラシの折り込み


などから見ても明らかである。

☝️さて『コストコ開店3ヶ月』では、このことについて触れることがあるのだろうか…?

みんなが大歓迎(したはず)のコストコの影響で、地域経済に影響が及ぶ(閉店や廃業)ことをメディアは報道できるのか?

あれだけ「特別番組」や「現場から中継」で視聴率の“養分“にしたあとで。

 

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(立場が変われば意見も変わるというお話)

「ヤフコメ」などでよく見かけるフレーズ、「現場を知らない連中が文句を言うな。現場では◯◯だから、そんなことはできない!」

商売人の家に生まれ、半世紀以上この業界にいる私でさえ、「この筆者は現場を知らない」とコメントで批判されることがある。それも私の子供ほどの年齢の人から(笑)。

☝️ 現場を知っているだけでは不十分!

最近の「お米事情」でメディアに出る人は、みな業界の専門家だ。一方、テレビやネットで彼らの発言や意見を聞く私たちは、まさに「素人」に他ならない。

👤 「素人は口を挟むな!」

彼らは(顔にはそう書いてあるが)実際にはそう言わなくても、「そういうものだ」と押し付けがましく畳み掛けてくる。

意見が異なる者同士が討論しても、結論が出ることはまずない。双方がヒートアップし、MCもお手上げ状態。だが、視聴率を狙うプロデューサーはほくそ笑む。

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☝️ ほとんどの人は「現場」なんか知らない

世の中の多くの人は「現場」など知らなくて当然だ。その「真っ白な頭」に、「現場を知っている」と自負する人から情報をインプットされ、「そうだそうだ」と自分の意見を形成していく。(これがメディアの洗脳なのだろうか?)

・JAが落札(買い占め)した米を市場に出さないから、値段が下がらない。

・米が足りないなら、外国から輸入すればいい!

・輸入すれば国内の農家が困る。そもそも消費が減っているのだから。

・コメ大臣のバックにはZがついているから、強気でいられるのだ。

・今後は消費者が米を選ぶ時代になる。値段は以前のようには戻らない。


さまざまな意見が出ているが、現時点で正解はない。これだけ「現場を知る」専門家が解説しているにも関わらずだ。

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☝️ “ある意味″現場なんか知らなくてもいい。

「知ったかぶり」する方がよほどみっともない。専門家が言う「現場」とは、田んぼや農協など、彼らが属する特定の“場面“にすぎない。

「米問屋が儲けすぎだ!」と言われれば、必死に否定して火の粉を払うのは自然な反応だ。誰だって自分の立場に肩入れして守ろうとする。

私も長年スーパーを経営してきたが、商品一つひとつの詳細など、実はほとんど知らない。それでもいいのだ。あなたも自分の思うままに物事を捉えていい。私もそうしている。

 

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「エイチ・アイ・エス」創設者であり、「ハウステンボス」の再生でも知られる澤田秀雄氏が主宰する、若手起業家のための私塾『澤田経営道場』(西新宿)。今年も11期生の皆さんに向けて講義(90分×2コマ)を担当させていただきました。

 



次代の経営者に、良いことばかりではなく、きちんと『失敗』についても学ばせたい!とのことで、6年連続の登壇となりました。

卒業生の進路は、自分の夢の実現(起業)、社会貢献事業への進出、政治の道、など様々であり、この2年間(座学+現場での職業体験)を経て独り立ちしていきます。授業料ばかりではなく生活費の補助も得られる2年間、まさに「研鑽」の日々が続きます。

失敗経験が、若い皆さんの参考になることは、まさに私の喜びであり、その経験に価値をもたらしてくれることを実感できるものです。

他にいくらでも適任の講師がいるでしょうに、毎年声をかけていただき感謝しています。その都度私も、自分のこの一年を「錆びついてないか?勘違いして楽をしてないか?」と振り返る機会にしています。

(私のような失敗を恐れず)皆さんのご活躍を心よりお祈りしています。

※ ちなみに、お土産はいつも「信玄餅」を持参します(^_−)−☆

 

 

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スーパーマーケットの話題に特化したWEBマガジン『スーパーマーケットファン』 

 最新記事がアップされました!

☝️今回のテーマは【魚がおいしいスーパーの見分け方】と題して、魚に力を入れているスーパーの特徴を“魚屋のせがれ″の私が解説しました。

👤最近魚が高いわねぇ(^^;

👤スーパーて日によって刺身のレベルが変わるのなぜ?

👤本当にスーパーのバックヤードで魚をさばいてる?


みんな大好きスーパーの「鮮魚コーナー」が今、ピンチにさらされています。
☝️さて、その理由は…?

 



おかげさまで過去記事の人気も高く、時間が経った今でもたくさんのPVをいただいています。

これもすべて皆さまのおかげです。心より感謝しておりますm(_ _)m

 

 

👤これからも毎月第2・第4金曜日に、現役の社長ではちょっと言いづらい「スーパーの裏側」を紹介していきます。ぜひご覧ください!

 

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