ピンは抜くべきか、NO! | パット上達ブログ

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「プロはいまだにピンを抜いてパットしているのはどうして?」という記事を見かけました。

e!Golfの記事ですがYahoo!にも転載されています。

 

ピンを抜いたほうが不確定要素を排除できるというのは、確かにその通りですね。

 風の強いときには、フラッグのはためく音もノイズになりますから、プロにとっては邪魔になる場合もあります。

 

ここで申し上げたいのは、ごく稀な例外(*1)を除いて、ピンがあったほうがカップインの確立が高いということです。

 ピンに当たって跳ねられるから、無い方が有利と言うのは間違っています。

 なぜなら、ピンに当たった場合、ボールは必ず減速されます。それはピンの素材というものは反発係数は絶対に1未満だからです。反発係数が1というピンの素材はこの世に存在しません。どんなに硬いものでも1未満。くどいですが極めて1に近いものでも1未満です。

 ピンに当たったからカップインしなかったというのは誤解で、その場合はもともとタッチが強すぎたもので、ピンがなかったとしても入ってはいません。

 

ですから、一般にはピンを挿したままの方が理論上カップインの確率は高いということになります。

 

プロや高齢者の方で抜くのに拘るのは、慣れによってないと違和感があったり、ピンの影が自分のライン方向にあったりして違和感が出てそれを除くためではないでしょうか。

 

ルールの変わった直後の「ピンを指したままの方が有利」という古い記事でも触れてあります。ご参照ください。

 

プレー促進にも役立つピン挿しパットです!

 

*1:強風などでピンが傾いていて、入り口が狭くなっている側からボールがピンに当たって跳ねられた場合。これは反発係数が1より小さいと言ってもカップに落ち切らないだけの横向きの力が働いてカップインしないということになります。

 

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