先日、ネットでこんなご意見を読みました。
内容はこんな感じ。
「承認するって
承認する側・される側が生まれますよね。
承認する側って
『してあげている』感が
上から目線。
だから承認って嫌い。」
っていう内容。
このご意見を読んだ時私は
なーるーほーどーねー!
承認の一部だけを見ると
確かにそう思うわ。
と思ったんです。
承認するって
「褒める」に近い言い方だと
する側・される側になるので
上から目線になりがち。
特に「ありのままを認める」
という承認の表現方法は
学校で習っていないし
親からも教わっていないから
あまり意識してないんですよね。
だから、
承認の概念を知ると
「よくわからないけれど…
褒めればいいのかな?」
と思いながら、
承認する方もいるんです。
人は
やったことがないことや
知らないことは
自分が過去に経験したことがある中で
「こういうことかな?」
と当てはめてやってみるしか
できない。
だから
間違えではないんです。
ただ、
承認の効果から考えるなら
この方が仰っている「承認」は
「承認」ではありません。
なぜなら
承認って
相手が安心するためのもの。
つまり
「承認って嫌い」って
思われてしまっている時点で
この方は安心できていないんだから
承認の目的から
遠ざかっているんです。
この方が
どんな承認を受けられたのかは
わかりませんが
「嫌い」と思われている時点で
心閉ざしているじゃん。
この方にとって
嫌なものになっているじゃん。
じゃあ、それは
承認じゃないじゃん!
ってことなのです。
コーチングで承認のスキルは扱います。
私もお伝えしています。
でもね
スキルで相手を動かそうとするから
こういう「なんちゃって承認」
が起きるんです。
なんちゃって承認で
人の心が安心するわけないのです。
ホッとなんてできないんです。
嫌われるような承認なら
承認しない方がましなのです。
そうは言っても
承認も練習しないと
上手くならないのも事実。
だから
精一杯相手のことを思い
承認するのが大事で
それでも上手く伝わらなかったら
「上手く伝えられなくてごめんなさい」
と謝る勇気を持ちながら
練習していくのをおススメしま~す。
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