小学校高学年の女の子から
ご質問を頂きました！
内容はこちら！
「『承認欲求で行動するのはダメ』
と言われるけど
みんなに認められたくて
良い行動するのはダメ？」
ご質問
ありがとうございます！！
私の答えは…
みんなに認められたくて
良い行動するのはOKだよ！
ただし
自分がそれに振り回されないくらい
適度にね。
人は誰でも
「認めてもらいたい！」
「役に立ちたい！」
「褒められたい！」
「スゴイって思われたい！」
などの欲求があります。
で、ご質問にあるように
承認欲求で行動するのは
なぜダメだと言われるか
それは
承認されることが
目的になり過ぎると
本来の目的を
見失ってしまうことがあるから
なんです。
すっごく小さな例えですが
もし
部屋にゴミが落ちているのを見つけたら
承認欲求が強い人は
ゴミを拾ってゴミ箱へ捨てたことを
きっと家族や友達など
誰かにアピールするでしょう。
「見て！私がゴミ捨てたのよ！
わ・た・し・が！！
捨てたの～♪」
そんな時
もしかしたら
「え？気付いてくれたの？
ありがとう！」
「イイ子だね！」
と言ってもらえないと
その人の承認欲求は
満足しないかも知れません。
で、それだけなら
特に問題はないんです。
「やった！
ちゃんと自分のことを認めてもらえた！」
と満足できて
「またゴミが落ちていたら拾おう♪」
と思えるから。
承認欲求があったことで
良い行動が出来て
良い結果になりました。
ただ
承認欲求に限らずなのですが
欲求というものは
面倒なところがありましてね
それは
もっと欲しくなる
ってところなんです。
なぜなら
欲求は刺激だから。
刺激は同じだと
慣れていってしまって
感じなくなってきてしまうんですよ。
つまり
承認欲求で動いていた場合
もっと褒めてもらったり
もっと認めてもらわないと
満足できない！
それがもらえないなら
動きたくない！
って思う可能性があるんです。
そうすると
目的がすり替わりがち。
自分がゴミを捨てることは、
自分が良いと思ったからやった
↓
自分がゴミを捨てることで
誰かが良いと思ってくれるからやった
この違いが出てきます。
もし承認欲求で動いた場合
だんだん
誰かが認めてくれないと
やらなくなっていくんです。
もしくは
もっと認めてもらえるような
スゴイことをやらなくちゃ！
と必死になるでしょう。
承認欲求で動くのはダメ！
と言われているのは
こういう健全な理由ではなくなるから
なんだよな
と私は思っています。
だから
承認欲求のご利用は
適度にね♪
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