最近ね
「相手にこうして欲しいんですけど
何て言ったらいいでしょう?」
とか
「こういう時は相手にどうやって
関わったらいいでしょう?」
というご質問を頂くんです。
そんな時
私はご自身の大事にしたいことを知るために
「本当は何て言いたいと
思っているんですか?」
とか
「本当はどう関わりたいと
思っているんですか?」
って聴いています。
そうすると
みなさんの思いが出てくるんですよ。
例えば
「ゲームばかりする子に
何て言ったらいいですか?」
とご質問頂いた場合
「ゲームばかりしている子、
本当はどうなって欲しいんですか?」
と聴くと
「勉強をして欲しい」
「やるな、とは言わないけど
1日1時間にして欲しい」
「志望校決めて欲しい」
などの思いが出てきます。
でね
ここからが
大事なところ!
「それをなぜやって欲しいと
思っているのか。」
「それをやってくれないと
どんなことになりそうで
困っている・不安になっているのか。」
を確認するんです。
すると
「勉強しないと
成績が悪くなって行きたい学校へ
行かれなくなるかも…と心配」
「あまりゲームをやり過ぎると
他のことに興味を持たなくなるのが困る」
「志望校をゆとりがあるうちに決めないと
焦って決めると後悔するのでは、と不安」
などの
その奥の理由が出てきます。
それを伝えたらいいんです!
これね
多くの場合
「ゲームは目が悪くなるからダメ!」
「ゲームばかりやると勉強しないからダメ!」
「ゲームやっていないで、志望校決めて!」
と伝えがち。
でもこれだと
指示命令強制で伝えているから
こちらの意図が伝わりにくいんですよね~。
そこで
上のように
「勉強しないと
成績が悪くなって行きたい学校へ
行かれなくなるかも…と(私が)心配」
「あまりゲームをやり過ぎると
他のことに興味を持たなくなるのが(私が)困る」
「志望校をゆとりがあるうちに決めないと
焦って決めると後悔するのでは、と(私が)不安」
と私がどう思っているか
を伝えると、一般論で伝えるよりも
個人の意見として思いが伝わりやすいので
相手も自分の意見として
返事をしやすくなるのでおススメ!
「何て言ったらいいかな…」
「どう言ったら伝わるかな…」
そういう時は
自分がそれを言いたいと思った理由を
自分が思っていることとして伝えたら
きっと相手も聴いてくれますよ~。
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