「何度も言っているのに

『わかっているよ!』って言いながら

全然やらない…」

 

 

「『後でやるよ!』と言いながら、

やらないままなんですけど!」

一体どうやったら、

自分でやろうと思うの?!

 

と思う時、ありません??

 

 

 

 

私は、

 

 

本人が自分から動こうと思う時は

2つあると思っているんですよね。

 

 

 

それは

 

①本人が不安や

恐怖を感じた時

 

②本人が納得した時


まず①の説明からしていきますよ~。

 

 

 

人は不安や恐怖を感じると、 

それから逃れようと思います。

 

 

 

例えば、

怖い人がいれば避けるし、

落とし物をして不安になったら、

見つけようとしますよね。

 

 

我が家でもこんなことがありました。

 

右矢印カギがない! 焦りと不安で怖くなった事件

 

人は無意識では安心安全でいたいと思っているので、変化を嫌うんです。

 

 

 

だから

 

☑ このままだと、今まで通りにはいかなくなる

☑ こうなったら困る

☑ この人に逆らうと怖い

☑ 新しい対応をしなくてはならなくなる

 

など不安や恐怖から動くことができます。

 

 

ただし

 

 

人は不安や恐怖に慣れていく生き物なので、

これを動くための材料にすると

 

 

もっと大きな不安や恐怖が来ないと

動かなくなる時が来ます。

 

 

 

 

 

ほら、

子どもが幼稚園児なら

公園からなかなか帰りたがらない時

「置いていくよ~!」

と言って帰ろうととすると

「待って~!」と走って来るかも知れません。

 

でも、

中学生がお店からなかなか帰らない時に

「置いていくよ~」

と言って帰ろうとしても

「は?先に帰れば?」

と言われるでしょう。

 

 

つまり、

中学生にとっては

近所で置いて行かれることに

恐怖や不安はありません。


 

中学生が置いて行かれて

不安や恐怖が出るのは


海外などの見知らぬ土地に

一人で置いて行かれたら、

かも知れませんよね。

 

 

こんな風に

不安や恐怖から人を動かそうとすると、

もっと大きい不安や恐怖が必要になって

限界があるんです。

 

 

なので、恐怖や不安を与える方も

もっともっと大きい不安や恐怖を!

と考え続けなくてはなりません。
 

 

 

 

では次に②の説明ですよ~。

 

 

人は「わかった」「納得した」と感じて

安心していたいと思います。

 

 

例えば

 

 

買い物をしようと調べたり口コミを見た時

初めは「ふ~ん」とあまり興味がないものでも

見ているうちに欲しくなったり、

つい買ったことってありません??

 

 

あれは調べているうちに

自分の納得感が得られたからなんですよね。

 

 

だから

 

☑ そうか!とわかる

☑  確かに!と納得する

☑ 大丈夫!と安心する

 

などがあると動くことができます。

 

 

ただし、これは

 

「相手が

そう感じているか」

 

が全てです。

 

 

 

 

なので、

こちらが良かれと思って言っていても

相手が「そうか!確かに!大丈夫!」

と思わなければ、動きません。

 

 

 

 

我が家でも

思春期長女とこんなことがありました。

 

 


スマホの充電をリビングでするように

約束しているのですが

 

 

長女はいつも部屋でスマホを持ったまま

寝落ちしてしまって

 

 

リビングで充電しないまま朝を迎えることが

よくあるんです。

 

 

 

「充電器に差すだけのことがなぜ守れないの?」

「約束を守らないなら、スマホ取り上げるよ!」

「充電させないよ!」

 

 

①のアプローチをしても全然効き目なし!

 

 

その場では「わかった」と言うけれど、

やっぱり毎晩スマホを持ったまま

寝落ちしている長女を起こして

 

「ちゃんとリビングで充電してから寝なさいよ!」

 

と言っていました。

 

 

 

でもね、ある日それが治ったんですよ!!

 

 

 

 

 

「最近、スマホの充電してから寝ているじゃん!

どうしてできるようになったの?」

 

と聞いたら、こんなことを言っていました。

 

 

 

 

中学校でいろいろな話を友達としている時に

ふと長女が

 

 

「あれ?みんなもっと違うことを守れないと

悩んでいるのに

 

自分はなんであんな簡単な約束も

守れないんだろう…。」
 

と思ったらしんですよね。

 

 

そしたら急に

 

「スマホを充電器に差してから寝るっていう

簡単な事も守れない自分は恥ずかしい!!」

 

と自分が思えたらしいんですよ。

 

 

 

私としては

「だから、充電してから寝てって

ずっと言ってたじゃん!」

と言いたいところなのですが

 

 

 

ポイントはね

「本人が腑に落ちなければ

行動は変わらない」

というところだと思うんですよ。

 

 

つまり

正しいことを言ったら動くのではなくて

熱心に言ったから動くのはなくて

本人が納得するから動くんですよね。

 

 

 

なので、

 

相手の「わかった・納得・安心感」

はなんだろう??

と考えてアプローチすることが

大事だと思うんです。

 

 

でもね、

相手がいつ「わかった・納得・安心感」が

得られるか、は

 

こちらがコントロールできるものでは

ありませんよね。

 

 

だから、腑に落ちるタイミングも待ちながら

アプローチをし続けることが

大事だと思っています~。

 

 

 

 

タイミングを見ながら

アプローチし続けるってどうやるの??

 

 

 

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お子さんが、今どの段階で何が必要か

一緒に考えていきますよ~!

 

 

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