子どもが言っても言うことを聞かずに失敗した時
╰(◣﹏◢)╯ムムム…!!
もう!だから言ったじゃないの!
ほら見なさい!
言う事を聞かないからこうなったんでしょ!!
もう勝手にしなさい!
って言いたくなることありません??
そんな時は
成功した体験を積む
チャンスですよ~!!
成功した体験とは、
「できた!」「成功した!」と思える経験のこと。
これって
一回で上手くいったとか、何度か失敗してクリアできたとか、
状況はあまり関係なくて
ポイントは、
本人が
「出来た」と思えているかどうか
が全てなんですよね~。
例えば、
いつもテストで100点取っていて、
周りが「すごいね!」といくら言っても
本人が「当たり前」とか
「もっといい点数取らなくちゃ」と思っていた場合
周りから見たら
大成功なんだけど
本人が成功した!と思えていないので
成功体験として記憶されません。
ということは、
本人が「自分は出来た!やれた!成功した!」
と思えるようなサポートができたらいいよね。
と思っているんです。
そのサポートはどんなことかと言うと、
例えば、
☑ 本人の失敗だと思ったことを挙げてもらう
☑ 本人が成功だと思えることを確認する
☑ その失敗を次に活かすために一緒に考える
☑ 失敗に対する責任の役割分担をする
☑ 新しい方法を一緒にやってみる
☑ 本人が成功した!と思えるまで付き合う
など
本人目線であることが大事。
これは一見、手間も時間もかかりますが、
こうやって1つ1つ積み上げることが
自己肯定感にも繋がると私は思っています。
だって
「失敗を失敗のままの記憶」
が多いよりは、
「失敗したけれど、クリアできた記憶」
が多い方が
「自分はやれる!」と
自分の力を信じられますよね?
誰かに「できるよ!」と言われなくても
自分で自分の力を信じるスキルは、
どれを選んだらいいか迷った時、
最終的に決めるのに役立つと思うんです。
ただし、
こちらが相手の失敗を怒って責めたくなっている時は
☑ 「もう!いいからどきなさい!やるのはこっちなのよ!」
と自分が全てフォローする
☑ 「言うこと聞かないのが悪い!自分でやりなさい!」
と相手にフォローを丸投げする
っていう対応になりがちなんですよね。
なぜなら
私の言うことを聴かなかったからこうなった!
言うことを聴いていれば、防げたハズなのに!
という悲しい思いがあるからです。
本当は
子どもに笑顔でいて欲しい
悲しい顔をしないで欲しい
傷つかないで欲しい
なのに
そういうサポートが出来ない自分に
悔しいし、腹立つし、情けないし…
そういう思いがあるから。
「こういうサポートがいいのはわかっているけれど、
自分に出来る気がしない…」
って感じることもあると思います。
でも、もし
この失敗は成功体験を積むためのスタートで
子どもが成功体験にするまでの過程を
一緒に経験しているとしたら
子どもは「出来た!」を経験できるし、
大人は「サポート出来た!」を経験できて
お互いにとってメリットがあると思うので
おススメですよ~。
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