先日、長女とケンカしました。
きっかけは、私が仕事をして集中したいのにも関わらず
一方的に長女が話し続けていたから。
なんだかんだと話す長女に始めは「うんうん」と聴いていられたけれど
一向に終わる気配もない上に、さほど重要性も感じない話だったので ←コラコラ
急ぎの仕事をやりたくなったのです。
「ごめん、仕事していいかな?」
と言ったら
「うん!いいよ!」と言って、また話し続けます…。
あ~まだ話したいのかな~
そう思い、ふんふんと聴き(流し)ながら仕事をしていたのですが、
やっぱり集中して仕事ができない…。
私は思うように仕事がはかどらないことに、イラっとして
「あのさ、悪いけれど、仕事に集中したいから、
お話後にしてもらってもいい?」
と言ったのですが
「うん!いいよ!」と言って黙ったのはたったの10秒。
「あ、そうだ!お母さん、あのさ~
今度の調理実習で必要なものがあるんだけど…」
と話し始めたので、私はとうとうキレたのです!!
「あのさ!
今私、仕事に集中したいから
黙っていて欲しいって言ったよね?!
なんで、わかってくれないの?!」
それを聴いた長女は
「はあ?!わかったよ!ごめんね!!!」
と言ってプイ!と向こうへ行ってしまいました。
その時の私の頭の中は
「あ~あ、またケンカになっちゃった…」
という悲しさと
「この状況、見てわかんないわけ?こんなに忙しいのに!!」
「うん!って言ったのに、なんで話かけるの?!全然わかってないじゃん!!」
と怒りの感情が出てきたのですが、
「ちょっと待てよ??」とここで自分の行動を振り返ってみたのです。
私は長女にリクエストはしているけれど、本音は伝えていない。
つまり
私が「何に」対して
「どういう感じ方をしたか」
を一言も伝えていない ということ。←ハイ!ここテストにでますよ~!
「ごめん、仕事していいかな」 ←これはリクエスト
「あのさ、悪いけれど、仕事に集中したいから、
お話後にしてもらってもいい?」 ←これもリクエスト
では、私が一体
何に対して、どういう捉え方をして、どのような感情になったか
と言うと
「私のリクエスト
(仕事をしたい、黙っていてほしい、
話を後にしてほしい)
に応えてくれない行動をされると
私が大事だと思っていることを
長女は大事にしてくれないんだ、
と感じて悲しくなりました!」
ということ。これが本音。
そうか、それを全然伝えていなかった!
と思い伝えてみたのです。
言ってみよう!!
「あのさ、お母さん今は話さないでって
お願いしているのに、聴いてもらえないから
お母さんの大事を大事にしてもらえなかったみたいで
悲しくなったんだよね。」
「ふうん…そうなんだ。」
え?それで終わり??(;゚Д゚)
と思ったので、もう一声聴いてみました。
「お母さんのこと大事?」
「え?私はお母さんの大事が大事だから、言ったんだよ」
「へ?どういうこと?」
「前にさ、調理実習がある時は
『急に言われても材料揃えられなくて困るから、前もって言って』
って言ってたでしょ?
確かに言うタイミングは悪かったかも知れないけれど、
お母さんの大事を大事にしたかったからだよ」
そう言われて、ハッとしたのです!
今の私の大事は
「仕事をしたいから黙っていてほしい」
だったから
そこに焦点が当たっていたけれど
長女は長女なりに
私の大事を大事にしてくれようとしていたんだ!
私の大事は一つじゃないのにね。
あ~本音を言わなかったら、長女の思いもわからなかったな~。
そう思った出来事でした。