「相手に上手く話しが伝わらないんです…。
どうしたら説明が上手くなって
相手に伝わるようになるかな…。」
そんな方はいませんか～？
最近、立て続けに
このご質問を頂くので
答えてみました。
今回のご質問は
「自分の話したいことを
相手に伝える」
という前提でお話しますね。
「相手の話していることを
自分が理解しているよ、と
相手に伝えること」
とはまた別なので、
それはまた今度。
さてさて
自分の話たいことを相手に伝えるには
目的や結論を先に言う。
なんだと思うんです。
まず、
言いたいことが上手く伝わらない
と思っている方で多く聞かれるのは
☑ 話しているうちに、自分が何を言っているのかわからなくなる
☑ 話がどんどん飛んでしまって、どうまとめていいのかわからなくなる
☑ 相手に「それってどういうこと？」と途中で聞かれると、それに答えてようとたくさん話して結論がわからなくなる
☑ 相手に想定外なことを突っ込まれて、答えられなくなる
などがあるんですよね。
このタイプで多いのが
感覚的や視覚的に話していること。
頭の中に思い描いた画像を
感覚の強い順番に言葉にしているので
一見まとまりがなく、
情報量が多いんです。
例えば
「今日の夕飯
なんでハンバーグだと思う？
実はね、スーパーの特売で
安かったから。」
という内容を話そうと思っているとします。
でも、頭の中は
「今日の夕飯なんでハンバーグだと思う？」
（スーパーの特売コーナーの様子が
映像として頭の中で浮かんでいる）
（その時、特売コーナーにたまたま同級生Aちゃんがいて、
立ち話をしたことを思い出す）
「あ！そうそう！久しぶりにAちゃんに会ったの！
今、こっちで働いているんだって！」
（Aちゃんと話しているうちに
『今日の夕飯何する？』という話になり、
『特売のハンバーグにしようかな～』と
Aちゃんが言ったことをきっかけに
『うちもそうしよう』と思って
ハンバーグを買った。
だから今日の夕飯はハンバーグなんだ。）
↑
自己完結している
（レジでハンバーグを買っているところを
映像として思い出す。
その時、財布にポイントカードが
なかったことを思い出す。）
「あ！そうだ！
ポイントカード返してもらってないよね？
この間、買い物行くって言った時に渡したでしょ？
返してね。」
・・・とこんな風に
場面があちこち移動して
話が飛ぶんです。
話している方は
映像としての繋がりもあるし
一連の流れの中の話なので
飛んでいる感覚はないんですが
聴いている方は
「？？？」
となることもあります。
特に
文章で理解したいタイプは
「いつどこで誰が何をした」
で会話が完了するので
この話し方だと
「夕飯のハンバーグと
Aちゃんはどういう関係？？
え？！更にポイントカードは
どう繋がっているの？！」
と混乱をします。
そこで、
自分が話したいことの
目的や結論を先に話すといいんです。
「今日の夕飯なんでハンバーグだと思う？
実はね、スーパーの特売で安かったからなんだよね。」
「そのスーパーで、Aちゃんに会ったんだよね。
今、こっちで働いているんだって！」
「困ったことがあってさ、
レジで支払おうと思ったら
ポイントカードがなかったんだ。
返してもらっていい？」
と、
こんな風に分けて話すことができますよね。
質問には、答えが先。理由は後。
話したいことは、先に目的と結論。
１つの話題に１つの結論。
これを意識すると
自分が話す前に頭の中で
話をまとめることができるようになるので、
一石二鳥でおススメ。
一度に話したいことを欲張らず、
１つ1つの文章を完了させるように話していくと
相手に伝わる確率もアップしますよ～。
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