今日は、本音って何?がわかる様子をお届けします。
日頃の長女の態度から、次女が猛抗議!!
さて、次女の本音はどこにあるでしょうか。
長女は思春期に入り、家族との会話も少なくなってきました。
スマホ片手に部屋に籠りがちなので、
「お姉ちゃんは最近、一緒に遊んでくれない!』
と次女が怒って訴えています。
次 「お姉ちゃんはさあ!
最近、一緒にスマホでYouTube見よう!って言っても全然見せてくれないじゃん!
言うと『はあ…(ため息)わかったよ!どれ見るの?!』って怒りながら言うしさあ!
お母さんたちがいるところでは『いいよ♪一緒に見る?』とか優しい声で言うけどさあ!
二人の時は全然そうじゃないじゃん!!」
長 「あ、はい…(次女の勢いに、ちょと反省)」
次 「『部屋ノックしてよ』って言うからノックしても『聞こえなかった』って怒るしさあ!
『時間決めて来て』って言うから時間決めて行っても、『やだ』とか言うしさあ!
どうしろって言うのよ!!」
長 「そうだね…。それはごめん。
でもさ、言わせてもらうけど、YouTubeを何時から何回見たら満足するの?
それがわからないとスマホも貸せないよ。
勉強もあるし、私だって使いたいんだから。」
次 「…。」
長 「何時に何回見せればいいの?」
私 「それって本当に時間や回数の話なのかな。
スマホは私のもあるのに、
なぜお姉ちゃんのところへ何度も行くんだと思う?
嫌な反応されることもわかっているのに。」
長 「…」
私 「私は、次女は本当はYouTubeが見たいんじゃないんだと思う。
YouTubeは一緒に遊ぶ口実で、本当は一緒にいられたら
YouTubeじゃなくても、何でもいいんじゃないかな。」
次 「…私は…お姉ちゃんと一緒に遊んで笑う時間欲しい…。
前みたいに一緒に笑って楽しい時間が過ごしたい…」
長 「…わかった…」
次女は涙ぐんでいました。
その後、いつどうやって一緒に遊ぶ時間を作るか、
の話し合いになったのですが
さて、この話の中で、次女の本音はどこにあるでしょうか。
本音…本音…
考えました???
私は、
『お姉ちゃんと一緒に遊んで笑う時間が欲しい。』
だと思いました。
もう少し加えるなら
『前みたいにお姉ちゃんと一緒に笑って楽しく過ごす時間がなくて
次女は寂しいと感じている』
ではないでしょうか。
なぜそれが本音だと思ったか。
本音とは「私はこうです」という自己紹介だから。
本音とは、自分が本当に思っていること。
つまり、相手は関係ないのです。
そ、そうなん??
と言うことは、
それまでの話の中で出てきた
●こうして欲しい
●なんでこうするの?
は、
本音から発せられた相手への期待であり、
本音ではありません。
次女が文句を言っている時、
長女は次女の言葉を受け止めていましたが
次女が本音を言うことで、
とうとう長女の本音も伝えるようになります。
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これが嫌だった!こうして欲しかった!は本音じゃない②~本音は本音を呼ぶ~
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