プロパンガス

いっしょうけんめい働いた人が
せめてビールぐらいは安心して
本物を飲める世の中をつくろう


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市場が予想しているツイスト・オペ。

これは、違法だ。

Federal Reserve Act に違反している。

FRBに課せられている3つのゴール(「FRBには雇用の最大化と物価の安定という2つの目標がある」などとインチキエコノミストが言うのは、明らかな間違い)のうち、“moderate long-term interests" を意図的に毀損するものだからだ。
http://amba.to/aArXMn

たとえば、アメリカの10年債の利回りは、2%を若干下回る水準。

長期金利=期待インフレ率+潜在成長率+リスクプレミアム

にあてはめて考えると、リスクプレミアムをゼロだとしても、

期待インフレ率+潜在成長率 ≦ 2%

ということになる。

さらに、期待インフレ率にFRBの非公式のインフレターゲット(8月のコアCPIも同水準)の2%を代入すると、

潜在成長率 ≦ 0

となる。

つまり、今のアメリカの長期金利は、潜在成長率をゼロ以下と見做さなければつじつまが合わないほど、歪められた低水準にあるということ。

その異常に低い長期金利を、人為的にさらに押し下げようというのが、ツイスト・オペ。

そんなもの、“moderate long-term interests" でないのは議論の余地もない。

ツイスト・オペは、明確な違法行為だ。
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二番底どころか、アメリカ経済を丸ごと吹っ飛ばすかもしれない大問題。

早ければ、中間選挙とFOMCのあとで火を噴くかも。

フォークロージャー・ゲート。

わかる人には簡単かもしれないけど、金融に興味のない人には、やや複雑。

僕も何人かに説明しようとしたんだけど、話の本質に入る前にRMBSやCDOを理解してもらう段階でゴチャゴチャになる。

なので、フォークロージャーにかかわる部分以外は徹底的に単純化してみる。

A銀行がXさんに、期間10年、金利10%で10万ドルの住宅ローンを貸している。

A銀行はこの債権を担保に、期間10年、金利8%で1万ドルの債券を10人の投資家に買ってもらっている。

Xさんがローンを返済するリスクは投資家負担。

もしXさんが返せなくなったら、ローンを貸し出す時に抵当に取った住宅を差し押さえて処分、入って来たお金を10人の投資家で分配することになる。

(この説明だとCDO化していないので投資家にメリットはなさそうだけど、そこはあえて目をつぶる)

で、最近まで問題とされていたのは、不況で住宅ローンを返済できなくなる人が続出するとか、不動産市況の暴落で差し押さえ物件の価値も急落しているとか、そもそも買い手不在で差し押さえ物件が現金化できないとか、そういうこと。

そういう意味では、古典的な問題の範疇に収まっていた。

ところがフォークロージャー・ゲートで問題になっているのは、住宅ローンがらみのデリバティブ商品組成の最盛期にあまりに膨大な数の案件をこなす必要に迫られ、抵当の打ち方が法的に不備のあるものが多数あると判明したこと。

この法的不備には、いわゆるミスに由来するものだけでなく、意図的なものや悪意のあるものもあるという。

抵当の打ち方に問題があれば、返済が滞ったローンに関わる不動産を差し押さえたり処分することができない。

つまり、その不動産価値を担保に取っているつもりの債券が、実は価値のないものだということになる。

慌てたのは、投資家。

1万ドルを出して買った債券、不動産不況で価値が5千ドルぐらいに目減りしているかもと泣きそうになっていたら、実は抵当の法的瑕疵で最初から価値はありませんでしたということになる。

いやいや、投資家もバカじゃない。

こんな法的不備のある債券なんか、そもそも売買契約自体が無効だと、発行した銀行に買い戻しを求める動きさえ出ている。

実際、すでに470億ドル分の債券買い戻しを請求されている銀行もある。

この動きが全米に広がれば、サブプライムショックにトドメが刺されることになるかもしれない、と騒がれているのがフォークロージャー・ゲートというわけ。

これはCDOの説明をすっ飛ばした、やや乱暴なものであることは否定しないけど、要は抵当の打ち方が杜撰で差し押さえが出来なくなっているということ。

あると想っていた担保が、価値が急落しているどころか、最初から存在していなかったということ。

そりゃあ、もう、大騒ぎさ。
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失業率が9.7%に改善、非農業部門雇用者数の減少も2万人にとどまる、アメリカの雇用市場に回復の兆し。

って、おい!

どんだけ楽観的なんだよ。
(関係ないけど、「コアラのマーチ」を中華圏で「楽天小熊餅」と呼ぶネーミングセンスは、好き)

いつもこのブログでも書いているように、アメリカの雇用者数のブレイクイーブンは、ゼロではない。

毎年300万人ぐらいの人口増があり、それにともなって労働力人口も増えているアメリカでは、毎月18万人ぐらいの雇用創出がないと失業率が上がってしまう。

プラス10万人とかでも全然足りないわけで、マイナスなんて回復の兆しでもなんでもない。

それから、今回みたいに新規雇用者数が減ってるのに失業率が下がっているというのは、いちばんタチが悪い。

一般に失業率とは呼ぶものの、この数字は実際には求職者率。

失業者のうち、あまりの雇用市場の厳しさに、就職を諦めてしまった人の数は含まれていない。

失業率が下がったということは、失業者が減ったということではなく、職探しを諦める人が急増するほど状況がひどいということだ。

さらに。

9.7%とかマイナス2万人というのは、あくまでも季節調整済みの数字。

季調前の生数字だと、それぞれ10.6%、マイナス94.4万人ということになる。

これだけ厳しい状況で、過去のパターンを参考にした季節調整がアテになるかどうか、けっこうあやしい可能性もある。

油断厳禁。
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年内一杯ぐらいは景気回復の妄想が持続するかと想ってたんだけど。

やっぱ、ダメみたいだね。

CITは、潰しちゃいけないだろ。

ある意味、GM以上に影響が大きい。

ファクタリングという機能が、この世から消え失せる。

アメリカ経済に、トドメを刺すかも。

年末を迎えられない企業が続出する。

日本国内で景気対策や生活支援策をどんなに上手くやっても、屁の突っ張りにもならない。

打つ手なし。(ほんとはあるけど)
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景気の先行きに対する楽観論が急速に広がっています。


29日の全国財務局長会議では、5年3ヶ月ぶりに景気判断が上方修正されました。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090729-00000531-san-bus_all


月例経済報告や日銀のさくらリポートでも、景況判断の上方修正が続いています。


海の向こうアメリカからは、オバマ大統領の「景気後退、終わりの始まり」発言も報じられています。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090731-00000108-san-bus_all


どんだけ楽観的なんでしょうか。


ありえないでしょう。


私が相場を離れて早2ヶ月、景気や経済に関する情報にはどんどん疎くなり、カンもどんどん鈍っていますが、日本経済や世界経済に回復の兆しが全く無いことぐらいはわかります。


それどころか。


一昨年の8月17日、昨年の9月15日のように、今年もそろそろ何かが起こる気配がムンムンです。


どういうわけだか、8月15日の米国債の償還・利払のあと1ヶ月ほどの間はいろんな問題が表面化する傾向があるようです。


今回の引き金になるのがAIGの再倒産なのかシティの再破綻なのか(風説の流布につながるといけないので、これ以上の詳細は書けません)、はたまたまったく別の事象なのかはわかりませんが、気を緩めたり「上方修正」しているような状況にないことだけは間違いありません。


100年に一度の大不況は、こんな生易しいものではありません。


「始まったばかり」という認識で事に当たらないといけないと考えています。

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半年ほど前、GMをはじめとするビッグ3を救済するべきか否かという議論が、アメリカだけでなく日本でも幅広くなされていました。


忘年会のような和気藹々の場で論じられることも珍しくありませんでした。


このブログでは、「救済すべきだという意見と救済すべきではないという意見が真っ向から対立していますが、そもそも対立そのものがナンセンスです」と書きました。

http://ameblo.jp/propanegas/entry-10177067860.html


アメリカ合衆国連邦政府にはビッグ3を救済する能力がないのですから、救済するべきか否かを論じることが無意味だと主張しました。


それから半年、能力がないのですから救済できるわけもなく、GM、クライスラーは破綻処理されました。


ですが、その破綻させ方は、さすがとも言うべきか、おみごとだったと想います。


いわゆる、ソフトランディングに近い、ショックを最小限にとどめることができました。


ただし。


問題がまだ2つ残っています。


1つは、GMやクライスラーの財政的な危機はこれでひと段落しましたが、新生GM、新生クライスラーが「売れるクルマ」をつくれる会社になれるかどうかは全然わからないということ。


もう1つは、GMやクライスラーの財政的な危機は消えてなくなったわけではなく、単純に連邦政府の負担につけかえられただけであるということ。


何も解決していません。


何も解決していないのに、すでに危機のピークが過ぎ去ったかのような熱狂ぶりがすでに始まっています。


相場の未来は誰にもわかりませんが、個人的には、リーマンショク以上の全市場型大暴落が年内にもあるのではないかと予想しています。


折りしも世はボーナスシーズン、渋めとは言われていますが、まとまったお金を手にされる方も多いと想います。


くれぐれもよおく考えた運用を心がけていただきたいと想います。


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ビッグ3救済法案が廃案になりました。

やむを得ないことだと想います。

救済すべきだという意見と救済すべきではないという意見が真っ向から対立していますが、そもそも対立そのものがナンセンスです。

アメリカ合衆国には、ビッグ3救済の能力はありません。

「潰すには大きすぎる」を通り越して、「救済するには大きすぎる」です。

もちろん、表面的、形式的、一時的に救済の体裁を整えることはできます。

が、その時はアメリカ合衆国が破綻する時です。
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つい半年前までほとんどのエコノミストや投資家がイメージしていた2020年の世界。


アメリカ・・・相変わらずの覇権国

ユーロ圏・・・基軸通貨の役割を部分的に担うまでに成長

BRICS・・・キラキラに輝く未来

アラブ・・・金融の新基軸

オーストラリア・・・資源国として脚光

日本・・・ボロボロ、衰退の一途


↑この推測を前提に取引されていたのが1ドル=108円とか、1ユーロ=165円とか、1オージー=100円。



で、現時点で同じ人たちが想い描いている2020年の世界。


アメリカ・・・ボロボロ

ユーロ圏・・・ボロボロ

BRICS・・・ボロボロ

アラブ・・・ボロボロ

オーストリア・・・ボロボロ

日本・・・ボロボロ


あくまでも相対的にですが、日本の地位は格段に上がっています。


現在進行中の円独歩高の説明は、最も単純に言えばこういうことになります。




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耳にタコ、かもしれませんが、何度でも書きます。


アメリカのバブル崩壊は、まだ始まったばかりです。


不動産の下落、政府による不良債権の買い取り、金融機関への公的資金注入。


日本の十数年遅れでまったく同じことやってます。


歴史は繰り返すんですね。


1度目は悲劇として、2度目は喜劇として。


この先、米国債の格下げが待っています。


世界中でほぼ現金の代替物として流通している米国債の格下げが現実のものとなれば、国際金融、実体経済の混乱は今の状況の比ではないぐらいグチャグチャになります。


グチャグチャを危惧して格下げを躊躇しているだけで、政治的配慮も限界すれすれ、時間の問題です。


日本では、13年かけて日経平均がピークの約5分の1になりました。


NYダウも、今は8000台ぐらいで大騒ぎしていますが、そのうち3000割れまで下がります。




その時、外国為替市場はどうなっているのか。


僕には想像もつきません。


基本的には、すべての短期・中期・長期の投機が巻き戻されます。


中東の国々がドル建てで受け取った原油収入の一部をユーロに替えて外貨準備に充てていたような投機。


西側諸国からBRICSや新興諸国の繁栄を期待して流れていたエマージング投機。


財務省だけでも100兆円も抱えたまんまの日本からアメリカへの長期投機。


これが全部巻き戻されます。


どこまで行くのやら、想像もつきません。





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G7以後今日の東京までの相場展開、これは完全に見誤りました。

参加するべき相場ではなく観察するべき相場、言ってみれば天皇賞ではなく毎日王冠だと想っていたので実害はありませんでしたが、ここまでのバカ買い、読めませんでした。

市場にはこんなにも楽天的な人が多いのですね。

この金融恐慌の御本尊は、何度でも言いますが、米国債、いつどのように格下げされるかです。

金融機関に資本注入したぐらいでどうにかなるものではありません。

むしろ、ない袖を降らされることで財政がますます悪化し、格下げがどんどん近づきます。



この御祝儀買い、どこまで続くのかわかりませんが、ちゃんと見極めて、きっちり売り逃げたいものです。
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