【取外し】
コルドリーブスのメインバッテリーはこちらで紹介しています。
寒冷地仕様なのでメインバッテリーは2つあります。
エアバック誤爆防止の為、メインバッテリーのマイナス端子を外します。
そのためにはまずリビングのカーペットを剥がして
テーブルを上げてバッテリーを外す作業開始です。
メインバッテリーにアクセせするために床下収納を開けます。
バッテリには本体カバーが有るので取り外せば端子にアクセス可能です。
素手は危険なのでちゃんと手袋はしてください。
外したマイナス端子はターミナルに触れないようにウエス等で保護します。
2箇所のバッテリーのマイナス端子を外して90秒以上待ってから作業開始です。
念の為、ハンドルカバーにセンターマークを付けて目安にします。
ホーンパッドはホーンパッド下と左右2箇所の計3箇所にある小さな穴から
T30トルクスレンチを差し込んでホーンパッドを止めているロックを外します。
最初は手探りでわかりにくいですがロックピンを押す様な感じです。
↓これはT30トルクスレンチでロックピンを押したところ
黒い線に白いホーンコネクターはロックを押さえて引っこ抜きます。
端子も手で引っ張れば簡単に取り外せます。
黄色いコードに赤い端子で止まっているのがエアバックインフレーターです。
インフレーターはマイナスのドライバーで黄色いロックを引き上げると
コネクターが外れてきます。これでホーンパッドが取外せます。
ホーンパッドが無事取り外せました。
カムロードのエアバックインフレーターのネジピッチは□67mmです。
取付ネジはM4ですね。これに合うサイズならスワップ可能と思われます。
ステアリングを止めているネジにマジックでセンターマークの印を書きます。
これが合っていないとハンドルが曲がって取り付くことになるので注意です。
ステアリングの取外しで使用する工具は19mmのレンチで行います。
※取り付けボルトは凹んだ位置なのでボックスのほうが作業しやすいです。
ナットは完全に取らずに2~3山程度残して取付けておきます。
これはハンドルを力任せで外す際に勢い余って自分がひっくり返らないようにです。
最初は固いですが、抜け始めると一気に抜けてきて焦ります(^_^;)
結構キツイので抜けるか不安になりますが、思いっきりが大切です。
裏からハンドルをバランスよく叩いて浮かせるのも良いかもしれません。
ハンドルがナットまで抜けたらナットを外してハンドルを抜き取ります。
【取付け】
ステアリングポストにあるコードの接続部分がスパイラルケーブルです。
これをアルファード純正品に付け替えるとステアリングスイッチが
使用できる様になるので、記録のために撮影しておきます。
エアバックインフレーターは同じですがその隣にステアリングスイッチ接続用の
コネクターの端子があるスパイラルケーブルが必要です。
ステアリング側の接続端子はアルファードは12ピンの端子となります。
カムロードはホーン端子の2ピンのみしか付いていないシンプルさ。
スパイラルケーブル交換は今回スルーします。
ホーンコネクターはカムロードの物がそのまま取り付きます。
ステアリングスイッチは使えないのでインシュロックで固定します。
10系 アルファード用のカーボンコンビハンドルを取付けます。
んっ ここまで作業は順調でしたが、スパイラルケーブルの形状と
ステアリングの形状が違います。
ステアリングはセンターに凸部がありますが、カムロードのスパイラルケーブルは
センターに位置決めが有るのでセンターが出ません。
まっ それでもスパイラルケーブルは取り付くから良いか。
問題発生! ステアリングのボス部とステアリングの穴径が合いません。
ほんの気持ちステアリングのボス系が小さい様な気がします。
それとも古いステアリングなので錆びているのが原因なのか。
残念ながらここで作業は中止です。
力ずくでやって中途半端に取り付くようなら一番最悪です。
純正のカムロードのハンドルはスコスコ入るので、
錆びている程度の違いではないような気がしますし・・・
残念ながら今回のステアリングスワップ作業は挫折です(-.-)
ネットで何が問題なのか調べてみないと・・・
【まとめ】
新型カムロードにはハイエース4型が付くようです。
旧型カムロードにはハイエース1~3型が付くのはネットで確認できていますが、
新型カムロードにはハイエース1~3型のステアリングは付きません。
ハイエース4型のステアリングはスパイラル形状との勘合部分が
1~3型のステアリングと違うので変更があったのでしょうね。
今回購入したハンドルは使い物になりそうにないですね。
とにかく今回のハンドルスワップ作業は大失敗です(-.-)
今回に懲りずに該当ステアリングさえ揃えば再度チャレンジしたいですね。
次に交換予定の車種は・・・・成功したら報告します(^_^;)
【追記】
ネットで調べてスワップが出来る出来ないボス形状がわかってきました。
自分で調べた限りでは2005年以降トヨタのステアリングのボス形状は3種類
アルファードで例えると
10系は現在のカムロードには付きません。→今回の交換で実証済み
20系が現行カムロードと同じボス形状のようです。→たぶん交換可能な形状
30系は更に新しいタイプでこれが取り付くかは情報が少ないですね。
※同じ車種でもマイナーチェンジなどでボス形状が変化しているので目安です。
※車種が違ってもボス形状は3種類で共通です。
既に新しいステアリングを購入して付け替を完了しています。
検証実験と称して3種類のボス形状のステアリングをヤフオクで購入して
新型カムロードに取り付くか検証実験してみたいですね。
ボス形状の検証をしたら非常に有益な情報になるんでしょうけどね。
探究心のためだけに身銭を切るかは・・・(^_^;)
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