コルドリーブス快適化 ~ ステアリング交換 再挑戦 ~ | キャンピングカーと雪山と

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【基本情報】


 

ボス形状:初期型
前回の失敗から判明、ハイエース1型~3型のステアリングのボス形状
旧カムロードのステアリングのボス形状はこちらになるのかな?
ステアリングの左右センターに凸部1箇所ずつあり
旧カムロードのボス形状は未確認情報なので自分で確認してください。


ボス形状:中期型
新カムロード:ハイエース4型(5型)と同一のボス形状
見極めるポイントはスパイラルケーブルとの嵌合部分
スパイラルケーブルのセンター左右に凸部2箇所ずつあり

6時方向に凸部1箇所あります。

 

ボス形状:現行型

トヨタの現行車種はこの形状に移行したのかな?

基本的に中期型のボス形状と類似していますが、

ステアリングの6時方向の凸部形状がありません。

なので一見すると形状は違っても中期型のスパイラルケーブルに

現行型のステアリングは入りそうな感じがします。

ただし6時方向に凸部のある中期型のステアリングは

現行型のスパイラルケーブルには入らない形状になっているってことでしょうね。

現行型のステアリングは中期型の新カムロードのスパイラルケーブルと互換あり?

※画像はネットから拝借しました

 

新型カムロードと確実に交換可能なボス形状は中期型ですね。

現行型のステアリングを選ぶのは前回失敗しているだけに勇気が必要です。

現行型だと新車外しの新品ステアリングが入手可能なのでちょっと気になります。



【リベンジ】


 

前回同様、ハイエース4型(5型)のステアリングを探しても良いのがないので、
前回は10系 アルファードでしたが今回は無難に20系 アルファードと思いましたが、

ここで自分の悪い癖が・・・(^_^;)

 

折角色々自分なりに調べたんだから、その成果を試してみたい。

ネットで交換実績のある車種ではなく、情報が絶対ないだろう車種を選んでみたい。

人と同じステアリングを選んでも面白くないしな~(^^)

ステアリングのスワップが出来るのはボス形状だけに依存しているだろうと判断

でっ かなり挑戦的に交換車種を選んでみました。

これが出来たらカムロードのステアリングスワップはかなりの幅が広がりますね。

ステアリングのボス形状だけで選べるって事になりますから。

とりあえず前回、ステアリングが無駄になるという大失態をしてしまったので、
今回も同じ失敗があるかもということで、最初から状態の良い高い物ではなく
取付け確認用で無駄にしてもいいやという気持ちで選びました。

今回ステアリングの交換が成功したらグリップ部だけ入れ替えですね。
ってことでグリップ部はウレタンでOKで、ホーンカバーが付いているもの
エアバックインフレーターはカムロードから流用を予定しています。
前回の交換でエアバックインフレーターは同じ取付けサイズと判断しました。

中古ではこの様にインフレーターを抜いた形で販売されています。



【交換作業】


 

カムロードのステアリングの取外しまでは前回の記事と同じです。


今回は前回と違い撮影はしないのでサクサク進みます。
カムロード純正のステアリングを取外すまでは20分程度でしょうか。
一度やってしまえば難しい作業は一つもありません。
バッテリーのマイナスターミナルを外すのが一番大変な作業かも

問題のステアリングのボス形状は中期型を選択です。
ヤフオクでステアリングのボス形状だけで購入を判断しました。

正面から見た中期型のボス形状はこんな感じです。

 

ステアリングをスパイラルケーブルに嵌める瞬間ちょっと緊張します。
前回のようにステアリングが固くて入らなかったらどうしよう。

 

 

ドキドキ・・・・・・・・・・・・・

 

 

 

 


何の抵抗もなくスルッとステアリングはスパイラルケーブルに吸い込まれます。

無事にステアリングの交換取り付けは成功です。

19mmのボックスレンチでナットを締め込み、使わないステアリングスイッチの

コード類をインシュロックで固定します。

ステアリングに付いているホーンコードも使用しないので一緒にまとめます。


仕上げとしてエアバックインフレーターの入れ替え作業を行います。

エアバックインフレーターの取付け形状は寸法からも同じと判断できますね。

 

元のカムロードからエアバックインフレーターを慎重に取外します。

まっ 簡単に爆発するような代物でもないんでしょうけど。

小さい割にはズッシリとした重みを感じる作りになっています。

 

完全互換ですね。トヨタ標準として同じ物を使っていると思います。

CEマークが付いているので海外展開している共通部品でしょうね。

 

心配したエアバックインフレーターも問題なく取り付きました。

当然ですがエアバックの警告ランプも点灯しません。

購入はエアバックインフレーター無しのハンドルで問題ないですね。

エアバックインフレーター無しだとヤフオクで探すのが楽です。

 

ホーン用のコードはカムロードの物をそのまま流用します。

ホーンカバーの端子にコードを差し込むだけです。

ホーンパッドをしっかり押し込んで取り付けバッテリーを接続したら完成です。

カムロードはバッテリーを外しても初期化作業は必要ありません。
トータルで30分~1時間弱の作業です。撮影しなかったらもっと早いかも

ブログではとても難しそうに書いてますが、やってしまえば難しいことはありません。

 

ステアリング交換で不安要素はエアバックの動作確認が出来ません。

エアバックインフレーターは流用なので動作に問題はないだろうけど、

エアバックが広がるかわかるのは本番の時だけです(笑)

 

ステアリングスワップ作業が完了した姿はこちらです。

 

選んだ車種はキャンピングカーとは対極の車種、

ハイブリッドの雄 30系 プリウスです(^^)

 

パット見は150系 プラドにも似ている形状ですね。

30系 プリウスは販売台数も多いので中古も多数あり価格もこなれています。

エアバックインフレーター無しだけどホーンパッド付きも多数見かけます。

今回購入したステアリング一式の金額はヤフオクで2,200円(笑)

年式は平成22年10月と比較的新しく走行距離も少なめです。

まっ 物が大きいので別途送料が結構しますけどね。

色は黒を狙ったのですが、グレーが安かったので色があってません(^_^;)

今後、黒の市販ハンドルに交換予定なので問題ないですけどね。

 

流用の不具合としてステアリングポストとステアリングに段差ができます。

mickeyさんの交換記事を見ても同じようにズレているので、

プリウスだからズレているって感じではないようです。

トラックと乗用車のハンドルの付き方の違いですかね。

 

覗き込めば段差は見えますが、気にすることはない気がします。

全体的にステアリングは下にズレて取り付いていますが、

ハンドル径が小さくなったので位置が変わったような感じもしないし、

運転席が狭くなったような圧迫感も一切感じません。

逆に運転席が広くなったような印象の方が強いかもですね。

画像で見ると違和感を感じますが、普段こんな場所をマジマジ見ませんからね。

※サイドのカバーは市販のステアリングに交換までしばらく開けっ放しです。



【インプレッション】


 

ハンドル径はカムロードのφ410から小さめの部類になるφ375となり

大きな車体に小さなステアリングで見た目はミスマッチです(笑)

小さくなってハンドルの切り方が、トラックから乗用車感覚に近づきます。

ハンドル径が小さくなると運転しづらくなるか心配しましたが無用の心配でした。

 

購入してから判明したけど、ステアリングシェイクダンパーも付属しています。

ダンパーの効果の程も試してみたかったのでちょっと得した気分。

 

でっ 早速、交換して500kmくらい走った感想は・・・・

ズバリ、これめっちゃ良いです!

 

完全ノーマルの足回りのカムロードは法定速度以下で走っても

フロントが軽いからかハンドルがフラフラ小刻みに取られますが、

ステアリングシェイクダンパーの効果からかビシッと安定しています。

まるで足回りを交換したような錯覚に陥ります。

正直な話、ステアリングシェイクダンパーって効果の程が疑問でしたが、

こんな簡単なカウンターウエイトを入れるだけで違いが出るんですね。

轍や横風に弱いのは変わらないので足回りは手を入れたいのですが、

これなら足回りを変更しなくても大丈夫かなって思えるくらい、

一般道を法定速度内で走る分には安心感がましました。

奥も助手席で走りが違うと気がつくくらい安定して走れます。

法定速度内でもフラフラして怖かったカムロードのハンドル操作が、

ハンドル交換で車の流れに乗って走ることが可能になりましたね。

 

ハンドルの握りはウレタンなので感触は改善されていませんが、

握りの太さがだいぶ太くなりかなり握りやすく感じます。

カムロードのハンドルは細すぎですからね。

ハンドルカバーを付けて握りを太くしている人も多いですからね。

 

あとはハンドル径が小さくなってハンドル操作に重みが感じられるかな。

自分的には嫌いな重さではありません。昔はハンドルって重かったですからね。

ズッシリとした感覚で直線安定性が増す重さですね。

但し、交差点や駐車場などの大きく曲がる場面では若干重く感じられます。

 

デメリットはステアリングが小さくなったのでメーターが見づらくなったかな。

カムロードのステアリングは2本スポークで大きなステアリングの隙間から

メーターを確認しますが、乗用車の小さなステアリングで角度が寝ているので

ステアリングの隙間が非常に小さく、見える範囲も狭く感じます。

でも、メーターが著しく見づらいって程ではないですね。

 

参考記事

 


【まとめ】



ハンドルスワップに興味有る方、気軽にコメントで連絡ください。
ブログでは書いていない情報や相談に乗れますよ。

とりあえず、30系 プリウスの純正ウレタンステアリングに交換完了
カムロードとは違い、ウッドハンドルや純正の本革ステアリングなど
自分の好みでステアリングが選び放題になりました。

 

社外品の交換ハンドルも比較的安く種類も豊富です。

茶木目・黒木目・カーボンブラックのガングリップタイプもカッコイイな~

社外品のハンドルに交換は次回報告します。


快適化は一回のブログでまとめることが多いですが、今回は贅沢に4部作です。

カムロードのステアリング交換に興味ある人は多いと思いますがいかがでした?

 

 

=== 重要事項 ===

ステアリングの交換はエアバックを含む安全に関する改造を含むので

自己責任を理解した上で交換作業をお願いします。

 

 

 

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