コルドリーブス快適化 ~ シートカバー ~ | キャンピングカーと雪山と

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【難易度MAX】


 

納車後、一連の快適化で難易度MAXの作業となりました。
ミシンは今回の快適化のためにわざわざ購入しました。

 

正直な話、自分も奥も縫製に関してはズブの素人です。

ま~ 今回ミシンを初めて買うって事からお察しですよね(笑)

自分たちで出来るかどうかもわからずミシンを購入しましたが、

なんとか、当初予定していたカーテンとシートカバーの製作ができました。

購入したミシンが無駄にならずこれで一安心です。

カーテンもそうですが、シートカバーも夏の宿題と言っていましたが、

完成したのはもうすっかり晩秋ですよね(^_^;)

滑りシーズンに間に合って良かった~って時期まで長引きました。


まず、夫婦してシートカバーなんてどう作るかもわかりません。
ネットで調べてみましたが、作り方なんて当然書いたブログはありません。

・・・まず手近なものを参考に考えましょう。
自宅のソファーが一番似た雰囲気です。
ソファーカバーを観察すると包み込むような感じで縫っているわけではないです。
横と天面の形に切り出して縫い代1cmで縫っていってるようです。


面倒なのにわざわざ面にするってことはこちらの方が何か都合がいいからでしょう。
考えられるのは布の節約でしょうか、角を出しやすいからでしょうか。
って事で意味もわからず真似して製作を開始してみます(笑)

今回シートカバーの製作はカットは自分が担当で、縫製は奥が担当です。
カーテンの時と同じ役割分担でシートカバーも製作します。



【帆布】


 

シートカバーは滑りの休憩を想定してフェイクレザーを考えていました。

でも、いきなり厚い生地であるフェイクレザーは難易度高すぎるだろうと思い、
まずは夏にでも利用しやすいと考えられる帆布で作ることに予定変更。
夏にフェイクレザーだとベタベタして気持ち悪いだろうし(^_^;)
夏は肌触りの良い素材のほうが良いかなと思いました。

フェイクレザーを考えたら夏と冬で最初から2種類必要になるかもですね。

ちなみにフェイクレザーの値段はピンきりですが安くて色も豊富でした。


白っぽい部分は8号帆布の生成り色で問題なし。
実店舗のユザワヤで11号帆布と8号帆布を見比べて、

目の細かさが気に入った8号帆布を購入しました。

最終的に生成り色は長さ:3.5m 使用しました。

生成り色の帆布に関しては何処の手芸店でも売っています。

同じ生成り色でも肌触りが違うので実際に見比べて決められます。


一緒にブラウン系の8号帆布を探しましたが、実店舗に気に入った色無し。
という事でブラウン色の8号帆布はネット購入を考えます。
ネットでは色々な色があるのですが、モニターを通してみるとどうしても
イメージが違うかなと思い、サンプルがあるショップからサンプルを購入
生地に関しては実店舗購入よりネット購入のほうが選べますね。

 

山陽帆布 8号 シルケット染 92cm巾

 

ギュッと目が詰まった丈夫で肉厚な生地ですが通気性に優れ、

使うほどに馴染んで味わいが増します。
『シルケット加工』により、ソフトな風合いとシルクのような上品で美しい色合いが実現。

色:No.4 ブラウンベージュ

長さ:6.5m

使用したミシン糸は

フジックス シャッペスパン 100m

厚地用 スパンミシン糸 #30

カラー:115を5本 103を2本

 

ミシン針も帆布を重ね縫いすることを考えて厚地用を使用します。
コルドリーブスのシートは見た目はフラットで良い感じなのですが、
裏はかなり癖のある形をしています。最初見た時びっくりしました。

「あっ やっちまったっ」って夫婦して思いました(笑)
シートカバーを自分でつくろうと考えている人は裏の形状に覚悟して下さい。

オーナーになる前に出来れば展示車のシートを裏返して確認して下さい。


シート形状の測定はいつものように雑な型取りですがこちらです。


 

【仕上がり】


 

一番手っ取り早く購入品で済ませるならバンテック厚木店の

コルドリーブスオリジナルシートカバーですね。

シートカバーを製作する自信がない人はこちらしか選択肢はありません。

 

価格は、消費税込みで、68,040円/1組で色は茶色タイプ C/#BE

と結構良いお値段がしますので、手作りだとかなり節約できますね。

ポリエステル生地で出来ているので8号帆布とはだいぶイメージが違います。

 

製作工程の画像は一切ありません(^_^;)

奥が悪戦苦闘してミシンと格闘しています。

自分は無駄が出ず、形状に悩みながらチョキチョキです。

そんなこんなで、とりあえずこんな形でシートカバー(帆布) 夏Ver.の完成です。

広角レンズがないので全体を写せませんが、

自作シートカバーが気になる人は我が家の実車を見に来て下さい。


極力、表から見えるところは粗が見えないようにして、裏を工夫しています。
コルドリーブスのシートカバーは裏の作り方が肝ですね。
我が家は面テープの多用でこの癖のある裏面の形状を回避しています。

購入した面テープは約 5mと結構使用しました。

ファスナーより安いし手軽なので見える場所でなかったら便利かな。

裏を見せると残念な感じですが、定位置にハマれば純正品のような仕上がり。

隣同士がきつくハマり合うのでシートのズレもありません。

 

シートカバーの製作方法もタッカーで止める方法や、

包装の様に1枚で包み込む等色々な製作方法があると思います。
我が家の方法がベストとは思いませんが、悪くない仕上がりだと思います。

元のシートカバーのように全面縫製で出来れば良いんでしょうけど、

コルドリーブスのシート形状は複雑過ぎますよね。

ミシンが完全素人の夫婦にはこれが精一杯の出来です。

 

シートカバーの裏面は面テープで止めているので取り外しも可能です。

汚れたら丸洗いできる事を考慮してシートカバーを製作しました。

帆布なので洗うとシートカバーに味が出るんじゃないかと思います。

 

 

【おまけ】


 

実際に利用してみてクッションは1人2個使用が我が家の基本。

1つは生成り色なので探せば見つかりますが、気に入ったブラウン色は無し

って事でブラウン色のクッションカバーは同じ帆布の生地を使用して作りました。

これでシートカバーとクッションはペアのセットです。

統一感がでてなかなかお気に入り。

クッションの方は98cm×100cmの使用と案外生地を使用します。

無印良品の安いクッションカバーより作ったほうが高いです(^_^;)

 

こちらも閉じ方はファスナーではなく面テープの利用です。

ファスナーより簡単に取り付けができるので便利です。

 


【まとめ】


 

とりあえず、素人でもシートカバーが出来ました。


今年の冬は今回製作した帆布のシートカバーで乗り切る予定です。
やっぱり濡れるからフェイクレザーが良いなと思ったら
来年にでもフェイクレザーでの製作も考えますか。
シートカバー(フェイクレザー) 冬Ver. ですね。

でも製作して感じたことはフェイクレザーだと家庭用の安物ミシンでは

生地が厚くて合わせ目は縫えないんじゃないかとも思います。

 

ワンコ用にシートカバーを製作する人が多いようなので、
最初からフェイクレザーで製作される方が多いですね。
予想だと最初から帆布ではなくフェイクレザーで製作したら、
我が家は製作途中で挫折したかもしれません(笑)
比較的楽な帆布で試行錯誤で形状考えながら作りましたからね。

 

 

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