自信を持って子育てできる

お母さんへ大変身

あなた専属子育てカウンセラー

田中早苗(にゃむ)です

 

乳幼児期~思春期までの

子育ての現場で

4000人のお母さんに

安心と自信を伝授

子育ては自分育て

にゃむさん流子育て術をご紹介

にゃむのプロフィール

 

秋も深まってきて、

柿の話題を目にすることが

多くなってきた気がします。

 

そんな季節になると

思い出すことがあります。

 

私は柿が大好きハート

 

年齢を重ねた今は、

渋柿の渋を抜いたものの方が

好きになりました。

 

 

初めて渋柿を食べて、

「渋い」という味覚を知ったのは、

子どもの頃、

近所の農家の庭先にあった柿を

食べたときでしたネガティブ

 

その孫と一緒に

いつものようにもいで食べたら…(以下略アセアセ

 

高いところにあった柿は

カラスに食べられたりしてたから、

それはきっと甘かったんだろうな・・・。

 

でも、私たちはぜったいに

柿の木に登ってまでして

柿を採ることはしませんでした。

 

なぜなら

集落の大人たちに

こどもたちはさんざん

言い聞かされていたからです。

 

「柿の木には登るな」

 

その農家の周りには、

木登りできる木が何本もありました。

 

庭先の手入れが行き届いた低いツゲの木は、

低学年のこどもが木登りをするには

ちょうどいい枝ぶりでした(笑)

 

道路(と言っても田舎道)沿いには

杉の種類だったと思われる高い木がありました。

 

ある日その近くを通りかかった母が、

妹が呼ぶ声を聴き、

声のするところを探したら、

 

その木の梢の方に何人ものこどもの

顔が次々に見えてきて驚いたとか。

 

木登り自体は、

こどもたちにとって

ごくありふれた遊びの一つでした。

 

でも、誰も柿の木には登りません。

誰もその理由は問いません。

それでもこどもは、

ちゃんと大人の言いつけは守るのです。

 

 

では、なぜ大人たちは

「柿の木には登るな」と

そんなにうるさく言ったのでしょう。

 

 

それは、

私が大人になってから知ることになりました。

 

ふつう、木の枝が折れるとき、

枝の先から折れます。

 

だから、木登りしても、

しなったり、細かったりする枝を避けるなど、

予想できる範囲なのでわりと大丈夫なのです。

 

でも、柿の木は違います。

 

幹の根元から折れることがあるのです。

だから、柿の収穫は

木に登らずに

わざわざ長い棒を使って採るのか・・・。

ようやく納得した私です。

 

(さるかに合戦のサルは器用だな)

 

昔の人は、

そうやって、長年の知恵から

こどもたちに言い含めていきました。

そこに理由などを教えてくれる気の利く大人は

そんなに多くはありません。

 

だから、こどもは

「柿の木には登ってはいけない」

ことだけをインプットします。

 

他の木に登ることは禁じられていないのですから、

こどもたちに必要なことは、

 

どれが柿の木なのか・・・

それを見極めることだけでした。

 

それができれば、

木登りそのものは堪能・満喫できたのでした。

 

 

時代は下り、

今起きていることを

例えるなら、

 

大人たちが柿の木の性質を知らないまま、

無防備に木登りの自由を許したとき、

 

たまたま柿の木に登り、

枝が折れてケガをした事故を巡って、

 

木登りそのものを

全面的に禁止してしまうことなのです。

 

その結果、

こどもたちは、工夫して遊ぶ機会・材料が

どんどん少なくなり、

 

より安全に

より大人の邪魔をしないように、

 

部屋の中で

大人が作ったゲームや、

YouTubeで

バーチャルの世界で満足する

 

何もできない子が育っていきます。

 

まずは大人が知りましょう。

危ないと、冒険することをやめさせるより、

何が危険なのか

どうすれば回避できるのか。

 

大人が学んで

こどもに伝えていくことが必要ですね。

 

 

人気の記事・乳幼児編

 

人気の記事・小学生編

 

人気の記事・思春期編

 

 

 

発達凸凹サロンについて

 

にゃむ流子育てキソ講座

 

まんが・書籍

 

 

 

 

発達障害のご相談はこちらから

25分お試し無料キャンペーン

実施中

 専門家としてチームボイスマルシェに参加しています!匿名相談受付中! 電話カウンセリング ボイスマルシェ