★メッセージ★
このブログにご訪問いただきありがとうございます。
Pearlma（パルマ）です。
2020年、
「わたしを幸せにする！」
に、
真剣に取り組んでいきます♪
進みはじめた洞窟の中は、
足元が滑りやすく、
何度か転びそうになった。
しばらくは、何もない道が続いていた。
突然、小さな光が目の前にあった。
少し驚いたけど、
よくみてみると
それは、生き物のようだった。
『妖精？』
『妖精なの？』
と、話しかけてみたけど
返事はなかったし、
顔も輝きの中にあるから
よくわからないんだけど、
ひゃぁ～、可愛い♡
ちっちゃい羽もはえてる！
妖精に会いたかったの！
と、再度の興奮状態。
それがどういう存在かはわからない。
けれど、害意は感じない。
むしろ、友好的な雰囲気。
あっ、案内人？
『案内してくれるの？』
そう聞いてみたら、
フワフワと動き出し、
妖精の導きがはじまった。
時折、振り返る様子をみせつつも
迷いなく進むその後ろを
少女もしっかりとついていく。
滑りやすかった足元は
いつの間にか、
乾いた状態になっていた。
しばらく進んだ先には、
大きな扉がデンとあった。
右手の炎をかざし、全体をみてみたけど
洞窟全体を塞いでいる。
その扉の素材は、
洞窟とは違う石と
触ってみると、木？
石の途中から木が化石になったものに
変化しており
なんだかとても安らいだ気持ちになった。
ベタベタと扉を触りまくっていると
妖精が目の前に飛んできて、
『こっちよ』
と、いうように進んでいくので
後をつけていくと、
妖精が合図のような
不思議な動きをしたところで
その巨大な扉が
音もなく静かにひらいた。
その先に広がる光の世界。
思わず足を踏み出したが、
闇から強烈な光の中に行ったので
くらむようなまばゆさで
クラクラと身体が揺れた。
気づくと
妖精も、巨大な扉もなく
右手の炎も消えていた。
左手の指輪だけが残っていた。
そこはとても広大な場所だった。
見渡す限りの草原に色とりどりの花々。
その中心に
いかにも。と、いう椅子があった。
“いかにも”というのは
おとぎ話に出てくるような
王様が座る椅子。
豪華で立派なことが遠くからでもわかった。
吸い寄せられるように
その椅子の方に歩みを進めていく。
どうやら、誰か座っている人がいるみたい。
その人から目を離せず
みつめたまま椅子へと近づく。
その人は、
やっぱり王様だった。
“りっぱな王様”
そういう人だった。
王冠をかぶり、
長いローブを肩につけ
豪奢な衣装に身をつつみ
衣装に負けない
華麗な装飾品もまとっている。
厳しさと同時に優しさも感じさせ
初めて会うのに、
とても安心した。
王様の前にたどり着いた少女は
ワンピースの裾を軽く持ち上げ
膝をおり、頭をたれた。
物語の中で読んだ挨拶の方法。
正しいかわからなかったけど、
他に知らなかったから
敬意を込めて挨拶した。
通じたかわからないけど、
顔をあげて
真っ直ぐに王様をみたら、
王様はかすかに微笑みを返し
手を差し出した。
その手に自分の手をそっと重ねると
二人を取り囲むように光の渦がまきおこり
溶けだした。
光の草原の中には、一人しかいなかった。
でも、
一人ではなかった。
王様と少女は一つになったのだ。
光の渦にいるとき
王様が想いを伝えてきた。
それは、言葉として発せられたものではなく
ダイレクトな想いだ。
こう伝えられた想いだ。
『全ては揃っている。
時は満ち、自分を生きる時だ。
何を怖がる？
これからは、自分の“道”を進め』
・・・
衝撃が胸の中に響いた時、
今の“わたし”へとかえった。
頬を涙か伝っていた。
幼い少女も
壮年の立派な王様も
“わたし”だった。
冒険に踏み出せず、
魔法も使わずに
誰かの思う“わたし”を
本当の“わたし”だ。
と、疑うこともしなかった。
それが、今のわたしだ。
指輪に変化した剣は、
今までの呪縛を断ち切るために使われ
わたしを生きる
その想いを宿した指輪となった。
・・・
この世界を“自分”で生きる怖さはまだある。
けれど、
わたしは、
わたしの人生に冒険をもたらしたい。
さぁ、1歩を踏み出そう。
・・・・・・
2020年1月11日の
FUMITO＆LICA 新年座談会での
チャネリング瞑想での物語。
このビジョンが今
わたしと向き合う一つの支えになっている。
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