今日は朝から雨が本降りです。
そんな中、遠くからバスと電車を乗り継いでキャリーバッグを引っ張りながら受講生の方にお越し頂きました。
年賀状作成をされていますが、後半パソコンの電源管理の話に脱線しまい、スリープモード、休止モードとシャットダウンの違い、またこれらをどのように使い分ればいいのかというお話や、ディスプレイの明るさの調整方法についてになりました。
私は、明日のパソコンインストラクター養成協会の研修会に参加するために今夜のバスで出かけ、戻るのは月曜日の朝になります。
今日も、リクエストと言うかご質問がありましたのでお答えさせて頂きます。
ラベルシーツや名刺カードなどを販売してるA-ONE(エーワン)さんが提供されいる無料のラベル・カード印刷ソフトに「ラベル屋さん」と言う物があります。
このソフトはラベルや名刺を作成して、A-ONE(エーワン)さんの専用用紙に家庭のプリンターで印刷することを目的として作られた物です。
しかし、今回のリクエストは、
「枚数がかなり多いので、この「ラベル屋さん」を作った物の印刷屋さんに頼みたいのでですが、どうすればいいでしょうか?」
と言う内容です。
答えは、「ラベル屋さん」のデーターを直接受け入れてもらえる印刷屋さんはおそらく無いと思います。
しかし、多くのオンデマンド投稿を受け入れている印刷屋さんはPDFファイルに変換すれば、対応してもらえると思いますので、今回は「ラベル屋さん」のデーターをPDFに変換する方法についたご紹介いたします。
この方法を使えば、「ワード」や「エクセル」と言った「ラベル屋さん」以外のデーターも変換可能です。
ますは、PDF変換ソフトが必要です。
このソフトは本家のAdobe社やそれ以外の所からも有料の物が販売さていていますが、今回は、CubePDFと言うフリーソフトを使います。(私も使わせて頂いたおります。)

ダウンロード先は http://www.cube-soft.jp/cubepdf/ です。



「プリンタの設定」のボタンをクリックします。
「プリンターの設定」ダイヤログボックスが開きます。
「プリンター名」で「CubePDF」を選択します。
「CubePDF」を仮想プリンタとして使用します。
「プロパティ」をクリックします。
「CubePDFのドキメントのプロパティ」のダイヤログボックスが開きます。
「用紙/品質」のタブをクリックします。
「カラー」を選択します。
「詳細設定」のボタンをクリックします。
「CubePDF詳細オプション」のダイヤログボックスが開きます。
「印刷品質」で「600dpi」に設定します。
「OK」ボタンをクリックします。
「CubePDFのドキメントのプロパティ」のダイヤログボックスに戻ります。
「OK」ボタンをクリックします。
「プリンターの設定」ダイヤログボックスに戻ります。
「OK」ボタンをクリックします。
「ラベル屋さん」に戻ります。
(印刷実行)ボタンをクリックします。
「CubePDF」のダイヤログボックスが開きます。
「ファイルタイプ」がPDFになっていることを確認します。
「出力ファイル」の
のボタンをクリックします。
「名前を保存」のダイヤログボックスが開きます。
保存場所を確認し、必要に応じて変更します。
名前を付けます。
「保存」をクリックします。
「変換」のボタンをクリックします。
PDFに変換され、ファイルが開きます。
変換されたファイルは、先ほど指定した場所に保存されています。
このPDFファイルを印刷やさんのウエブページからオンデマンド投稿すれば完了です。
印刷屋さんによっては、PDFファイル以外にJPGファイルの必要が場合があります。しかし、この「CubePDF」はPDFファイル以外にも変換する機能があります。
先ほどの「CubePDF」のダイヤログボックスの「出力ファイル」のところの▼をクリックし、「JPEG」を選択します。
その他の複数のファイル形式にも対応していますので、便利です。
ワードやエクセルにもPDFファイルに変換する機能を備えていますが、ファイルにパスワードを設定したり、使用に制限をかける機能は備えていません。
このような場合は「CubePDF」を使えば可能です。