Title: Complete learning from one of my past lives: Episode 15
皆様、こんにちは。
これまでのお話は、以下をご参照ください。
「前世から学び終えるということ1」
「前世から学び終えるということ2」
「前世から学び終えるということ 3」
「前世から学び終えるということ 4」
「前世から学び終えるということ 5」
「前世から学び終えるということ 6」
「前世から学び終えるということ 7」
「前世から学び終えるということ 8」
「前世から学び終えるということ 9」
「前世から学び終えるということ 10」
「前世から学び終えるということ 11」
「前世から学び終えるということ 12」
5月の朝の林の中の空気は、ひんやりとしていました。周りには音もなく、静けさの中にありました。都心の公園の林とは思えないほどでした。
私たちは席に着くと、心をスピリチュアル・ガイダンスに集中させていきました。
最初に、スピリチュアル・ガイドは、私たちに、なぜこのタイミングでみんなで会うことになったのか、尋ねました。カナさんは、
「今だったら、まだ間に合うからです。」
と答えました。私は、まさに今が大切な時期なのだと気持ちを新たにしました。
それから、スピリチュアル・ガイドは、参加者それぞれに質問を投げかけ、スピリチュアル・ガイダンスを与えていきました。
実際には、各々にdivine timingで質問をしながら進んでいきました。最初に、カナさんに質問し、次には、サトコさんに質問を投げかける、というように。答えられない時には、周りの参加者に「では、あなたが答えてみましょう。」というように、質問を振ることもありました。答えは、各々がスピリチュアル・ガイドとつながりながら得ていきました。
その順番通りに書くと煩雑になってしまうので、以下、参加者ごとにまとめました。予めご了承ください。
*****
まず、スピリチュアル・ガイドはトオルさんに、何を学ぶためにその人生があったか、尋ねました。トオルさんは、前世の自分とつながり、当時を思い出しながら言いました。
トオル「(確かめるように直感とつながって)…うん…。私はその当時の〇家で家長という立場でした。
私は、神のような高次の存在につながることなく、孔子の道徳の在り方や、恩にこだわっていました。そして、それまでの社会的な権威の存在が崩れているにも関わらず、家柄とか、(足利)幕府とのつながりとか、親の代からつながりのある家との関係など、親の世代からつけ継いだ価値観を、信じ続けていました。
先祖の代からつながりのあった家の中には、私の代ではすでに、家の内部が破綻している家もありました。にも関わらず、私は内情を十分確かめもせずに、当時の社会の価値観や、長年世話になった恩がある、というだけで、どの家の側に付くか、決めていました。
…うーん。そうか…。今の私がなぜ孔子が苦手なのか、その答えをいただいたように感じています。
私と息子たちの間には、葛藤がありました。私は、息子(前世のカナさん)が手を組んだ相手を、礼儀のない傲慢な男であると思っていました。ですから、関係を断つことを望んでいました。息子たちは何とか私を説得しようとしましたが、私は頑として譲りませんでした。息子たちは結局折れて、私の言う通りにしました。そして〇家は滅びました。」
スピリチュアル・ガイド「なぜ息子さんたちはあなたを説得しようとしたのでしょうか?」
トオル「息子たちは実際にその男と会っていました。ですから、これはまずい、時代が変わっている、ということが肌でわかっていたのです。でも、私にはそこまでのこととは思わなかったのです。」
スピリチュアル・ガイド「あなたはどうすべきだったのでしょうか?」
トオル「情、恩義、家の歴史、社会の表面的な価値観等に流されず、その時の現実をありのままに見て判断しなければなりませんでした。それから、物事の善悪はこうだ、という思い込みを外さなければなりませんでした。息子たちの話に耳を傾ける必要がありました。」
スピリチュアル・ガイド「そうですね。この前世での学びを、今世でどのように生かせそうでしょうか?」
トオル「コロナ禍で物事の価値がどんどん変化しています。これまで信じていた価値が崩れています。コロナ前の価値観にとらわれず、ありのままに起きていることを見て判断したいです。また、困っている人を助けたい、と思うあまりに、自分は情に流されそうになる部分があるように思います。情に流されないように、判断ができるようになる必要があると思います。」
スピリチュアル・ガイド「世の中の人は、あなたの息子を家長だと思ったかもしれませんが、実際には、最期の時には、あなたが家長でした。あなたにとって、あなたは今、どのような感情を感じていますか?」
トオル「罪悪感です。自分の判断のために、一族郎党を自害に追い込んだり、戦いで失ってしまいました。正しく導けなかった。その上、家が断絶してしまいました。自分の罪深さを感じます。」
スピリチュアル・ガイド「あなたにとって、自分が自害するのはともかく、人を巻き込んだことがつらかったのですね。リーダーたちは、自分の判断によって、自分についてきてくれる人たちの運命が変わってしまうことを、知っています。ですから、このような罪悪感を感じることは多いのです。難しい学びでしたね。
あなたの罪悪感をヒーリングいたしましょう。皆さん全員がヒーリングのエネルギーを受け取ってください。(まずトオルさんに、続いて全員にエネルギーを与える。トオルさんはじっと俯いてエネルギーを受け取る。)。」
*****
トオルさんは、愛する娘さん、息子さん、奥様の4人暮らしです。トオルさんは特に、20歳を超えた息子さんとの関係に心を砕いていました。息子さんは思春期に思いきり反抗期を迎えました(前世の息子たちとの関係のようです)。でも、大学に入ってから、自分のやりたいことを見つけつつあり、トオルさんとの関係は次第に良好になっていました。その息子さんが、もうじき大学を卒業して自立する時がくる。その時に、どのように息子さんとの関係を作っていくのか、スピリチュアル・ガイドは知恵を与えているのかもしれない、と私は思いました。
また、トオルさんは、発展途上国での支援に力を入れています。トオルさんは経験を積んだビジネスマンでもあるですが、その時に、コロナ後の新しい考えが入ってくる可能性もある。自分の子供のようにかわいがって育てている若者が持ってくる意見を見逃さないように、というスピリチュアル・ガイダンスなのかもしれない、とも思いました。
(続きます)
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