Title: Complete learning from one of my past lives: Episode 12
皆様、こんにちは。
これまでのお話は、以下をご参照ください。
「前世から学び終えるということ1」
「前世から学び終えるということ2」
「前世から学び終えるということ 3」
「前世から学び終えるということ 4」
「前世から学び終えるということ 5」
「前世から学び終えるということ 6」
「前世から学び終えるということ 7」
「前世から学び終えるということ 8」
「前世から学び終えるということ 9」
「前世から学び終えるということ 10」
いよいよ、その自分が本心からは望んでおらず、仕事に関する義務と責任で行っていた課題を終わらせ始めた時期と、戦国時代のワークが始まった時期がどうやら重なっている。ということは、この課題を仕上げることは、私にとっては、前世の大きな課題を越えるほどの大きなことなのかもしれない。
戦国時代のエネルギーは、こちらが気が付かないうちに、相手がこちらを利用して、霊的なエネルギーをどんどん相手が奪っていくようなエネルギーです。
自分でも気が付かないうちに問題に引き戻されている、というのは前世の繰り返しの特徴なので、手ごわい課題でもあります。
その中で、自害しないで済むように舵を切ることは、その戦国時代の繰り返しを断ち切ったり、ひっくり返したりするほどの大きな力のいることのようだ。単に現世で自分の好きなことを選択すれば前世の繰り返しを超えられる、ということではなく、自分を取り戻すことでもあるのだ。頭をガーン、と割られたような気持になりました。
たとえ混乱した中でも、スピリチュアル・ガイダンスは、目の前の課題を明らかにし、それを超えるための知恵をくださいます。私はその助けを得て変わっていくことを選択しました。
*****
スピリチュアル・ガイドは、私のその課題を解決するのに、仲間を用意してくれました。「前世から学び終えるということ 5」でご紹介した友人たちです。
「前世から学び終えるということ 6」でご紹介した集まりの後、カナさんは、スピリチュアル・ガイドとつながりながら、その前世を深く思い出していきました。
カナさんは、現世では女性でダイスケさんの妻ですが、その戦国時代の前世では、カナさんは〇家の長男で私はその妻でした。政略結婚だったのですが、円満な関係を築いていたようでした。
しかし、何年か後、当時の私の血縁関係にある人たち、つまり私を政略結婚に利用した人たちが〇家を裏切りました。当然のことながら、家同士が険悪になり、ついには戦となりました。戦の最中、私は子供たちと一緒に、実家に移動し、生き延びたのですが、私の夫も、義父も、夫方の親族の多くも自害したり、殺されて亡くなったのです。血縁関係のある人たちが、私の意を介さずに、自分たちの都合で夫の家を滅ぼしたのです。
戦国時代の史実を見ると、よくあるストーリーです。でも、改めて気持ちを想像すると、ひどい話です。
カナさんは、その前世で家同士が対立したときに、自分の親との関係を尊重し家を立てるか、政略結婚で築いた自分の家族を守るか、という葛藤に立たされたこと、等々を、スピリチュアル・ガイドとつながりながら思い出していきました。その前世では、父親は、政略結婚で息子がつながろうとした相手の武将を快く思っていなかったからです。
その前世の葛藤を話してくれた時に、じわっと、私(Ai)の目からなぜか熱い涙が溢れました。政略結婚で家の外から来た女性なのだから、私のことなんか気にしなくていいのに、と前世の自分(当時妻であった私)が思ったようです。
私自身は、「家」に嫁いだのだから、血のつながった家族を優先するのは当たり前。自分はいないのと同じ。そう感じていたようです。子供たちは行く末を決められるのだろうけれど、それは私のあずかり知らぬところ。男兄弟は自由で、女兄弟は自由ではない。当時、そのような考えがしみていたようです。
熱い涙でヒーリングされたのでしょう。不思議なことに、それ以降、その一家が関わる歴史的な背景がするすると理解できるようになったのです。これも前世を思い出す時によくあることだ、と思い出しました。この反応は、前世のトラウマがヒーリングされるときの反応でした。
ふと、以前は、自分が経験しているのは、前世なのかどうか、と迷ったことを思い出しました。ですが今回人間のレベルではわからない大きな視点からスピリチュアルな導きをいただいていることは私にとっては事実でした。前世を自分のものにし、ヒーリングして、今世に生かさなければ、という気持ちを新たにしました。
*****
トオルさんも、戦国時代の前世を思い出していきました。普段から親交のあるカナさんとダイスケさんが、前世で自分の息子たちだった、ということは、トオルさんに、今世でも近しい感情を感じている二人と、やっぱりつながっていたのだ、という腑に落ちた思いを生じさせたと共に、衝撃的なことでした。
二人の息子たちへの親愛なる情の大きさと、いてもたってもいられないような強い感情を思い出していきました。
スピリチュアル・ガイドが、「戦国時代の前世で、あなたの息子たちは、あなたのことを愛していましたよ。」と伝えると、トオルさんは、パッと目頭が熱くなり、少しうつむいて目を伏せ、ぐっと気持ちをこらえるような表情を見せました。軽妙で知的なジョークが得意なトオルさんの、普段見せない表情でした。
(続きます)
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