※ラー動画は音が出ます。音量にご注意ください
中本御徒町店 3訪目。
今週のラーは、はなっから、ココ「中本」に決めていた。
ご無沙汰してたから、そろそろ禁断症状が出始めていたのだ^^;
指折り数え待ち焦がれた週末、夜の雑踏を急ぐ。
六角家と青葉、そして中本で構成される、御徒町ラー横丁。
皆それぞれ良い店であるが、中本だけが連日大行列。
『北極ラー』+玉子(固茹で)を、辛さ2倍、麺固めで。
着丼。今日の状態はどーかな.. おおッサイコーだーッ!
※動画(↑)をご覧ください。
熱々のハリとツヤ。キリリと締まった麺が真芯を貫く。
スープ中で猛り狂う唐辛子、今日は一段と猛り渦巻いている。
嗚呼、この圧倒感、他の2店の及ぶところではない。
中本は、その悪魔的な面ばかりがクローズ・アップされるが、
ラーに対する姿勢が、とても誠実である。
これほどに異端でありながら、これほどに支持されるワケが、
実は、そこにあるよーに思う。
ゆーなれば、「誠実な悪魔」なのである。
でも..ちょっと待てよ..それがいちばんアブナいかもしれんゾ^^;

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(一番タチの悪い「誠実な悪魔」なのだ)
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炭一、初訪。
千葉のご当地ラー、外房代表は文句なしに「勝タン」であろう。
さて それでは、次に内房に目を向けてみると、
内房には『竹岡式』っちゅー、千葉ラーを語る上で絶対!に
見過ごすことの出来ん、一大勢力がある。
そん竹岡式には、所謂本流以外にも、其々の解釈で進化させた、
「竹岡式インスパイア系」とでもゆーべき支流があって、
とりわけ異彩を放っているのが、東金の「ぐぅらーめん」。
その「ぐぅ」から独立したのがココ「炭一」という構図である。
『炭一チャーシュー(大)』を、麺固めで。
ほー、そっくりそのまんま、東金「ぐぅ」のビジュアルである。
ここまで忠実に、修行店を継承してるとは思わんかった。
☆麺、良ーッし!
先ずは麺を手繰る... 真っ黒いスープが色移りした、
パキッと直線チックな中細のザク束が出現。そう!これなのだッ。
固めで頼んで大正解。やっぱ、麺は「立って」なきゃねー^^
☆スープ良ーッし!
楽しみにしてた「常軌を逸した」感が、嬉しくなるホド心地良い。
このスープ、初食の時、こんなワケないッと錯乱したほど。
どんなふーに異常なのかを、ちょっとゆーと、
丼に、温めた醤油をそのまんまドバドボと注いで、ハーイOK♪
っちゅー感じなのだ。極端に言えば。
そして、そこに大量の刻み生タマネギをゾロゾロと浮かせて、
焼け石に水ながら【強制的】に変化と甘みを付加している...
印象としては、つまりはそんな感じなのだ。
無論この極端な醤油感の先に、複合的で深い味わいがあるのだが。
☆うぉーこのチャー!これだこれだこれだぁーッ
竹岡式(系)の最大の楽しみは、もー間違いなくこれであろう。
薄切りなんてぇーチンケなもんじゃぁなくて、
豪快なその分厚さ、もはやブロック・チャーといって過言でない。
トロける感覚、しっかりした肉の手応えを同時に実現。
見た目はちょっと食べ物的でない黒ずみ方だが、
炭火の遠赤でじっくり時間を掛けて煮込まれた状態はサイコー^^
☆店名を冠するメニューだから、ほかの具材も全員集合だ♪
刻みタマネギのお株を奪いかねん白髪ネギの存在感、
少し長めでフレッシュな歯応えのメンマ、
キョーレツ醤油ダイレクトアタックとの相性抜群なワカメ。
*****
もしも自分が、この醤油感覚の中で育ってきたのであったならば、
このラーこそが、ラーのスタンダードであって
何の疑念も抱かず、人生の中に溶け込んでいたであろう。
例えば、つち屋(千葉市稲毛区)さんでは、
ラーといったら、当たり前にこのカタチのものを指していた。
それが、実は、特異な「ガラパゴス」であったにせよ、
その中に暮らす人々には、揺るぎのないスタンダードなのである。
嗚呼!このギャップ感。なんちゅー魅惑的なものであろうか!^^

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(ここまで忠実に修行店を継承してるとは)
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江ざわ、初訪。
今日は鴨川遠征である。この一杯を求めて片道約80㎞を走破^^
永年にわたって念願であったこの店に、嗚呼!遂に来たぞ。
勝浦タンタンメンの発祥として、世に隠れなき有名店だ。
昔は勝浦漁港にあったが、代替わりして鴨川に移転したと聞く。
ちょっと早過ぎたかと思いきや、開店45分前で既に待ちGあり。
ロケーションや外観なんて、いまどき関係ないのである。
そこに良いラーがあるならば、たとえ砂漠の中でも人は来る。
『チャーシュー担々麺(中辛)』を、デフォで。
おお、夢にまで見たアレが今、私の目の前に在(ア)る。
モノホンのオーラがムせ返り、眩しさと興奮で倒れそーである。
☆初口.. うゎ深い。First Impressionは【深い】であった。
勝タンを勝タンたらしめている表層の分厚い「ラー油」の層。
数年前に行った原田では、Directにラー油そのものを
楽しませる構造で◎だったが、ココ元祖はまたチョット違う。
ラー油は、ドーンと前に出して驚かせるのではなく、
土台であるスープや、具材の挽肉、タマネギとの融合を第一とし、
それらとの コナレ・ナジミの中から何事かを産み出さんとする、
そんな目的と構造なのである。
麺は中細の縮れ。加水は中程度で昔ながらの雰囲気である。
スープ同様、麺もまた深く周囲の要素と馴染むべく誂えられる。
逆に言えば、麺の存在感が薄いということでもある。
麺は自ら屹立するべし!というのが私の主義主張であるから、
願わくばこの麺が、先週の札幌ラーのよーな、
強靭なコシであったなら その悦び如何ばかりであっただろう。
表層を覆う豪快なチャー。厚さは1㌢近くもある。
流行りのトロけるタイプではなくガッシリと肉の歯応えを残す。
このあたり如何にも昔風な故の、力強い満足がある。
そして、この充実の面々を纏め上げるのは、
目に痛いホドの白髪ネギの山。清涼にて一気!に纏め上げる。
*****
勝タンは、勝浦市を中心に既に30店舗以上が展開しており、
外房での一大勢力であるが、その内容は実に個性豊からしい。
勝タンだけを専門に食べ歩いてるヒトまでいるという。
バリエーションが豊富で、しかも飽きない とゆーことであろう。
これほどの魅力的なパラダイスが、房総の一角にあるのだ。
パラダイスは「ガラパゴス」と言い換えても、また、面白い。
往復160㎞は中々の距離だが 遠征する価値は充分にあるであろう。

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(往復160㎞を遠征する価値は充分にある)

けやき 初訪。
札幌出張。
宿にチェックインしてふと思い立つ。まだ時間は早いゾ!
飲み会後の酔いに任せて 煌めく北の夜の街へと彷徨い出る。
東京は、早くも汗ばむほどの陽気の日があるのだが、
ココ北海道は、まだキーンッ!って音が鳴るほどに寒い。
携帯で検索したラー情報、この辺りでtopのこの店へ。
降りしきる雪の中の外行列。噂通りの人気に期待が膨らむ。
『味噌ラーメン』+煮玉子+辛い、を麺固めで。
あれ..? と思うほどに「さりげない」印象の当たりである。
ドカンッ!とクるとか、ガツンッ!とクるとか、
最近のラーなら当然のよにある「クるもの」が殆どない。
ならば、多くの人に支持される魅力ってどこに..?
よし!先ずこの静かなスープを含んで目を閉じてみよう。
うむ... おぉ、なるほど見えたゾ(笑)
一つ一つの仕事がピシッとキマって初めて生まれる、
ピリッと小気味良い緊張のバランス世界がそこにはあった。
ホレボレするよな、繊細で強い縮れの濃黄色半透明の麺。
強力な弾力が印象的。スープとのマッチング◎。
これぞ絵に描いた札幌ラー、さがみ屋製麺というらしい。
あくまでもナチュラル。自然な甘みが立ち上がる煮野菜。
煮玉子も、非の打ちどころのない見事なものだ。
シャキッと爽快な白髪ネギが、トータルを引き締めている。
そして、表層の半分を支配する「辛い」肉味噌。
ナメていたら、一寸意外なほどにスパイシーなヤツだった。
このラー、よーするに一昔前のスタイルということだ。
技術と良心が至上とされていた良き時代のモノなのである。
パンチが制御不能なまでにエスカレートした、
限界!とか超!とかいった バケモノではないのである。
視点が据わると、このラーはキラキラと輝きはじめた。
北の夜の街で 心温めるのに、如何にも相応しい一杯である。

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(煌めく北の街で心温めるに相応しい一杯)

福たけ 蘇我店初訪。
数か月前に、本店を連訪して以来の「福たけ」である。
『福田山らーめん(並)』+味玉を、デフォで。
蘇我店には、実に個性的なメニューがズラリと並ぶ。
個性的ゆーより “へんな”といった方が良いかもしれん。
このメニューもそーである。写真↑を見て頂きたい。
豪快とゆーより、素っ頓狂にそそり立ってをるのは、
巨大なチキンカツだ。福たけチキンとゆー名物らしい。
それでは、肝心のラー本体の方はといえば、
あっさりスープに背脂を浮かべた所謂チャッチャ系だ。
豊かな風味でパンチもあって、中々のものである。
麺は極太。結構な縮れで食感と小麦感が良く、
スープとのマッチングも、これまた中々のものである。
山盛りの茹でモヤシ、そして味玉は、
特筆するほどでないが、まー 中の上といったところか。
さて... チキンカツ(福たけチキン)の一件である。
なにか目からウロコのコラボがあるのかと期待したが、
べつに、なにも..なかった(笑)。
カツはカツ/ラーはラー:厳然と別物として併立していた。
この2者をペアリングさせて得られる意義と相乗を
膝を打って同意出来るヒトがきっといるのだろうけど、
私にはわからんかった..
ただ、面白いといえばこれほど面白いラーもあるまい。
ちょっと想像してみてください。どー思われますぅ...?
(背脂勝浦タンタンなんてーのもあった^^)

剛流 初訪。
『特製ドロ味噌中華そば(全部のせ)』を、麺固めで。
ファースト・インパクト、なんと、浜松の京蔵*にそっくりだ!!
京蔵が、先日試験的に“温麺”をやったということを
千葉で聞いて歯噛みしたのだが まさにこれはそれを彷彿させる。
思いがけずにラッキー!って感じである。
これ以上ない、超濃厚なとんこつ魚介のスープ。
小気味よいザラつき感と同時に、信じられんほどに分厚い滋味。
ムせ返るほどに立ち込める、ブシの風味。
麺は極太、ほぼストレート。強靭なコシで存在感充分。
口中でスーッととろけちゃう、大判の見事なバラ・チャーが4枚。
思い切って太い、角材の如きメンマは食感サイコー^^
中の黄身が深い色にまで沁み渡った、カンペキな状態の味玉。
麺とチャーと超濃厚スープを、三者同時に頬張って目を閉じる。
嗚呼、思わず気が遠くなるほどの至福の世界である。
さて今度は、上記一式を海苔でクルリと巻いて口中へin!
うーーむ.. 地にめり込むほど深く頷きながら気が遠くなってゆく。
この店、「六厘舎」一族なのかと思いきや、
券売機のボタンには「角ふじ」を冠したメニューもある。
これは一体どーゆーことだろう? この2店の関係とは...如何!?
* 京蔵~きんぞう~
六厘舎出身の店主が浜松雄踏町で営むつけ麺専門店
最高の品質で名高く、平日休日問わず長蛇の行列が出来る
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(ホンモノの店がここにもあった)

杉田家2訪目。
久しぶりの家系である。
千葉のこのエリアには、特筆に値する家系の店が3軒もあって、
①:発展標準タイプのA店
②:原点特攻タイプのB店
③:未来創造タイプのC店
上記それぞれに、抜群の価値と魅力があって大好きなのだが、
今日は②の「強い」ラーをイきたくなった。
よし!そのためには昼食を抜こう、万全の体調で臨もう。
『チャーシューメン(中)」+味玉を、
麺:バリカタ、味:濃い目、油:普通の手加減カスタマイズ
前回、油多めにして「命の危険」にさらされた教訓があって、
今回は、油は普通にしようとはじめから思っていた。
そしたら今度は、スープの塩分濃度が顕在化してきた。
確かに濃くしたのは私だけど「限界値」ってどーなのYo ^^;
麺はパキッとフレッシュ。清々しいほどのストレート酒井。
チャーは、強い弾力の手応え。魔性のタイプである。
味玉は、濃いブラウンと黄金の黄身が見事な「深漬け」タイプ。
おぉ強い!そして、痛い...イタい、イタタタタタ...^^;
でも、これなのだぁ。今日、私が求めてたのはこれなのだぁッ!
(痛い...イタい、イタタタタタ...^^;)

ほうきぼし 初訪。
最近にない豪雨の飛沫で、ずぶ濡れになりながら駆け込んだ。
背中合わせにカウンターが2列の小さな店内。
話題の若い(20歳位)女性店主の姿は見えないようだ。
厨房は男スタッフ2人で回している。
神田店の場合は、担々麺と煮干ラーの2本柱であるようで、
両方に惹かれたが、よりメインらしい担々麺でいくゾ!
『担々麺(大)』 を、激辛・麺固めで。
よーし。なかなかテンションが高そうな良いカオだ。
箸を近づけると、スパイシーで且つ清涼な香気が突いてクる。
日本ではあまり馴染みがないアチラのハーブの香りだ。
肉そぼろ&モヤシ&落花生を麺に絡め、スープを潜らせ口中へ。
そう、この落花生なんてぇのも、オリジナルで面白い。
口いっぱいにひろがる、衝撃の「麻(山椒)」のシビれ感。
ボディを担う芝麻醤(練りゴマ)は、後から追いかけてくる。
シャープ感の方を前面に出した融合のさせ方である。
麺は、坦々麺ではあまり見たことがない潔い太麺ストレート。
嬉しくなっちゃうホドのコシ。ガシッと心掴まれる。
ふと、浜松ラーの「忍者」麺そっくりなのに気が付いた。^^
このラーのポイントは、①本格の香味・麻(マー)の炸裂と、
②強靭で潔いストレート麺との 一種意外なコンビネーション
といったあたりにツボがあると思われる。
次は煮干しラーを試してみようっと。近いしねー また来ます!
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(次は、煮干しラー系を試してみよう)

麺屋こうじ 初訪。
☆麺屋こうじグループ という全国規模の大組織があるが、
ココの店名がズバリそのものなのは、
このグループの社長自らが立ちあげたことによるらしい。
かの山岸一雄氏との関係など、色々と面白そうなのだが、
ま、経緯や事情はさておいて。
*****
店に着くと行列がない。行列は必至の覚悟だったから、
ラッキー♪でも肩すかし喰らったよー妙な気持ちで着席。
『角ふじみそ小ブタラーメン』を、デフォで。
ココ独特の「二毛作スタイル(昼:大勝軒 夜:角ふじ)」は、
夜ということで「角ふじ」の中からのチョイスである。
さて到着。うゎおー期待通り。コイツはやっぱり凄い。
舌にザラつくほどに、濃厚・重厚な、味噌豚骨のスープ。
時間変化までが計算に入った、完璧な濃度である。
この感じだと、私の魂胆は完全にバレているゾ。
なんだぁ、この麺はぁッ。 小麦感に満ち溢れた極太麺で、
それだけでも充分に及第点なのに、
全く、殆どらせん状である。縮れどころの騒ぎではない。
嗚呼!ショッキングなチャー・タワー。
チャーゆーより「分厚く大きい焼き肉」と言った方がいい。
チャーらしさを期待するとハズれるかもしれんが、
このスタイルの充足感、初めて経験する新感覚である。
更に嬉しいのは、うず高いもやしタワーの「水切り」が
完璧になされている、ということだ。
二郎インスパイア系で定番の、このもやしタワーは
反面、全体を冷ます&薄める元凶になるリスクをも持つ。
シャキ~感を残しつつの、絶妙な加減の水切り。
いやはやスミからスミまでホントに良くわかってるねぇ。
*****
なんだか、背後がザワザワと騒がしくなってきたので、
振り返ってみると ずらりと並んだ椅子に店内待ちの面々。
いつの間にか長蛇の店内行列が出来ていたのであった。
来たときすぐ座れたのはホントにラッキーだったのである。
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(スミからスミまで ホントわかってるねー)

初訪。
京葉線の海浜幕張駅前は、いつの間にか驚くほどに発展していて、
いかにも先端都市らしい“効率追求”された建物が並ぶ。
そして、いよいよこの街にもラー屋が続々と乗り込んできて、
上記の「ルーチン」の中に、次々と整然と「入力」されていく。
この店もそんな中のひとつである。なかなかの人気のようだ。
店頭に、かの山岸一雄氏と店主のツーショットを誇らしく掲げ、
いかにもアナログなルーツをアピールしている。
ただ、それがかえって、この店のバーチャル(仮想現実)感
をアオる結果になっていて、チョット痺れる光景である。
『辛味角ふじ麺(並)』+半熟玉子 をデフォで。
山岸一雄氏が会長をつとめる“麺屋こうじグループ”には、
大勝軒系つけめんと二郎インスパイア系の両方あるのが嬉しい。
二郎インスパイア系である「角ふじ麺」をイってみた。
濃厚豚骨!極太麺!もやしタワー!具材各種!ニンニク攻撃!!
状態も良い、コンセプトもわかる、適度にパンチも楽しめる。
ただ..なんだろう、この整理され切った無駄のない二郎ラーは。
悪魔も、エグ味も、殺伐も、アヤシさも...そこにはない。
個別に見ていけば、別になにも間違ってはいないのではあるが、
でも.. これで、良いのだろうか。
と.. ここまで書いて、筆を置くことにする。
私が言いたかったコトは、既に言い尽くしてしまったからである。
(きちんと整理された無駄のない二郎ラー)