刺青の人体標本 保存用額縁 公開中!「KITTE インターメディアテク」
「杏のブログ」の杏さんより、東大医学部標本室所蔵の刺青標本保存用額縁(注:額縁のみ)がKITTEで一般公開されてるとの情報をいただき、早速 見学に行ってきました。
JR東京駅 丸の内南口 旧東京中央郵便局敷地に建設
今年3月21日に新しくオープンした商業施設「KITTE(キッテ)」
KITTE入口
KITTE内部 巨大吹き抜け
刺青標本保存用額縁は、日本郵便株式会社と東京大学総合研究博物館が協働で運営をおこなう学術文化総合ミュージアム「インターメディアテク(IMT)」の3階に展示されています。
インターメディアテク(IMT)入口
額縁は東京大学医学部標本室が所蔵していたもので、
特別展示 _MODULE アントロポメトリア(人体測定)のために出品されたものです。
額縁には下記のような解説文が添えられていました。
『刺青標本保存用額縁 Frame for Tattoo Specimen.
木、ガラス、紙 明治中期から昭和初期
東京大学医学部標本室旧蔵 東京大学総合研究博物館蔵』
額縁は3点が展示してあります。枠は木製黒漆仕上げのシンプルなものです。
刺青標本が貼ってあった台紙は、胡粉で下地塗り(筆跡あり)してあるようです。
標本の保存のために定期的に塗られたオリーブオイルの油分が移染して、茶褐色の人型のシミが出来ていました。
台紙には耐水インクで標本データを手書きした紙片が貼られていました。
額・左(G84 文88)、 額・中央(G64 文71)、額・右 (G65 文72)
おそらく「文」というのは文身を指しているのでしょう。
博物館内は写真撮影禁止のため、肝心の標本額は撮れませんでした。残念…
※画像はInternet Museumに掲載されている物を転載させていただきました。
東大医学部標本室は一般公開していないため、医学・医療従事者以外は見学することはできません。
インターメディアテクの展示でも刺青標本そのものを見ることは出来ませんが、保存用の額縁だけでも間近で見ることが出来るのは貴重ではないでしょうか。
■JPタワー学術文化総合ミュージアム インターメディアテク
■東京都千代田区丸の内2-7-2
■休館 月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始 その他館が定める日
※入場無料
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KITTE入口
KITTE内部 巨大吹き抜け
刺青標本保存用額縁は、日本郵便株式会社と東京大学総合研究博物館が協働で運営をおこなう学術文化総合ミュージアム「インターメディアテク(IMT)」の3階に展示されています。
インターメディアテク(IMT)入口
額縁は東京大学医学部標本室が所蔵していたもので、
特別展示 _MODULE アントロポメトリア(人体測定)のために出品されたものです。
額縁には下記のような解説文が添えられていました。
『刺青標本保存用額縁 Frame for Tattoo Specimen.
木、ガラス、紙 明治中期から昭和初期
東京大学医学部標本室旧蔵 東京大学総合研究博物館蔵』
額縁は3点が展示してあります。枠は木製黒漆仕上げのシンプルなものです。
刺青標本が貼ってあった台紙は、胡粉で下地塗り(筆跡あり)してあるようです。
標本の保存のために定期的に塗られたオリーブオイルの油分が移染して、茶褐色の人型のシミが出来ていました。
台紙には耐水インクで標本データを手書きした紙片が貼られていました。
額・左(G84 文88)、 額・中央(G64 文71)、額・右 (G65 文72)
おそらく「文」というのは文身を指しているのでしょう。
博物館内は写真撮影禁止のため、肝心の標本額は撮れませんでした。残念…
※画像はInternet Museumに掲載されている物を転載させていただきました。
東京大学医学部標本室内部 1961年(昭和36)頃
科学大観 第7号 人体特集 世界文化社・刊 より
奥の壁に額装された刺青標本が数点掛けられているのが確認できます。
東大医学部標本室は一般公開していないため、医学・医療従事者以外は見学することはできません。
インターメディアテクの展示でも刺青標本そのものを見ることは出来ませんが、保存用の額縁だけでも間近で見ることが出来るのは貴重ではないでしょうか。
■JPタワー学術文化総合ミュージアム インターメディアテク
■東京都千代田区丸の内2-7-2
■休館 月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始 その他館が定める日
※入場無料
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