まっとうな時代
こんにちは!代表の小川 です。
「ホームページ制作と
キーワード広告の一体型運用サービス」
をご提供している以上、
細部のオペレーションはともかく、
原則的なことについては、
常々学習しておかなくてはなりません。
と、いうわけでもないのですが、
いま、この本を読み進めています。
検索エンジンは
なぜ見つけるのか
~知っておきたいウェブ情報検索の基礎知識~
グーグルをはじめ、
検索技術の進化には目を見張るものがあり、
そもそもの仕組みを理解しておきたいという想いから
読み始めました。
それにしても、ほんの3~4年ほど前までは、
「検索しましたが、見当たりませんでした」
という「検索結果」が度々返ってきていたのに、
いまは、どんなにマイナーでニッチなキーワードでも
「もしかして○○では?」
逆に質問してきたり、
該当する語句が乏しければ、
類似語にまで範囲を広げてみたり、
複合キーワードの場合、
二語め、三語めにピンスポットをあて、
検索結果の精度を少しでも上げようとしたり、
「まったくのお手上げ状態」になることはなくなりました。
検索する側も、そのことに慣れてきて、
とんでもなくマイナーで、
ニッチこの上ないキーワードであっても、
期待感すら抱いて入力する。
こうして
検索ユーザーの「知りたい」や「見つけたい」という要望は、
益々細分化され、
急速にロングテール化していきます。
そこそこのホームページでも
そこそこ上位に掲載されていれば、
そこそこ問い合わせがあった
幸運な時代は過ぎ去って久しいのですが、
その原因は、
検索市場への参入が著しく増え、
競争が激化しただけではありません。
以前なら検索しても返されることがなかった
検索ユーザーの細分化された要望が、
満たされるようになったことが大きいのです。
一例をあげて解説しておきましょう。
たとえば「浮気調査」というキーワード。
以前なら、
「浮気調査」で検索された上位掲載ページが、
検索ユーザーからすれば、問い合わせ先の有力候補でした。
ところが、キーワードが
「浮気調査 後払い」
一語増えればどうなるでしょう。
たちまち検索順位は変動し、
そして、次のようなことが起こります。
おそらくこの検索ユーザーは、
浮気調査を依頼したいのだけれど、
支払いは調査が終わってからにしたい
そんな要望をもっているのだと推察されます。
そしておそらく、
後払いが可能であるか、
後払いは無理でも
支払い方法について、
どこよりもていねいに記述されているホームページを優先して
問い合わせ先を「選ぶ」はずです。
つまり、「浮気調査」というキーワードで
いくら掲載順位が1位であっても、
「浮気調査 後払い」を満たしてくれているホームページの前では、
無力に等しい。
正確には、
比較検討の「土俵」にすらのぼらせてもらえないのです。
以前なら電話の1本もかかってきたかもしれませんが、
いまは、
検索結果にもとづいて「じっくり吟味」されるため、
電話もメールもFAXも、
ピクリともしない状態がつづきます。
要するに
検索ユーザーの欲望と心理に敏感で、
それを具現化できる会社だけが、
「問い合わせ」と、
そして「成約」という果実を得る
まっとうな時代がやってきています。
商人の、商人による、
お客さまのためのホームページ。
私たちはこれからも
この王道を踏み外すことなく、サービスを提供していきます。
我々はきわめて微妙な問題を相手にしている。
ある人が知りたがっていることを、
他人である我々がどうやって見つけ出せるのか。
その人が
欲しいものをきちんと言い表すことができない状態で。
by Robert S.Taylor
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タイミング
こんにちは!代表の小川 です。
いま、経営者にとって、
必要なことは、
タイミングを謀(はか)る
だと思います。
打って出るのか。それとも
守りに入るのか。
あるいは守りつつ攻めるのか。
「すべてを不況や政治のせいにはできない」
とばかりに何かと仕掛けてしまい、
疲弊していく経営者の方がいらっしゃいますが、
覗ってみると、
実行したタイミングが悪かったという
笑えないお話もあります。
そもそも、経済が停滞しているとき、
市場はゆがみます。
たしかに存在したはずの需要が消滅し、
異なる場所で
異なる需要が生まれ、
そのギャップは、
刻一刻と変化していきます。
今回の震災で需要が消滅してしまったことで、
苦境に立たされている会社にとって、
「タイミングを謀れ」と言っても
酷なお話かもしれません。
不況の次は好況、好況の次は不況、不況の次はまた好況、
経営者はこのサイクルを疑うな
とは、わが師一倉定さんの至言ですが、
経済が停滞している間にコツコツと準備を進め、
間合いをとって打って出る
次なるタイミングを謀れ、という
じつにシンプルな心構えが、いま、必要だと思うのです。
需要があるから動く、需要がないから動かない、
ではなく、
商品やサービスを供給するタイミングは、
いまが最適だろうか?
市場のマインドと一致しているだろうか?
受け入れてもらえるだろうか?
そんな自らへの問いかけと、
冷静な判断力が、いま、必要だと思うのです。
攻守のサイクルは、
マーケットの変化に応じてつくるもの
by 井上潤吾
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もう一度ドラッカーがおしえてくれた
こんにちは!代表の小川 です。
ボストンコンサルティンググループの前代表、
内田和成さんの本を読んでいたら、
ピーター・ドラッカーの次のことばが紹介されていました。
経営における最も重大なあやまちは、
間違った答えを出すことではなく、
間違った問いに答えることだ。
「正しい答えではなく、正しい問いが必要だ」という論調は、
いまにはじまったことではありませんが、
経営者にとっての「転ばぬ先の杖」という意味では、
折にふれ、
心に刻んでおきたいフレーズです。
少し前に遭遇した、こんな実例をご紹介しておきましょう。
ビルやマンションのメンテナンス業を営むYさんと、
もともとは、別件でお会いしていたのですが、
要件が片付き、
世の情勢について雑談がはじまった頃のことです。
次のようなご相談を受けました。
(この、ご相談内容をブログに書くにあたっては、
Yさんの了解を得ています。実名は伏せることが条件でした)
知り合いからの紹介で、
ある講演会を聞きに行ったところ、
あたらしいビジネスモデルのことを知った。
そのあと、講演会の関係者の方から、
お金をかけなくとも
短期間のうちにはじめられるこの「ニュービジネス」について、
さらにくわしい説明を受けた。と、いうよりも
「営業」をかけられた。
この時点では、
「そんなにうまくいくかな」
疑心暗鬼だったけれど、
三度営業をかけられたとき、
私と同じ講演会に出席した人が準備をはじめている、
と聞いて、あせってしまった。
で、このニュービジネスをスタートさせるための、
「いまいちよくわからない」とある勉強会に参加することになった。
訊けば「参加費はうん十万」とのこと。
だまされたと思って申し込もうと思うのだけれど、
「小川さん、どう思います?」
私、一瞬、のけぞりそうになりました。
だまされたと思わなくとも、Yさん、あなた、
だまされてますよ・・・・
ただ、のけぞってばかりもいられません。Yさんと向き直ると
私は次のように答えました。
『どう思う?』意見を求められているくらいだから、
Yさん自身はまだ迷っていて、
こんな話にのって大丈夫かな、そう思っているのでしょ?
Yさんは「それもありますけど、はたして、
いまの僕にできるかな、って心配の方がおおきいです」
次の瞬間、
あ、Yさんは、参加しようと決めているな。
と思いました。と同時に、
でも、ニュービジネスとやらを
はじめようとしているのではなくて、
ニュービジネスをはじめるためにあらかじめ準備された
さまざまな仕組みやルール、
そういったいくつかの「レール」の上を、何人かと連れ添って走ること。
そのことに魅力を感じているのかもしれないな。
と、感じたのでした。
私はYさんに、次のような提案をしました。
なんだか答えを出す方向で、そんな雰囲気になっていますが、
もう一度、「問い」から考え直してみませんか、と。
「いまのYさんの問い、というか迷いは、
たしかに理屈にあったビジネスモデルではあるけれど、
いまの僕に、できるかどうか?
ですよね?」
「まあ、そうです」
「その前に確認しておきたいことがあります。
そもそもYさんの会社に、
そのニュービジネスとやらは必要なのでしょうか?」
「必要じゃないですか。このまま、いまの仕事をつづけていても、
他と代わり映えしないし・・・・」
「他と代わり映えしないYさんの会社には、
それでも
いちばんのお得意さまがいらっしゃるのでしょ」
「でも、売上が下っていて・・・・」
「いつ切られるかわからない?」
「不安ですね」
「お取引して、何年になりますか?」
「古いです。先代のときからだから・・・・」
「その間、Yさんの会社の屋台骨を支えてきたわけでしょ?」
「ですね」
「それなりの対応をしてきたのでしょ?」
「ずいぶん無理をきいてきました。とくに価格の面ではね」
「価格の面だけですか?価格の面以外でも、
いろんな問題が寄せられたのではないですか?それこそ
難問・奇問の類も含めて・・・・」
「そりゃいろいろとありましたよ」
「その都度、対応してきたのでしょ?
お金になるかならないかは別にして・・・・」
「お金にならないことの方が多かったかな。でも、
放っておくわけにはいかないし・・・・」
「お金になるかならないかは別にして、
数々対応してきたことのなかに、
商品化できるサービスはありませんでしたか?」
「・・・・?」
「その中から
他の会社でなら、お金を出しても欲しい、
そんな内容のことをしてきませんでしたか?」
「・・・・・・・・」
Yさんは、とおい目をしていました。
私は、少し急ぎ過ぎたのかもしれません。
「いずれにせよ、いまのYさんにとって正しい問いは、
ニュービジネスに取り組むかどうか
取り組むとして、できるかどうか
できるとして、どうすればよいか
ではないように思います。
Yさん、あなたの会社に、
目の前のニュービジネスとやらは、ほんとうに必要なのですか?
その前に、やり残していることはありませんか?
この問いに応えるところから、もう一度はじめてみませんか」
私がそう言うと、Yさんの肩の荷は少し下りたようでしたが、
スッキリとした表情ではありませんでした。
それはそうでしょう。
「やり残していること」に的をしぼって
そこにエネルギーを注ぎ込むことの方が、
はるかに重い課題だろうからです。
その後、この件はどうなったかって?
後日、Yさんから
「ニュービジネスの件、しばらく様子をみることにしました」
じつにYさんらしい表現でご連絡をいただきました。
(でも、これからの方がたいへんですよ、Yさん・・・・)
そうして私は、誘われるようにしてドラッカーの原典、
「創造する経営者」を読み返してみるのでした。
重要なことは、
いかに適切な仕事を見つけるかではなく、
いまだ「機会」の与えられていない
なすべき仕事に、
いかにして資源と活動を集中させるかである。
by P.F.ドラッカー
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願望を育てよう!
こんにちは!代表の小川 です。
以前のブログで、
次のようなご案内をしました。
●○●○●
会社の進路設計シリーズ①
売上と利益に直結する、最初の「基本公式」
テーマは、
「数字」という「事実」から、ただちに打つべき手を決め、
実行アイテムをそろえること。
第一回目は、今月!プライベート講座として開催予定です。
クライアントの方々へは、通例のお打ち合わせの時間を利用して
順次、開催を予定しています。
例によって、一方的にお伝えする内容ではなく、
私も「経営者」として参加します。
経営者同志、有意義な時間にしましょう。
●○●○●
と、いうようなご案内だったのですが、
日程が記載されていませんでしたね。
日時:5月28日(土)PM2:00~6:00
場所:当社「経営人の自習室」
本文中にもあるように
クライアントの方々へは、随時、
通常のお打ち合わせの中で開催しますので、ご安心ください。
尚、告知していて何ですが、
定員は1名、ないし2名。どんなに多くても3名まで。
じつは一名の枠はすでに埋まっていまして・・・・(笑
このような、多くても2~3名までのプライベート講座は、
これからも続けていこうと思っています。
「○○できたらいいな」ではなく、
「願望」はしっかり育てなくてはダメ。
願望を大きく育てることができれば、
今まで面倒くさかったり嫌だと思っていたことも、
その願望をかなえるための『やりたい』ことに変わる。
つまり、
『頑張らなければならない』 → 『頑張りたい』
この状態を自然に導くことがコツなのだ。
by 水野敬也
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イチローの見極め
こんにちは!代表の小川 です。
震災以降、荒れていたPPC広告も、
3カ月を経て、
正常運転へと戻りました。
ひと頃は、
)表示回数、クリック回数ともに激減してしまったり、
)どさくさにまぎれた不正クリックが横行したり、
)クリック単価が乱降下したり、
)突如、「入札金額が足りない」の表示が出たり、
各方面で、それこそ激震が走っていたのですが・・・・
こんなときは、
定点観測をつづけながら
自らでは制御不可能と判断したら、
いったん出稿をストップするしか方法はありません。
おもえば、
世の中には、
自分でコントロールできないことと、
できることの両方があって、
ともすれば私たちは、
「コントロールできないこと」の方に気をとられ、
なんとかしようとして、
いたずらにもがいてしまう。悪戦苦闘してしまう。
PPCにせよ、SEOにせよ、
グーグルならグーグルの、ヤフーならヤフーの
検索エンジンを私たち自らがコントロールできない以上、
実行できることは限られています。
ひとつは効果検証。
そしてもうひとつは、
自分でコントロールできることにのみ力を注ぐ。
たとえば、
)検索キーワードごとに、ランディングページを振り分ける
)ランディングページに、検索ユーザーが欲する内容を書き加える
)広告文を練り直す
)出稿するキーワードをふやす
)ブログの更新頻度をあげる
)ホームページの内部リンクをふやす
・・・・等々、地味ではあるけれど、自ら制御できるという点で、
とても実効性の高い作業だとおもいます。
とくに「自分ではどうすることもできない」ことが目に余るいま、
「集中」するには、もっとも適したタイミングです。
かのイチロー選手も、はっきりこう言っています。
自分にコントロールできることとできないことを分ける。
そして自分で制御できないことに関心を持たないことです。
あえて付け加えるなら、
関心をもってもいいが、けっして振り回されないことです。
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頭の中を整理する講座
こんにちは!代表の小川 です。
さまざまな事業経営者の方とお会いしていて、
思うことがあります。
だれひとりとして、同じ考え方、
同じ嗜好性、
同じ素養の人はいない。ですが、
「経営者自身が、自分の会社の将来をどう見ているか」
という1点に限って言えば、
おおよそ
つぎの3つのパターンに分けることができるんじゃないかと
思います。
なぜ、こんなことがわかったというと、
経営者の方とお会いするたび、
つぎのような質問を投げかけていたところ、
その回答のなかに
「自己否定派」と「自己肯定派」、
そして「自己分析派」の
3つの「傾向」が顕著に出ていたからです。
その「質問」とは、こうです。
「御社に、同業者と違う点があるとすれば、
それは何でしょうか?」
回答パターン1)
同業者との差?ほとんどありませんね。
どこも似たりよったりじゃないですか。
強いて言うなら価格でしょうが、
さすがに限界です。先行き暗いですね・・・・
回答パターン2)
社内の「人間教育」には力をいれています。
なんといっても会社は「人」ですからね。
じつはこんど、
社内でこんな委員会を立ち上げる予定でして・・・・
回答パターン3)
おそらく数年後には、
現在の市場(需要)はこうなっているはずなので、
中でもこの部分に資源を集中させようと思っています。
ですが、まだまだです。急がないと・・・・
じつは、これ、ひとりの経営者が経験する
3つのステップでもあるのです。
経営者になりたての頃は、
見るも聞くもあたらしいことばかりで、
不安ながらも、とにかくがむしゃら。
そのうち、さまざまなことが見えてきて、
社内の
あまりにも「ないないづくし」に唖然となる。
あれこれ、「あら」が目についてしまう。
将来の不安が先に立ち、
最初の「自己否定」がはじまるのも、
ちょうどこの頃。(パターン1の症状が出始める)
「なんとかせねば・・・・」というわけで、
本を読んだり、セミナーに出席したり、
さまざまな団体に所属するうち、
外部からのさまざまな刺激を得て、
「根拠」と「確信」という名の
「自己肯定」がはじまる。(症状はパターン2)
じつは、このステージ以降、
パターン3)の状態に至るまでの間に、
ひとつの「踊り場」があって、
数年間、長いときには十年に及んで、
パターン1)の「自己否定」の状態と
パターン2)の「自己肯定」の状態とが、
ある周期で、交互に繰り返されるケースが多いのです。
この「踊り場」にハマルと、なかなか抜け出せません。
過去、私自身、経験したことがあるので、
いまでこそ、
「あ、ハマりそうだな」
気がつくことができるのですが、
相応な自覚がないと、半永久的な躁うつ状態に陥ります。
会社の業績で言うと、
否応なしに「一歩前進二歩後退」の状態がつづくのです。
この状態を打開し、パターン3)へと至るには、
いったい何が有効か。
)自らを奮い立たせるための「精神論」でしょうか?
)ワクワクするような「マーケティング・テクニック」でしょうか?
)それとも、スピード感あふれる「行動力」でしょうか?
)あたらしい「人事評価制度」でしょうか?
頭の中を整理してみることだと、私は思います。
いままでに「経験したこと」や「学んできたこと」、
「おそわってきたこと」を一度は捨てて、
「頭の中に、しっかりとした整理棚をつくる」
ことを優先してみるのです。
では、「頭の中に、しっかりとした整理棚をつくる」とは、
いったいどういうことなのか。
じつは、このあたりのことを講座にしました。題して、
会社の進路設計シリーズ①
売上と利益に直結する、最初の「基本公式」
テーマは、
「数字」という「事実」から、ただちに打つべき手を決め、
実行アイテムをそろえること。
第一回目は、今月!プライベート講座として開催予定です。
クライアントの方々へは、通例のお打ち合わせの時間を利用して
順次、開催を予定しています。
例によって、一方的にお伝えする内容ではなく、
私も「経営者」として参加します。
経営者同志、有意義な時間にしましょう。
思考の整理がむずかしいのは、
思考が目に見えないものだからです。
だから、思考を整理しようとすれば、
まず思考を、
「数字」や「言葉」という
「情報」に置き換える必要があるのです。
by 佐藤可士和
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己を知ることが一番むずかしい
こんにちは!代表の小川 です。
別のブログ「学習する経営人」でとり上げていた書籍、
コア事業進化論
成長が終わらない企業の条件
を読み終わりました。
専用ノートの見開き2ページに
本文の内容を要約し、
いつでも思い出せるようにしておきました。
本書のエッセンスは、
たったひとつの、
かけがえのない「あなたの会社」の
有形・無形の「資産」を再資源化する
という私たち「ワンReソース・バンク」の社名の由来にも
符合していて、
それはまた、
私自身が、ここ8年間、
ずっと考えてきた内容でもありました。
それにもまして、
この本に記載されている分析データに触れば触れるほど
いままで考えていたこと、
想起していたことには充分な根拠があったのだ、
そう確信できたことが、なによりの成果でした。
これからも私たちは、
ある意味では「あなた」以上に
「あなたの会社」のことを
深くみつめていかなければなりません。
「コア事業進化論」の本文中にある
次のメッセージが真実であるならば、なおさらです。
事業の本当の焦点は、
社外にある競合企業、技術の変化、
顧客のダイナミクスに当てられるべきである。
しかし、経営者が
一つのテーマから別のテーマへ跳ね回り、
コア事業とそれが意味するものを掘り下げようとしないことも
残念ながらあり得るのだ。
もっとも手ごわく
取扱いがむずかしい敵は、じつは経営者自身なのである。
by クリス・ズック
経営者の方々が、
真に己を知るために、別のあらたな視点を準備する。
それが私たちの、もうひとつの役割だとおもうのです。
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いま、取り組むこと
こんにちは!代表の小川 です。
東日本大震災以降、約1カ月間をかけて、
のべ40人に近い経営者、
あるいは経営幹部の方々とお会いしてきました。
大震災の影響で経済情勢が不安定化する中、
どのような姿勢で事業経営にむきあうのか。
あるいは、むきあっているのか。
対話するうち、経営者の「あり方」には、
いくつかの共通点がありました。
大きく分けると、つぎの5パターンでした。
注)直接、被災された方々のご意見は除いています。
1)
不測の事態を覚悟し、
腹すえて事態を見守る。
(つまり、腹すえる以外は何もしない)
但し、資金調達は別。
2)
震災による影響度は少ないので、
様子を見守るしかない。
つまり、じっさいに火の粉がふりかかってくるまで、
なにもしない。
3)
震災とは無関係に、
予定されていた新商品、あるいは新サービスの販売に力を注ぐ。
4)
震災需要を折り込み、
意識しながら
手掛けたことのないあたらしい商品、
あるいはサービスの開発・販売に力を注ぐ。
そして残るひとつがこちら。
5)
会社の中の有形・無形の「資産」の棚卸をおこない、
現在の商品、
あるいはサービスに磨きをかけ、
なにが足りないのかの見直しをおこなう。
私自身は、(5)に大賛成で、
事実、自らも実践している最中なのですが、
お会いしたなかでは、
8割が(1)と(2)で、
残る2割は(3)もしくは(4)。
明快に(5)の意思表示をなさった方は、2人だけでした。
いずれにせよ、いま、
私たち経営者が、
いつにもまして気をつけなければいけないのは、
「タイミングを計るセンス」
だとおもいます。
そういった意味では、
守りつつ備える(5)とともに
(4)の「たくましさ」、「俊敏さ」は、
見習わなければなりません。
どんな事業にも
「守るとき」と「攻めるとき」があります。
「あなたの会社」にとって
次なる「攻め時」はいつになるのか。
そして、そのときまでに、
まるで予言していたかのように
どこまでの準備ができるか。整うのか。
いま、そのことが問われていると思うのです。
無能な経営者は、
タイミングを「運」と呼んで、
「運がよかった」「わるかった」で片づけてしまう。
by リー・アイアコッカ
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震災後(後編)
こんにちは!代表の小川 です。
震災に端を発した
経済停滞の本格的な「第二波」は、
1カ月もしないうちに関西を直撃する。
そのとき、私たち経営者はいかに処すべきか。
パートナーミーティングで、
いくつかのヒントをいただいたので、
次週、このブログでご紹介しようとおもいます。
・・・・と、いうのが先週の内容でした。
これからの私たちが処すべき内容を
優先順位が高い順に整理していきたいと思います。
景気が下降期に入ろうとするとき、
まっさきに取り組むべしは、なんといっても「守り」です。
経営でいう「守り」とは、
ズバリ、「手元資金を厚くする」こと。
わが師匠一倉定さんによると
具体的な行動指針はこうなります。
まず、売掛金の回収をいそぐ。
資財は当用買い。
不急の支出は一切止める。
新規設備投資は無論のこと、
現在進行中の設備投資でも、
中止できるものは中止し、中止できないまでも
延期するか、ピッチを落とす。
場合によっては、
新入社員や欠員補充の
削減、中止、延期が必要。
その上さらに、いち早く銀行にかけ合って、
資金の調達。
つまり、景気下降期に入った時、
まず手をうたなければならないのは、
資金対策である。
では、売上の落ち込みにたいしては、
どう動くか。
第一優先は、
いままでお世話になってきた
既存のお客さまにたいするサービス強化。
一倉さんが言うところの
「社長のお客さま訪問」は必須でしょう。
さらに、まだ成約していない案件の洗い出しと
推進。
つまり、目の前のお客さまから「目を離さすな」ということ。
気をつけなければいけないのは、
「このままではジリ貧だ」とばかりに
お客さまも事業も、
「新規」を追いかけてしまうこと。
新たな収益探しは、「資金対策」が済んでから。
あるいは、
既存のビジネスで利益が上がっているうちにこそ
打つべき手立てです。
あせってしまっては、モトもコもありません。
「そうはいっても、
手をこまねいているワケにはいかないし・・・・」
現業を見つめ直す、
というたいせつな作業がのこっているじゃありませんか。
社内の、
お金とモノ以外の「資産」に目を向け、
変転する需要にたいして
とり組めることはないかを模索します。
ぜひ、次の方程式を解いてください。
「今回の震災で生まれつつあるたしかな需要」
×
(『現在の事業』+『社内の無形資産』)
=需要に応える身の丈ビジネス
もちろん、この方程式を解くためには、
「ピンチとチャンスが混在する」現在のマーケットを、
穴が空くほど見つめなければなりません。
その推移を観察しつづけなければなりません。
考え抜かなければなりません。
無数に近い可能性のなかから、
マーケットの要望に応える
「わが社ならではのビジネス」を導き出すこと。
これが私たち経営者の使命だと思うのです。
最後にもう一度、
一倉定さんに登場いただきましょう。
新たな収益をあげる最も早く、
確実な道は、
今ある商品、サービスの欠陥を見つけだし、
マーケットからの要望に応えられるように
これを変えるところにある。
by 一倉定(一部脚色)
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震災後(前編)
こんにちは!代表の小川 です。
パートナーコンサルタントのミーティング出席のため、
上京しました。
今回の震災によって、
直接、被害があったわけではない近畿圏にくらべて、
関東地方の影響度は、予想以上でした。
東京駅に着き、東銀座へむかう途中、
タクシーの運転手の方からもヒアリングしたのですが、
電力の供給不足による自粛、
計画停電、コスト削減などによって、
都心といえども、
夜になると、まっ暗になるそうです。
退社時間が早まり、
繁華街に繰り出そうとする人も少なく、
「とくに飲食店はくるしいでしょうね」
外国からの観光客の姿も「消滅」し、
震災から1カ月が経過したいまでも
文字通り「街の灯が消えた」状況だそうです。
その後、
何人かの経営者の方ともお話したのですが、
こちらも震災の影響で、
「設備が破損」
「賃貸契約していたビル自体が傾く」
「売上、7割減」
などなど、実害のエピソードがずらり。
と、
ミーティングの最中にも、M3程度の余震が発生。
訊けば、
いまだ揺れない日はなく、
持病よろしく
かわしつつ、つきあっていくしかない、と。
関西に身を置く者としては、
事態に対する切迫度が、
あまりにも違いすぎるので、
自分の認識は、甘いのかもしれない・・・・
そう感じずにはいられませんでした。
震災に端を発した
経済停滞の本格的な「第二波」は、
1カ月もしないうちに関西を直撃する。
そのとき、どうするか。
パートナーミーティングで、
いくつかのヒントをいただいたので、
次週、このブログでご紹介しようとおもいます。
この非常事態に
何の手も打たない人はいないと思うが、
「最悪の事態」を想定し、
まず足もとから固めることのできる人は、
驚くほど少ない。
by 一倉定(一部、脚色)
--(株)ワンReソース・バンク ---------
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