汚事記 -5ページ目

汚事記

汚い事が記されます。

猫のミーニンが死んでからというもの、仕事中はともかく、家に帰ってからは何かしていないと気が狂いそうで、意味もなく部屋の片づけをしていた。

おかげで見違えるような部屋になり、別のお宅みたいになってしまった。

もともと、部屋の模様替えとかしたかったんだけど、ミーニンがビックリしたら可哀そうだからと、2002年からずっと同じ部屋だったのだ。

この機会になんかいろいろ吹っ切れたら、とベッドを買ったりタイル式のカーペットを市松模様に敷いてみたり、ずいぶんオシャレな部屋になった。

片づけている間、いろんなゴミが出るわ出るわ。特に「開かずの押し入れ」、この奥は魔境だったね。

押し入れは左側の戸しか開かなくなっていた。右側は本棚でふさいでいたのだが、本棚をどかして右側の戸を開けると、下の段にギッシリとエロ本が積まれていて気が遠くなった。左側からみると、布団でうまくカモフラージュされていて、そんなものがあろうとは思いもよらない。私自身、すっかり忘れていてわからなかった。布団があるものとばかり思っていた。1m×1m×1.5mくらいのスペースにビッシリ、ロリから熟女まで漫画やら写真集やら雑誌やら、アマガミの橘さんもかくや、といわんばかりのとにかく幅広いラインナップ。昔は元気だった。今回、腹をくくって全部紐で縛って古雑誌回収の日にすべて出した。恥とか気にするような年齢ではなくなっていたから、平気で出した。資源ゴミ回収の人は喜んだだろう。

右側の上の段には玩具がグダグダ詰め込んであって、ガラクタの山であった。ゴミ袋に詰めても詰めても際限なく奥からでてくる。ガチャガチャのミニフィギュアやらゲーセンで取ったプライズフィギュア、UFOキャッチャーのぬいぐるみやら。よくここまで買ったなと、無駄遣いしすぎな自分に腹が立ってくるレベル。

いらないものを片っ端から処分したら部屋がスッキリして素晴らしい気分に。

ミーニンが生きていたら、部屋が綺麗で喜んだに違いないとまた涙の日々。

が、仕上げに、子供の頃あこがれていて忘れていた「鳩時計」の存在を思い出した。そこで早速注文したのがこないだ届き、さっそく壁にかけた。

「ハッホー、ハッホー」

と鳩の人形が穴から出てきて鳴く。これはすごい。鳩が引っ込むときのシュパッ! とした切れのある動作がこたえられない。

ただ、これもミーニンが生きていたら大騒ぎしただろうなと想像してしまって笑えるやら悲しいやら。若い頃のミーニンだったら、どうにかして鳩時計の中を見ようと夢中になったに違いない。最近のミーニンだったら初見はビックリしても、(またくだらないものを……)とひとりごちておしまいな気もする。

いつかミーニンの苦しむ姿や死の間際の辛い感情は忘れ去って、楽しい記憶ばかりが残るようになるのだろうか。

猫を飼う、ということでは(これでいいのだろうか)と思う点も多々あった。避妊手術とか室内飼いとかヒトという他の種族の中で愛玩動物として終えるミーニンの一生とか。愛していればこそ、真剣に悩まざるを得ない矛盾、みたいな? これでいいんだ、と納得するしかないながらも、やっぱそれはどうだろうと思い直す堂々巡りでアタマがパーン! てなるから考えるのを止めていたけど。今でもそれは変わらないかも。ただ、今はそういうのから離れて、休みたい。最近、やっと疲れが出てきてあちこちガタガタ。

2015年2月のミーニン。13歳。実にミーニンらしい優しい表情。ただただ懐かしい。


 

今日は家のキャットさんが死んでからちょうど3か月になった。

年をとってから鳴くようになった。というより、人間が声でコミュニケーションをとっていると気付いたような感じだった。よく、

「ミー」

と鳴いたので、「ミーニン」というあだ名で家族間で呼ばれるようになった。本名は別にある。

 

2013年11月の写真。出かける前に撮った。置いてかれるのが悲しくて少し涙目になっている。

その年の夏には腎不全に罹ってガリガリに痩せていたのに、半年でふっくらしている。

その夏から既にカリカリは腎臓病向けの療養食になっていて、オヤツはクリスマスとか正月とか、誕生日だとか特別な日にしか与えなかった。オヤツを楽しみにして喜んでいただけに、こちらも大変かわいそうで辛かった。

ミーニンが死んでから、月命日の12日にはオヤツを買ってきて仏壇の骨壺の前の皿にお供えしている。今日が3回目であった。

 

今日は母の日だった。ルタオの通販でケーキと花を買ったんだが、ルタオのケチ臭さにはあきれる。もう二度とあそこの物は食べないし。今年はルタオのせいで残り少ないであろう母の日が嫌な一日になった。この恨みは一生、忘れない。

 

まんだらけで「宇宙船」vol.14を買った。vol.14には怪獣ケシゴムリストが載っている、と聞いていたが、今まで実際にみたことがなく気になっていたので、売っているのを見つけたし今回、買ってみることにしたのだった。

見開きの2ページに丸囲みのナンバー付きで怪獣名がズラズラ並んでいる。誤字が酷い。怪獣の名前、間違ってるの多すぎる。特に『ザ☆ウルトラマン』怪獣の名前を間違って覚えている人は多い。それで、ハンドルネームを変えていても同一人物ではないかと推測できるから黙っているんだけど、これは随分ひどい。メモールとかアボラスとかドロボンすら間違えている。

パッと見たところ、カネゴンとキングジョーは片方のサイズしか記載がない。U40の5大戦士もゴモラのリメイク版も抜けている。ゴモラとジラースの小サイズが載ってないのはどういうことか。まだ出ていなかった? バンダイのシミュレーションボードゲーム ifシリーズの『ウルトラマン』は何年発売だったんだろう。wiki を見ても80年代とあるだけで正確な発売年が載っていない。使えないやつらだ。82年ではないかと思っていたが、よく箱を見るとバンダイマミート事業部と書いてあるな。バンダイグループに統一されたのは83年の3月だ。他のバンダイ・ポピー商品のSTマークの年と較べて82年と推測できたように記憶していたが、こういうのはいい加減なこともあったかもしれないし、どこまであてにしていい物か判断が付かない。今回の「宇宙船 vol.14」は83年の春号で、リアルホビーの第2弾・ガメラの広告や記事が載っている。1弾のバルタン星人の時は発売は「ポピー」で、第2弾のガメラからは「バンダイ ポピー事業部」になると書いてある。リストには「アンドロメロス」の消しゴムも載っていて、ギナ姉上が登場したのが82年の秋だったかだから、「アンドロ超戦士」の消しゴムが出たのはその辺り? 「アンドロ超戦士」のミニブックは2パターンあって、載ってる消しゴムと載ってないのがあったはずだが記憶が曖昧で……。とにかくもっといろんな雑誌を調べることが出来ればなあ。広告とかバンダイの商品案内みたいななんつったっけ、そういうのが載ってる出版物があると思うんだが。都会にいれば休日に古書店総当たりで調べたり出来るのに仕事で田舎から動けないし如何ともしがたい。

それにしても、あの「第何期」とかいうおかしな区分けは誰が最初に言い出したのか。『宇宙船』だったと思っていたが、これではなかった。もしかしてまだ他の号に載ってたりするんだろうか。

 

ペン習字は熱心に続けていて、いま、初段の検定を出したとこまで来た。そっちのは日ペンの後に始めた流派? で、日ペンの方の『ペンの光』というのは始めたのが今年の正月からだったから、遅れていて今3級だ。最近、親指の内側のあたりが痺れて、おかしいと思っていたが、考えてみたら字の書きすぎであった。土曜日から練習を休んでいる。最近は特に、かなの連綿が楽しい。

師範免許をとって老後は自宅で教室とか開こうかな。誰も来ないか。

 

庭の桜が今日、やっと満開になった。風が強いので散らないか心配だ。でも桜はやっぱ、ソメイヨシノが好きだな。東京にいた頃は毎年、春になると土日は上野公園に花見に行っていた。この辺のは少し色がきつくてもう少し薄い方が美しいな。

U-09 どくろ怪獣 レッドキング Ver. 04 24.05.10

 生物

 HP   移 攻      +2
□□□■  6  5  +1  +1
□□□■  5  4   -1   -1

□□■   3  3       0
□□■   2  2  海空地
□□■■  1  1  ×-〇

◇投石
1d6  1/ 2/3 / 4/ 5/ 6 減範距数継M
  D    -1/ - /1/1R/2R/3R 0 F21--
*1y

Rで後退ルール適用

※1の-1のみ自身に適用(岩を足に落すシーン再現)

◆怪力
格闘攻撃時のみ、戦闘力 +2

 

 

ゴモラのデータを直した時、レッドキングで対戦テストプレイした。その際、ゴモラが強すぎてレッドキングがあまりにヘボかったから、岩石投げをあらたに特殊攻撃として加えてみた。

それでもあまり強くならない。

そこで、

「岩石に当たったらショックで次ターン行動不能」

にするか、

「1ヘクス後ろへふっとぶ」

のどちらかを付与してみることにした。

ザンボラーと対戦させてみたら、とどめの岩石投げがクリーンヒットし、後退ルールでザンボラーが海に落ちて死んだ。

それはあまりに綺麗に決まりすぎて思わず笑ってしまったほどで、そんなわけで「後退」の方を付けることにした。

いま、思ったんだけど、3の目の時は1ダメージでふっ飛ぶ、4の時は1ダメージで失神、5の時は2ダメでふっ飛ぶ、6の時は3ダメでふっ飛んで失神、でもよかったかも知れない。

データのHPの下の□はヒットポイントの数を表していて、今回のレッドキングの場合は白抜きの□が12個あるのでHPが「12」ある、ということ。

ヒットポイントが「12」から「10」の間は攻撃力が「6」で移動力が「5」である。

■は休憩時のHPの回復量を表している。1ターン何もしなかった場合、つまり休憩時のHPの回復量は黒塗り■が1つなので、「1」回復しますよ、という記載。

次の行も□が3個、■が1個並んでいるが、これはヒットポイントが「9」「8」「7」で、この間の回復量は「1」、右を見て行くと「5」「4」とあり、これはヒットポイントが「9」から「7」の間の攻撃力が「5」で移動力が「4」、と表している。

そうして下の行に行くに連れて、レッドキングがくたびれていくのである。一番下の□は2個でヒットポイントが「2」から「1」、攻撃力も「1」、移動力も「1」を表している。■は2個に増えており、この時に休めれば、□2個ぶん、回復できるということだ。弱い奴なら■が少なくて回復に期待できないが、レッドキングの場合は強キャラと見込まれている、ということ? このあたりはバンダイのボードゲーム「ifシリーズ」の『ウルトラマン』のデータをそのまま使っていて、格闘戦のルールは同じくバンダイ「ifシリーズ」の『モスラ対ゴジラ』のを流用している。バトルロイヤルして遊ぶときに使うマップは『モスラ対ゴジラ』の島の描いてある方。

U-40 灼熱怪獣 ザンボラー Ver. 05 24.05.09

 生物 炎属性無効

 HP  移 攻    +1
□□□  5 5   0   0
□□■  4 4  -1  -1
□□■  3 3    +1
□□■■ 2 2  海空地
□■■  1 1  ×--

◇熱波
1d6 123456 減範距数継M
  D   --1123 1A21〇炎
*1h or, 1h and 1y

更に1d6分の炎Mを周囲に設置

※対象が飛行ユニットの場合、炎Mは設置しない

◆高体温
格闘戦闘後、相手 HP-1

◆発火
1d6 5・6で移動hに最大3つの炎M設置
1d6 123456 減範距数継M
  D   --1123 0--3〇炎

 

ザンボラーのデータを作り直して、対レッドキングでテストプレイしていた。

弱くてしょうがないので熱波を、全周囲有効にし、ヘクスのみでも使えるようにしたら、待ち受け型のおもしろい怪獣になった。

砂地や山道等の足場の悪い所で周りを火炎マーカーだらけにして焼き殺すタイプ。

背面の格闘修正を+1にしたけど、+2でもいいかもしれなかった。

2月12日に、飼っていた猫が死んでしまった。

2002年9月8日から飼い始めたので、今年は22年目で厳密には21年と6か月、共に暮らしたことになる。猫可愛がりに可愛がってきたが、遂に覚悟していたその日が来てしまったのだった。

死んですぐの1か月は実感がなく、何が起こったのか本音では理解できていなかった。箱に入れた死体を火葬場に持って行って骨になったのも見て骨壺もあるのに、どうも死が納得できず、猫がどこか旅行にでも行っているような気分で、もうちょっとしたら帰ってくるんだみたいな、そんな軽い感じで、我ながらおかしいな、私の感覚はかなり狂っていて尋常ではないぞ、と他人事のように感じてはいた。あまりにわかりたくない現実ゆえに逃避が行きすぎていたようだ。2か月目から、どうやっても二度と会えないことがやっとのみ込めてきて、やたらとつらかった。もうすぐ3か月近いがなかなか立ち直れない。

カラスに狙われていたところを保護した2002年9月8日、獣医に連れて行ったら生後約1か月とのことだったので、8つながりで覚えやすいから8月8日生まれとした。21年半だから、猫の年齢にすると……18+((21-1)×4)+2……で、ちょうど100歳。18は最初の1年で、+2は半年ぶん。

確か10歳の時に腎臓病にかかった(クレアチニンの数値がいくつだったか忘れたが、かなり悪かった)にもかかわらず、療法食だけでよく今まで持った。

いつの間にか高い所にまったく上がらなくなり、爪とぎもしなくなり手足のツメが剥がれずに伸びて先が肉に刺さり込むようになった。キャットは、

「シャーッ!」

とか、

「フーッ!」

と怒って嫌がったが、爪切りだけは2か月おきにやるようになって数年、いつもいる茶の間のお気に入りのイスにジャンプで上がれなくなった。腎臓病の症状が出ていて、腰から下はガリガリに痩せ、毛が固まる皮膚症状が出て1年以上。それでも毎晩、苦労しながら階段を一段、一段、這いあがって二階の私の部屋に来てカリカリを食べてぬるま湯をなめた。

遂に自分では階段を上がれなくなったのが今年に入ってからで、上がりたそうにしているときは、私が抱っこして二階と茶の間を送迎した。床に踏ん張って立とうとしても後足の筋力がなくて立てなくなってきて、排便時に大変な苦労をしていた。ウンチが出なくなり詰まって吐いて泡を吹き倒れかけるから、指で掻き出して難を逃れたことも昨年から3回あった。それまでトイレ関係では飼い主に苦労をかけたことがなかったから、キャットさんにとっては大変な屈辱であっただろう。

死ぬ3日前に倒れるようになり、歩けなくなった。毛艶も、下半身あたりの良くない状態が、肩のあたりまで来ていたように見えた。

息を引き取る晩を回想すると、22時頃、横に寝たきり動けなくなり、ひどい下痢が始まって上側の後足の痙攣とともに便が止まらなくなった。この辺りで私は、(これはもう最期の時が近いのでは?)と思い始めた。キャットさんの体調不良についてはそれまで何度、(もう駄目かも)と諦めかけたことがあったかしれないが、ここまでひどいと病後の良くなった姿が想像できない。

すべて出切ってしまった頃から、かつてないほど呼吸が激しくなった。キャットは手を繋いでてくれと言う風に、私に向かってやっと動く上側の前足の先をのばした。私は人差し指と親指で猫の前足を持ちながらずっと撫でたり声をかけたりしていたが、意識が無くなっては気付く、を3回繰り返した。とうとう、5時過ぎに小さく声を出し、今まで見たことがないほど口を大きく開け息をついた。同時に黒目がスーッと白くなって呼吸が止まってしまった。呼吸が止まってからも5回くらい激しい痙攣があって生き返ろうと頑張っているようだったが肺が動かず駄目で可哀そうであった。

最後の鳴き声の感情がいまだに私は理解できていない。苦しみなのか恐怖なのか、助けてと言ったのか。いま文章を読み返していて、苦しさからの声だとわかったような気がするが、やはり違うかもしれない。

キャットさんの最後の数年を思い返すと彼女なりに、私や家族が最低限のショックや悲しみで済むようにと神通力レベルの神がかり的な領域で頑張ってくれていたのではないかと思えるような節がいくつかある。

あんな素晴らしい心優しい猫は他にいない。

楽しかった日々を思い返すと楽しいには違いないが、やっぱどうしたってさびしい。

 

話は変わって、GWの3連休で明日から3日間、仕事だ。その後、GWの後半4連休。

今日は天気も良かったしGWの前半最終日であるから、釧路の美術館でやっている猫の写真展を見に行ってきた。汽車に乗って何時間も揺られて行ってきた。

本に載ってる写真をプリントした大きなパネルがいくつも壁に貼ってあるだけだった。あれで千円はちょっと高い。

私がパネルを見ていると、マーモットが水膨れしたみたいな顔の女子小学生が逆回りで急に隣に来て動かない。いい加減どけよと思ったが、まあ子供だし……と、譲ってふと顔を見るとニヤニヤしている。

私が小学生の頃にも、こういう変に底意地の悪いおかしい女子がいたな。

そのブサガキ、鈴をつけていて動くたびにチリチリうるさい。ギロチンの家系かよ。

 

明日、仕事メンドクセー。

このブログのことは時々、思い出してはいた。

めんどくさいし、他にやることがあるので、後回しにしているうちに疎遠になった。趣味やつきあいなど、離れていくというのはこうした感じなのではないか。

ブログから遠のいた理由は、自分のことなんか書いてどうするのか、というのが一番で、他にも多々あって、中でも画像を載せられなくなったのは大きい。文章だけのブログは自分でもあまり読む気にならないから。

それでスマホの購入なんかも考えてみたが、金を払ってまであんなものやりたくないし。いい大人が弄ってるのみるけど、すぐ割れそうなパネルを指でつついたり撫でたりしていて、滑稽というかダッサい。チンパンジーを思い出してしまって。

 

ひさしぶりにログインしてみたら、なんかおかしいな。ログインしてるのに「ログイン」て表示のままだぞ。

急に書くのがめんどくさくなってきた。

ぬか漬けは毎日やっていて、ぬか漬けアボカドのうまさを知れたことは最大の収穫であった。白いごはんに合いすぎる。ごはんの後からアボカドのぬか漬けを口に入れると、口内で溶けだしたアボカドがホロホロとごはんに絡みついて、チーズがとろけたような濃厚なうま味が発生する。そこにアボカドの甘い香りがツンときて、思わず唸るくらいおいしい。

あとはペン習字もあいかわらずやっている。昨年の暮れあたりから、付けペンで書くようになった。ペン軸のいいのがなかなかなくて、プラスチック製で、ペン先が奥まで刺さらない適当なのしか売ってない。探しまくってやっとユザワヤの通販で「東京ナントカ」の「SL2001」を発見して買った。インクはパイロットの証券用を使っている。ペン先は日光の日本字用だか何だか、っていうの。

読書は塩野七生という人の書いた「ギリシア人の物語」に入っていて、

他には山本周五郎の「人情裏長屋」とかいま読んでいて、山下晴雨という人の「もっときれいな字!が書ける本」は暇な時にチラチラ眺めている。

「モンテ・クリスト伯」は読む気にならず、最終巻の7巻の真ん中あたりで止まっている。「モンテ・クリスト伯」、ぜんぜんおもしろくないぞ。アマのレビューとか読書メーターとかで絶賛してるやつがいるけど、ホントに読んだのか、これ。1巻と2巻の頃は、まあまだ面白かった。あとはダラダラ続くだけのゴミ小説ではないか。最後まであの調子であろうことがわかってきて読む気がしなくなった。他に読みたい本がたくさんあるので、こんな程度の低い本は後回しになるのも仕方のないことだ。つまらんだけでなく、とにかく訳がひどいな。

私は古い訳文には理解があり、そういうのが好きな方で、逆にいいと思う。現在の訳の方が面白みがないし。特にアホ作家が推し進めている新訳プロジェクトなんかは大嫌いでハヤカワミステリとかの新訳版は絶対買わない。

それでも「モンテ」の訳はちょっと擁護できかねるほどで、腹が立ってくるレベル。有名タイトルだからある程度買う人がいるとしても、誰も読んでないんじゃないのか、これ。こんなの読んだら誰だっておかしいと思うはずだ。

創元推理文庫のラヴクラフト全集の訳が読みづらいとか、よく某掲示板のゴミどもが書いているが、ああいうのとこれは意味合いが違う。ラヴクラフトのは普通の人(知能と教養が普通)が読めばわかるのに対して、モンテのはわからない。

 

最近はソフビが高くて買えない。ブルマァクの復刻は、まだ1万円以下だけど、単なる色違いだし、しかも成型色は肌色のが多いから、危なくて買えない。成型色が何色か、ハッキリ書いてあれば予約したかったのがたくさんあるのだが、届いてみて包み塗装の肌色成型だったりしたらガッカリだ。中には包み塗装が好きな人もいるが、私は肌色成型に包み塗装は手抜きに感じられて絶対いやだ。太陽の下、直射日光にあてた時の透き沈むようなソフビ自体が発する色が好きなのに、上に塗料が塗られていたらそれが楽しめない。

ブラックキングは紺色のが出て、成型色が紺色だったら欲しいんだけど、肌色だったらいやだなーと迷っているうちに買わずに終わった。通販は画像で判断するしかないし。ブラックキングは紺色成型かと思っていたら結局、肌色成型だったらしい。オレンジのタガールもいいなと思ったけど肌色成型っぽいから買わなかった。タガールの方は肌色成型だったそうで、買わなくてよかった。いつも思うに、なんでキッチリ成型色を書かないのか。通販の小売にしたって、ちゃんと書いてほしい。ホントにダメだ、今のソフビ屋は。売れればよかろうなのだー!、みたいな奴ばっかか。

 

腰はまだ痛む。でも、じっとしていれば、痛まないようにはなった。少しずつよくなっている。

腰については、よく考えて見たら、ゾゴックのプラモ改造がいけなかった。先週の金曜・夜から土日にかけて、同じ姿勢でずっとデザインナイフでカリカリ、パーツの切り離しをやっていた。腰がピキッと鳴ったのだから、姿勢に気を付けるべきであった。改造がうまくいくもんだから、つい面白くて調子に乗っていた。やはり超振動カッター、とかいうのを買うべきか。でもプラモはそんなに作ってる時間ないし。YouTube見てるとガンプラの改造ばっかしてる人がいるけど、どういう生活してるのか気になる。ちゃんと仕事してたらあんなことばっかりしてる時間はないと思うんだが。

今週はぬか漬けにハマって、いろんなものを毎日漬け込んでは食べている。腹の調子がますますよくなって、これまでは朝と夕方の2回、脱糞していたのがこのところ、朝・昼・夜と1日3回、スルスルと出る。鳥は体重を軽く保たないといけないから、食べては糞を垂れるそうだが、鳥にでもなったような気分。

読書は『モンテ・クリスト伯』を寝る前に1章から3章くらい読んでいる。今、4巻の途中まできた。正直いって、ぜんぜん面白くない。なんじゃこりゃー。ひどい駄小説だ。これから面白くなるのか?

モンテ・クリストが贅沢する話ばかり延々と続く。

悪役がもうみんな爺になっていて誰が誰やら。ダングラールがええと……会計だったっけ? で、モルセールが……誰だっけ? マクシミリヤンと恋仲なのはヴィルフォールの娘だっけ? ユージェニーってのは誰の娘だっけ? もう昔のことだし、今更エドモンの復讐とか、どうでもいいことのような気がしている。

このくだらないダラダラした文章と山場のない物語は『ダルタニャン物語 第1部・三銃士』のラストあたりの文体にそっくりだ。ダルタニャンたち男5人がかりでミレディを私刑にかけて殺すあたりのくっそつまんない展開、あれはてっきり『ダルタニャン物語』共著者の歴史家のマケとかいう人があの部分を書いたのだろうと今まで思っていた。あのダメな文章の方がは実はデュマだったのか? 『ダルタニャン物語』2部と3部の面白さとは比較にならないつまらなさだ、『モンテ・クリスト伯』。おかしな部分がてんこもりでちょっとついていけない。学のなさそうな登場人物の回想話が妙に長くていちいち細かいし。例えば宿の親父が山賊の話を延々と始めるとことか、客観的にみておかしいだろう。

うーん。面白くなるのかな……。全7冊だから、折り返し過ぎたんだけど。なんか期待できない。『ダルタニャン物語』の2部と3部はおもしろかった。あっち読もうかな。『三銃士』は2部と3部がおもしろいのに一番つまらない1部しか売ってないとか、ほんとにバカだな。

ギックリ腰になった。

今朝は痛くて歩くのが大変だった。道路渡るのもひと苦労。

特につらいのがクルマの乗り降りである。帰りのことだが、

(まず左足を入れて……)

と腰をおとしながら、痛いもんだから真横に素早く体をスライド移動したら、イスのヘリと右脚の間に玉袋が挟まってキンタマがグリッとなって潰れるかと思った。ひどい目に遭った。

ギックリの原因はタクアンの石を何気なく持ってしまったことにある。まったく用心を怠っていた。まさか腰をいわすとは考えてもいなかった。

11月3日のこと、干してた大根は漬ける前に計ってみたら、ちょうど10キロあった。自分で漬物をつくるのは初めてだから、はりきって樽やら塩やらトウガラシ、ぬかにザラメ、漬物石にビニール等、一式買い込んだ。塩は大根の重量の6パーセント、ぬかは15パー、とかチマチマ計って漬けた。柿の皮とかリンゴの皮の干したのもとっておいて入れたし、昆布は土地柄、捨てるほどあるので高級なのをたっぷり入れた。樽だけ先に買ってきてしまって、家に帰ってきてから干してある大根を見たら、随分でかい。樽のラベルには「大根・12本」とか書いてあるから、てっきり入るもんだと思い込んでいた。その時の大根は干しはじめて2週目のもので、まだ太かったのだ。3週目に入ったら、かなりシナシナになって、樽にちょうどいい具合にピッタリ収まった。漬物石は10キロのと5キロのを買ってきて載せた。漬けはじめて6日目、ビニール越しに樽の中を見たら、まだ水は上がってきていなかった。重しが足りないような気がしたから、早速10キロのをもう1個買ってきて載せ、次の日、のぞいてみたら水が上がってきていて、一番上のぬかまで来ていた。あとの重りはいらなかったようで、損した。

かなり脱線したが、腰がグキッとなったのが、その次に様子をみた時のことなんである。朝の出勤前にちょっくら様子をのぞいて見ようと、ヒョイと石を持ったら「ピキッ」と腰が鳴った。数日間はたいした痛みもなかったのが、今日になって動くのが辛いほどの痛みになって、動かずに黙っていても痛い。

今も痛い。

タクアンで買ったヌカは3キロで、まだ1.5キロあまっていたので、「ぬか漬け」というのもやってみようと思い立ち、これまた早速、通販でぬか床用のホーローの入れ物を頼んだ。

届いてみると箱に漬け方が解説されており、キットみたいでワクワク感がハンパない。夜になっていたのに1リットルのお湯を沸かしてあら塩をまぜ溶かし、冷めるのを待って1キロのヌカに混ぜ、そこにトウガラシやら柿の皮の干したのが余っていたのを入れ、グッチャグッチャとかき混ぜて昆布やキャベツの芯、ニンジンの端切れ、ナスのヘタを入れ、キャベツの葉も何枚か入れた。

それから毎日、日課にぬか床の手入れが新たに加わり、朝と夜にぬかをかき混ぜている。キャベツの葉はすぐにボロボロになり手入れしにくいから入れるべきではなかった。

「ぬか」といえば思い出されるのが『必殺仕事人Ⅲ』での(Ⅲだったかよく覚えていないが)田中様のセリフである。長屋湯女という新商売について田中熊五郎が主水らに解説するシーンがあり、

「一晩、殿方にまるで新妻のように仕え、ぬか責めの秘技で攻めまくるそうなんですよ」

と語っていたのが脳裏にリピートされるので、ぬかにはこれまであまりいい印象を持てなかった。

しかし今回ぬか漬けを始めてナスもゴボウもニンジンも大根も、既製品など問題にならないぐらいおいしくできるのを知ってしまうともう今日は何を漬けようかと毎日楽しくて楽しくてしかたがない。ぬか床LOVE。『ゆるゆり』の千歳の気持ちがわかった。今日はキュウリを1本投入した。ミョウガも漬けてみる予定。

昔から伝わる文化、というのは今まで残っているだけあって、どれも只ものではない面白さや深みがあるな。

ガラケーのi-mode解約してしまって写真を載せられないのが実に残念。デジカメ持ってないし。

 

ペン字は草書と連綿の練習をしている。

 

あとは……暇をみてはガンプラ作っている。

ずっと1/144のゾゴック旧キットを少しずついじっていて、足首にボールジョイント、膝はポリキャップ仕込んで膝裏削ってお座りできるようにした。

とりあえず、各部バラバラにして塗装後に差し込み式でフル可動まで目指している。

モノアイはくりぬいて内部をつくり裏打ち、胴体も上と胴と腰に分割して可動するようにしているところ。背中のパイプはメッシュパイプに置き換える予定。

電動ノコとか道具を持ってないので、デザインナイフで何度も何度もなぞって切り離す。昨日、左手の親指の先にデザインナイフがドスッと刺さって血がボタボタ出た。ぬか床をいじる時、右手だけ使うようにして左手は入れ物をおさえてるんだけど、ぬかを洗う時とか傷に沁み込んでメッチャ痛い。こんちくしょー。

ゾゴックはなー、旧キットのヘンテコなシルエットがいいんじゃねーか。わかってねーなー。と思っていたけど昨日、検索で色々見ていたら、初期設定画の腰と足の部分、HGUCのが正解なんじゃないか? くっそー。また直すべきか、このままにすべきか。

あと、胴体前面のヒーターのフィンみたいなの、あれもカッターだったのか。で、やっとわかった。胴体横の穴に裏側からのぞく謎のパーツ、あれはカッターの端っこがのぞいて見えてるってことだったのか! 40年の時を経て初めて知ったゾゴックの秘密!

 

最近は映像ものは『パワーパフ・ガールズ』の吹き替えばっか見てる。最初は、

「なんじゃこりゃー、このグルグル目玉のヘンテコな絵は?」

とか思ったが、今では大好き。

新シーズンのは声優が変で違う感じがして嫌だから最初のシリーズばかり何度も見る。

バブルス、萌えー。

子犬みたいな声としゃべり方、ぬいぐるみのオクティが好きでマイペースでぽわわーんとしてるとこがいい。

博士もいいキャラだ。

ボーイズが登場する回はやたらと凶悪で酷すぎるような気がしないでもない(抑えられて顔にツバを垂らされたり、いきなり右目殴られたり、ゴキブリ食わされたりナメクジ背中に這わされたり)。

ガールズのフィギュア欲しい。

 

司馬遼太郎の『花神』、中巻を読み終わった。前のブログで下巻に入った、とか書いてあるが中巻の誤りでした。

中巻の終盤、村田蔵六の指揮する農民兵が長州征伐に来た幕府軍を返り討ちにするんだけど、そのあたりが凄くて蔵六のアタマのキレというか、作戦の見事さというか、すげえ……としか言いようがない。後世の蔵六の人物画をみるとギャグマンガのキャラかっつーくらい頭が縦に長くて「天才」を絵にかきましたみたいな、脳が2倍ありますって感じで「ふざけてんのか」とはじめ、思った。しかしこの中巻終盤の鬼神のごとき冴えをみてしまうと、

(ああ、実際そうだったんだろう)

と。

こりゃー蔵六がいたら幕軍なんか敵わないわ。ここまで才能あるんだったら医者なんかやっとられんのもわかった。蔵六を見出した桂はすごいな。

この小説を読んでいてまず第一の転機(というか、話の勢いが変わるシーン)は桂の手紙が届いてさすがの蔵六も興奮で震えが止まらんというシーンで、この浜田城を落とす話が第二の山場じゃないかと思う。

しかし、かの戦国徳川最強を誇った井伊や榊原の軍がこうもブザマに負けるとは、悲しくもあり滑稽でもあり。歴史小説のおもしろいところでしょうか。

 

チトセリウムの双子の胸ユニットの脇を接着して以来、まだやすりがけしていない。これからしようかと思っている。チトセリウムはプラチナム1.5とユラニアと双子のナイトメアVer.が現在届いていて、積まれている。双子のナイトメアはゾンビボディがひとつに通常肌色ボディがひとつなので、双子をどちらもゾンビにするにはもう1セット買わなくてはならないのだった。高くてつらい。

他にプラモはジオン水泳部を1/144スケールで集めている。青マーク、いわゆるバンダイスピリッツ縛りで集めているから、なかなか集まらない。古いプラモは汚いのが多くて、新しい方が気持ちよく作れるから。

昨日、ついにバンダイスピリッツ版の1/144・アッグガイ買えた。マリンハイザックと水中用ザクとゼー・ズールが買えない。

今はゾゴックの旧キットにポリキャップを仕込んだりして可動域を広くしている途中。

 

先週は3回もガン検診に行って腎臓やら膀胱やら前立腺に肺やら大腸やらいろいろ調べたせいでいまだに疲れが抜けない。採血は2回ともうまい人で助かった。

 

大根をもらったのでタクアンを漬けてみることにした。もう2週間、干しており、かなり萎んでシワシワになった。1本、6キロの巨大大根だったので、もう1週間、干そうと思っている。

近頃、忙しくてブログなんぞすっかり忘れていた。ガラケーのiモードを解約してしまったので、撮影した画像を送信できなくなった。SDカードをいちいち抜いてはPCに刺して転送するしかないが、面倒でそこまでして画像をアップする気にならない。ニンテンドー3DSで画像を撮って、PCに移すのはやったことがあるから、それなら気が乗ればやるかもしれない。でも面倒だ。

最近は『素浪人 花山大吉』や『ぶらり信兵衛 道場破り』を見ている。食事どきには『キン肉マン』や『北斗の拳』も見ている。『キン肉マン』は「超人タッグ編」が終わってしまい、今日から見ていない。『北斗の拳』はジュウザがラオウにオシリペンペンしたとこまで見た。人の命がやたらと軽い。人間をなんだと思っているのか、あのアニメ。

本は新たにデュマの『モンテ・クリスト伯』も読みだした。『モンテ・クリスト伯』は、たしかに訳がヘンテコで読みづらい。訳したのは山内義雄というすごい人らしいが、読みにくいものは誰だろうと読みにくい。それでも2巻に入った。

『花神』を読んでいて、村田蔵六について考えるようになったが、もともと医者なのに戦争の指揮官をやるというのは、やはりアタマがおかしい人物なのではないかと思う。まともな医者は殺人に手を貸すようなことはしないだろう。いったい、どういう人物なのか、まだ納得できない。

字のほうは、相変わらず練習している。道新の『卓上四季』があまりにくだらなくて、さすがに毎日ノートに写すことが苦痛になってきた。違う新聞に変えようと思う。

あと、プラモを作るようになって、『チトセリウム』というグッスマのおしゃれな美少女?プラモのシリーズを作っている。こないだネット通販で買った「アルベラ&エフェル」を組み立てていて、公式画像をよく見ると、脚と胸の脇部分はパーツが接着されているので同じように接着し、ヤスリをかけて継ぎ目をなくした。腕のパーテイングラインは、公式画像では残してあるので、そこはピンにだけ接着剤をつけてラインを残し、人形っぽさを出すようにしてある。手の指を見ると、人形なのが一目でわかるようにデザインされているので、公式の画像と各部をよく見較べて、ラインを残すところはハッキリ出すようにした。「アルベラ&エフェル」はあとは足にデカールをはり、トップコートのつや消しを噴けば完成だ。

「チトセリウム」はやたらオサレですごく出来が良いので、「ユラニア」と「プラチナムのVer.1.5」も買った。昨夜、「アルベラ&エフェル」のハロウィンVer.も通販で買えたので、2、3日中に着くはず。