司馬遼太郎の『花神』、中巻を読み終わった。前のブログで下巻に入った、とか書いてあるが中巻の誤りでした。
中巻の終盤、村田蔵六の指揮する農民兵が長州征伐に来た幕府軍を返り討ちにするんだけど、そのあたりが凄くて蔵六のアタマのキレというか、作戦の見事さというか、すげえ……としか言いようがない。後世の蔵六の人物画をみるとギャグマンガのキャラかっつーくらい頭が縦に長くて「天才」を絵にかきましたみたいな、脳が2倍ありますって感じで「ふざけてんのか」とはじめ、思った。しかしこの中巻終盤の鬼神のごとき冴えをみてしまうと、
(ああ、実際そうだったんだろう)
と。
こりゃー蔵六がいたら幕軍なんか敵わないわ。ここまで才能あるんだったら医者なんかやっとられんのもわかった。蔵六を見出した桂はすごいな。
この小説を読んでいてまず第一の転機(というか、話の勢いが変わるシーン)は桂の手紙が届いてさすがの蔵六も興奮で震えが止まらんというシーンで、この浜田城を落とす話が第二の山場じゃないかと思う。
しかし、かの戦国徳川最強を誇った井伊や榊原の軍がこうもブザマに負けるとは、悲しくもあり滑稽でもあり。歴史小説のおもしろいところでしょうか。
チトセリウムの双子の胸ユニットの脇を接着して以来、まだやすりがけしていない。これからしようかと思っている。チトセリウムはプラチナム1.5とユラニアと双子のナイトメアVer.が現在届いていて、積まれている。双子のナイトメアはゾンビボディがひとつに通常肌色ボディがひとつなので、双子をどちらもゾンビにするにはもう1セット買わなくてはならないのだった。高くてつらい。
他にプラモはジオン水泳部を1/144スケールで集めている。青マーク、いわゆるバンダイスピリッツ縛りで集めているから、なかなか集まらない。古いプラモは汚いのが多くて、新しい方が気持ちよく作れるから。
昨日、ついにバンダイスピリッツ版の1/144・アッグガイ買えた。マリンハイザックと水中用ザクとゼー・ズールが買えない。
今はゾゴックの旧キットにポリキャップを仕込んだりして可動域を広くしている途中。
先週は3回もガン検診に行って腎臓やら膀胱やら前立腺に肺やら大腸やらいろいろ調べたせいでいまだに疲れが抜けない。採血は2回ともうまい人で助かった。