23/11/27 ぬか責めの秘技 | 汚事記

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ギックリ腰になった。

今朝は痛くて歩くのが大変だった。道路渡るのもひと苦労。

特につらいのがクルマの乗り降りである。帰りのことだが、

(まず左足を入れて……)

と腰をおとしながら、痛いもんだから真横に素早く体をスライド移動したら、イスのヘリと右脚の間に玉袋が挟まってキンタマがグリッとなって潰れるかと思った。ひどい目に遭った。

ギックリの原因はタクアンの石を何気なく持ってしまったことにある。まったく用心を怠っていた。まさか腰をいわすとは考えてもいなかった。

11月3日のこと、干してた大根は漬ける前に計ってみたら、ちょうど10キロあった。自分で漬物をつくるのは初めてだから、はりきって樽やら塩やらトウガラシ、ぬかにザラメ、漬物石にビニール等、一式買い込んだ。塩は大根の重量の6パーセント、ぬかは15パー、とかチマチマ計って漬けた。柿の皮とかリンゴの皮の干したのもとっておいて入れたし、昆布は土地柄、捨てるほどあるので高級なのをたっぷり入れた。樽だけ先に買ってきてしまって、家に帰ってきてから干してある大根を見たら、随分でかい。樽のラベルには「大根・12本」とか書いてあるから、てっきり入るもんだと思い込んでいた。その時の大根は干しはじめて2週目のもので、まだ太かったのだ。3週目に入ったら、かなりシナシナになって、樽にちょうどいい具合にピッタリ収まった。漬物石は10キロのと5キロのを買ってきて載せた。漬けはじめて6日目、ビニール越しに樽の中を見たら、まだ水は上がってきていなかった。重しが足りないような気がしたから、早速10キロのをもう1個買ってきて載せ、次の日、のぞいてみたら水が上がってきていて、一番上のぬかまで来ていた。あとの重りはいらなかったようで、損した。

かなり脱線したが、腰がグキッとなったのが、その次に様子をみた時のことなんである。朝の出勤前にちょっくら様子をのぞいて見ようと、ヒョイと石を持ったら「ピキッ」と腰が鳴った。数日間はたいした痛みもなかったのが、今日になって動くのが辛いほどの痛みになって、動かずに黙っていても痛い。

今も痛い。

タクアンで買ったヌカは3キロで、まだ1.5キロあまっていたので、「ぬか漬け」というのもやってみようと思い立ち、これまた早速、通販でぬか床用のホーローの入れ物を頼んだ。

届いてみると箱に漬け方が解説されており、キットみたいでワクワク感がハンパない。夜になっていたのに1リットルのお湯を沸かしてあら塩をまぜ溶かし、冷めるのを待って1キロのヌカに混ぜ、そこにトウガラシやら柿の皮の干したのが余っていたのを入れ、グッチャグッチャとかき混ぜて昆布やキャベツの芯、ニンジンの端切れ、ナスのヘタを入れ、キャベツの葉も何枚か入れた。

それから毎日、日課にぬか床の手入れが新たに加わり、朝と夜にぬかをかき混ぜている。キャベツの葉はすぐにボロボロになり手入れしにくいから入れるべきではなかった。

「ぬか」といえば思い出されるのが『必殺仕事人Ⅲ』での(Ⅲだったかよく覚えていないが)田中様のセリフである。長屋湯女という新商売について田中熊五郎が主水らに解説するシーンがあり、

「一晩、殿方にまるで新妻のように仕え、ぬか責めの秘技で攻めまくるそうなんですよ」

と語っていたのが脳裏にリピートされるので、ぬかにはこれまであまりいい印象を持てなかった。

しかし今回ぬか漬けを始めてナスもゴボウもニンジンも大根も、既製品など問題にならないぐらいおいしくできるのを知ってしまうともう今日は何を漬けようかと毎日楽しくて楽しくてしかたがない。ぬか床LOVE。『ゆるゆり』の千歳の気持ちがわかった。今日はキュウリを1本投入した。ミョウガも漬けてみる予定。

昔から伝わる文化、というのは今まで残っているだけあって、どれも只ものではない面白さや深みがあるな。

ガラケーのi-mode解約してしまって写真を載せられないのが実に残念。デジカメ持ってないし。

 

ペン字は草書と連綿の練習をしている。

 

あとは……暇をみてはガンプラ作っている。

ずっと1/144のゾゴック旧キットを少しずついじっていて、足首にボールジョイント、膝はポリキャップ仕込んで膝裏削ってお座りできるようにした。

とりあえず、各部バラバラにして塗装後に差し込み式でフル可動まで目指している。

モノアイはくりぬいて内部をつくり裏打ち、胴体も上と胴と腰に分割して可動するようにしているところ。背中のパイプはメッシュパイプに置き換える予定。

電動ノコとか道具を持ってないので、デザインナイフで何度も何度もなぞって切り離す。昨日、左手の親指の先にデザインナイフがドスッと刺さって血がボタボタ出た。ぬか床をいじる時、右手だけ使うようにして左手は入れ物をおさえてるんだけど、ぬかを洗う時とか傷に沁み込んでメッチャ痛い。こんちくしょー。

ゾゴックはなー、旧キットのヘンテコなシルエットがいいんじゃねーか。わかってねーなー。と思っていたけど昨日、検索で色々見ていたら、初期設定画の腰と足の部分、HGUCのが正解なんじゃないか? くっそー。また直すべきか、このままにすべきか。

あと、胴体前面のヒーターのフィンみたいなの、あれもカッターだったのか。で、やっとわかった。胴体横の穴に裏側からのぞく謎のパーツ、あれはカッターの端っこがのぞいて見えてるってことだったのか! 40年の時を経て初めて知ったゾゴックの秘密!

 

最近は映像ものは『パワーパフ・ガールズ』の吹き替えばっか見てる。最初は、

「なんじゃこりゃー、このグルグル目玉のヘンテコな絵は?」

とか思ったが、今では大好き。

新シーズンのは声優が変で違う感じがして嫌だから最初のシリーズばかり何度も見る。

バブルス、萌えー。

子犬みたいな声としゃべり方、ぬいぐるみのオクティが好きでマイペースでぽわわーんとしてるとこがいい。

博士もいいキャラだ。

ボーイズが登場する回はやたらと凶悪で酷すぎるような気がしないでもない(抑えられて顔にツバを垂らされたり、いきなり右目殴られたり、ゴキブリ食わされたりナメクジ背中に這わされたり)。

ガールズのフィギュア欲しい。