益田ミリさんのマンガ。

姉ちゃんと、弟の共同生活。ほぼ自宅のテーブルを囲んでの会話だけ、というシチュエーションコメディみたいな感じ。

この姉ちゃんという人が、キャラ立ちが激しすぎてウケる。強烈な皮肉で男の夢をぶち壊し、自分のダメなところは超クリエイティブな力技で正当化。そして弟の疑問にはすべてハイやイイエではないオリジナルすぎる回答でしかも即答!

たとえば。

弟が「かわいい女の子となかなか進展しないんだよ」といえば、「あんたそれ、進展しないんじゃなくて、女の子が最新の注意を払って、進展しないように努力してんのよ」と姉。

弟が「スポーツジムに全然行けてねーじゃん」といえば、「スポーツジムって基本、行くために申し込んでんじゃないからね。行かなきゃいけないのにもったいない、という罪を感じながら生きる修行だわね」と姉。

弟が「コップに水が半分入ってたらどう思う?俺は、まだ半分ある」ときけば、「これが自分に与えられているすべて、と思う」と姉。

どーですか、このクリエイティブな姉弟トーク!

こんな姉ちゃんがいたら、うーん、ちょっとイヤかもしれないが、こんな姉ちゃんがいる友達の話はめっちゃ聞きたいな(笑)。