益田ミリさんの、すーちゃんシリーズ第二弾。

結婚する人にもしない人にもそれぞれ、空のはしっこの入道雲みたいな不安やおそれは、もったりとやってくる。

自分ではない誰か、ここではないどこかに憧れてみたりもするけれど、目先の安易な解決に自分を流してしまうことなく、毎日を一歩ずつ歩いていこうとする主人公たち。

そういう生き方って地味で目立たなくて単調で、誰にもほめられないのに、すっごく難しいんですよね。

でもこの積み重ねが、お仕着せでない自分の人生を作っていくのだと信じている。

たくさんのすーちゃんたちの前途に、むっちゃいいことたくさんありますように!!