イタリアの鬼才映画監督、ダリオ・アルジェントのホラー映画。
吉本ばななさんが、よくエッセイなどでダリオ・アルジェントから強い影響を受けたことを書いていて、いつか観たいと思ってた。
スイスの寄宿舎に入学したジェニファーは、虫を操る特殊能力を持った、夢遊病の美少女。近辺では少女連続殺人事件が発生しており、昆虫学者と協力して犯人探しに乗り出す…という、なんかもうぶっ飛びすぎな設定(笑)。
殺人現場や死体の描写、集団の怖さ、人間のグロテスクさ、孤独、そんななかでも、いやそんなだから、ジェニファーの美少女ぶりと、動物のかわいさがますます際立つ。最後のチンパンジーのシーンはちょっと感動。あとちょいちょい流れるヘビメタやロックの音楽チョイスが、面白くて笑ってしまった。
怖いというより気持ち悪い系で、個人的にはあんまりだけど、ぶっ飛んだ世界を作り上げるカルト作家のにおいがプンプンする。好きな人は好きだろうなー。
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