『ブンミおじさんの森』というタイ映画を観ました。
英語タイトルを直訳すると、「前世を思い出せるブンミおじさん」。
前世とか、カルマとか、霊とか、人の生死周辺のいろんなことを、監督が特別扱いせずにただなんとな~くそこにあるものとして、ほのぼのと雑にとらえているのが良かった。
タイのことはよく知りませんがお互い同じ仏教国、目に見えないことや説明のつかないことの扱いってわりとこんなものなのかもしれませんね。近所のノラ猫ぐらいの距離感っていうか。そりゃそのへんにもいるだろうっていう大雑把な感じ。
ブンミおじさんのお葬式が終わったあと、ジェンおばさんとトン青年がいきなり幽体離脱するんだけど、ジェンおばさんがちょっと確信犯っぽくて笑えました。