年末っぽい映画ということで、チャップリンの黄金狂時代を観てました。
この世に、誰も傷つけない笑いがあるということを、昨今のテレビ番組とかを観てると忘れそうになってしまうんですが、チャップリンの映画を観ると、そういう人間の良心ちゅうもんに触れられるような気がして、たまに観返すのです。
それでチャップリンのすごいのは、サイレント映画だからっていうのもあるかもしらんけど、英語話さんでも、どこの国の人が観てもわかるっていうところ。自分がいかに何かを理解するとき、言葉とかセリフに頼っているかということがわかります。
チャップリンがパンにフォークを突き刺して、ダンスを披露して見せるところなんか、初めて観たとき感動して泣いたもの。かなしくもうれしくもない、ただ単純に感動して泣くことあんまりないからビックリした。
著作権が切れてる関係で廉価版のDVDも出てるし、ネットでも見られるのでオススメです。
なんで年末っぽいかというと、新年を一人で過ごすシーンがあるからです。人類史でいつから一人っていうのがこんなにさみしいということになったのでしょうかね。私は今年もひとりで社会から切り離されたことにニヤつきながら新年を迎えそうです。
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