2013年のアメリカ映画、レオナルド・ディカプリオ主演。

主人公のジョーダンは、株式投資の知識のない人々にクズ株を売りつけて荒稼ぎしている成金男。その成り上がり一代記。

金融業の裏舞台をのぞくのは面白かったけど、出てくるやつが全員欲まみれで卑しくて、勝ち組コンプレックスを逆噴射させまくっていて、観ていて具合が悪くなった(笑)。

豪邸、高級車、ファーストクラスで高級リゾート、酒に女にクスリに……って、憧れる?あれ、ほんとに憧れる??うーむ。金はあるかもしれないが、あれじゃ夢や憧れの中身が貧相すぎやしないか?お金って、使うのにも創造力がいるんだなぁ。

でもレオ様だから許せる。演技がぶっ飛んでて、ほんとにバカらしすぎるエピソード満載で、最後まで3時間あっという間。

であるのだが!

これ、実話を元にしたストーリーなんだけど、最後、ジョーダンのセミナーの場面で、ジョーダンを紹介する脇役俳優がその実話の本人なんですよね…。ジョーダンの悪い冗談、みたいなことに(笑)。え〜、こんなキモ男だったなんて。レオ様だからよかったのに!こんなキモ男があんなことやこんなことをしてたなんて教えてくれるな!最後にしょぼいタネ明かしされた気分で、あの3時間を返せ!と思いました。

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