西川美和監督&原作の映画。

同名の原作小説は直木賞候補にもなってましたよね。

落ち目の作家・衣笠幸夫は、愛人を家に連れ込んで不倫中、妻とその親友がバス事故で死んでしまう。やがて愛人にも編集者にもだんだんと愛想をつかされてゆくが、妻とともに死んだ親友の遺族だけが、受け入れてくれる…。

西川美和さんの映画はじめてみたけど、モックン演じる衣笠のクソっぷりが秀逸でした。一応なんとなくハッピーなエンディングっぽく終わるけど、見栄と虚飾で満艦飾に着飾っていた衣笠が、ないがしろにしていた妻との関係を見つめ直していく…わけでもなく、クソはクソのまま(笑)。

なるほど、それでそのタイトル!超言えてる!

ところでこの出版不況の時代に、あんなえらそうな態度でやっていける作家っているのかなぁ?私の知り合いの(数少ない)作家さんにはあんな人いないです…。

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