アガサ・クリスティ原作の、あまりにも有名な推理サスペンス映画。1945年製作。

えー?殺人トリックなんてもう出尽くしたような現代に、「金田一少年の事件簿」世代の私が今さら70年以上も前の推理サスペンスなんて観てもねぇ…。

と高をくくって観始めたら、あっという間にアガサ・クリスティの世界に没入していました…。

舞台は孤島の洋館。U.N.OWEN(Unknown)という謎の主から招待を受けた10人の客たち。実は誰もその主に会ったことがなく、さらに、集まった全員に殺人の過去が判明!そして一人、また一人と殺されていき…。

何しろ登場人物が10人もいるもんだから、息つくひまもなく次々人が殺されていく。「金田一少年の事件簿」でも、「人形草紙あやつり左近」でも、人がよりバンバン死ぬ事件が好きだったなー(笑)。

犯人は最後に明かされるんですが(私は当てられなかった…)、明かされない謎もあって、ネタバレしないように書くと、結局、「殺人をした」と認めなかったある登場人物と、招かれた当人になりすまして来たある登場人物は、じゃあ無実だったのか?これ、説明がなかったんですよね〜。

原作には書いてあるのかな?見つけたら読んでみよ。ちなみに原作のほうは、結末が違うらしいです…。

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●文庫でました