受動喫煙の完全防止を目指すブログ -5ページ目

小宮山洋子議員の質問

小宮山洋子議員が5月11日の衆院内閣委において「禁煙タクシー」に関して桝野龍二 自動車交通局に下記の素晴らしい質問をしてくださいました。速記録ですので、後日若干修正の可能性があります。

桝野政府参考人の答弁に「喫煙者の方をタクシーに乗せないとなると乗車拒否ではないかという議論もある中で・・・・」とありますが「禁煙車制度は喫煙者を乗せないのではなく、車内での喫煙を断る場合がある制度」が正しいと思います。


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○小宮山(洋)委員


もう1点、たばこについて、タクシーの禁煙のことを伺いたいと思います。


タクシー以外の公共交通機関というのはほぼ禁煙化をされておりますし、アメリカ、イギリスなど多くの欧米諸国、アジアでも中国、台湾、韓国、タイなどでタクシーは禁煙になっています。


県単位で全面禁煙を進める動きがありますけれども、平成17年、東京地裁でも、禁煙化訴訟の判決で、これは事業者の自主性に任せず、国による適切な対応が期待されると判決が指摘をしているんですね,これは国として取り組むべきではないかと思いますが、いかがでしょう。


○桝野政府参考人

タクシーの禁煙化につきましては、今小宮山先生御指摘の裁判におきましても、行政側にはそれをする権限はないとも書いていただいていまして、私どもとしては、基本的には、タクシー事業者の経営判断によって自主的に取り組まれるべき課題であるとは思っております。


おりますが、私ども、例えば喫煙者の方をタクシーに乗せないとなると乗車拒否ではないかという議論もある中で、そういう議論も昔はあったのでございますが、タクシー事業者において禁煙化を選択するためには、こういうことをできるような標進運送約款というのをつくりまして、そういう法的枠組みを整備するとともに、導入するための手続の簡素化等に努めてまいっております。


最近では、各地域におきましてタクシーの禁煙化の動きが非常に推進されておりまして、御指摘のような県における全面的な禁煙の導入ということも行われております。数字を少し申し上げますと、16年度、2年前には、全体のタクシーの中で1.98%であったものが、今現在、名古屋を入れまして、大体7%強,あと、これはまだ報道段階ですが、これからのことでございますが、神奈川県でもやるという話がございまして、これを入れますと大体13%を超える。台数にして、この2年間ちょっどで大体7倍増という形での禁煙タクシーが走ることになります。


私どもは、このような状況、社会的な評価等を見きわめながら、今後とも見守ってまいりたいと思っております。


○小宮山(洋)委員

7倍増といっても7%(注)しかないわけですよね。私も探して東京で乗ろうと思うと、ほとんど会いません。これはやはり、タクシーのドライバーの人たちの受動喫煙の問題もあるし、喫煙者が乗った後というのはその煙があるので、ほかの乗降客の問題もありますので、ぜひ、これもいろいろまた後日伺っていきたいと思います。


(注:訂正されるかもしれません)


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禁煙車のトラブル

禁煙車の導入では減収の懸念に次いで、トラブルの懸念があります。

私は、禁煙車で大きなトラブルは幸いありませんが、乗車時に禁煙車宣言をしたら「良くないけど、しょうがない良いよ」といったお客さんが1,140円ぐらいの距離でしたが、降りるときに「乗る前に禁煙って分かるようにしておいてよ」といって降りていきました。勿論、表示は屋上に行灯もあるし、ドアにはステッカーも貼ってあったのですが、そのお客さんは気が付かなかったようです。

禁煙タクシー問題ばかり考えている私には考えられないことですが、一般の方は、殆どの方が禁煙車か否か確かめずに乗ってくるようです。それで禁煙車宣言をすると「えっ、タクシーってたばこ吸えるの?みんな禁煙じゃないの?」なんて驚く人にはこちらも驚きます。たまには降りるお客さんもいますし、禁煙車の意味が分からずに3回ぐらい「何?」って聞き返す方もいます。

ですから、乗車時の禁煙車宣言は、運転手から「禁煙車ですよ」の他に「吸わないで下さいね」という強いメッセージにもなるのでトラブル防止には欠かせないことと思っています。

禁煙車を理由にお客さんに乗車拒否されると、禁煙車のお陰とその度に感謝します。でもそのお客さんは別の車で吸うでしょうから、その運転手さんには何時も申し訳ないと思っています。

あるおばさんは、走り出してから「禁煙車に乗って損した」というので「少しの間我慢して下さいね」。降りるときに「ご協力ありがとうございました。でも少しの間禁煙できて良かったですね」と笑いながら余計なことをいったら「良くないね」、「そんなこと言わずに禁煙車にまた乗って下さいよ」、「やだね、もう2度と乗らないよ」と捨てぜりふをいって降りていきました。

走り出してから「絶対ダメ?」「はい」「じゃあ降ろして」というので「ダメですよ(始めに良いといったから)メーター入れちゃいましたよ」といったら「じゃあ我慢する。今友達にも絶対禁煙しないって宣言してきたのに・・」それから降りるまで、怪しい禁煙教育を一生懸命しましたがダメでした。

また、途中で友達をピックアップするお客さん「後、5分で着くけど、それがごめんね、あいにく禁煙車に乗っちゃったのよ、だから今のうちにいっぱい吸っておいて」なんて電話している若い女性もいました。その他にもアベックのうちの女性が「禁煙車よ」と男性に注意すると「うん、お前が降りてから吸う」。「分かった、窓開ける」。「吸うけど吐かない」なんて私好みの冗談もあって「禁煙」だけでも結構楽しいですが、そのうちには手こずる客に何時出合うかも知れません。

早く日本中のタクシーが、諸外国のように全面禁煙化されることで「減収やトラブル」の懸念が一掃されることを願っています。

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名タ協全車禁煙スタート

5月7日付東京交通新聞【中部圏版】

「利用者はおおむね好意的」

1日朝、名タ協森博一会長ら協会役員が主要乗り場で「禁煙マーク・車内禁煙」と記したポケットティッシュ配布して「タクシーが禁煙になりました」とPRにつとめた。

利用者の反応はおおむね良好で、認知度も予想以上に高く、新聞やテレビニュースを通して浸透していた。

「禁煙派は疑問視も」

名古屋の公務員(39)は「ずっと吸っている。タクシーの窓を開ければ済むことなのでは。吸う立場からすればそこまでしなくてもと思う。途中で止まって携帯灰皿で外へ出て吸うと言うけど、急いでいる時に乗るのにそんな人いるのかなあ」と疑問を投げかける。

客待ちの乗務員(58)も「どうしても吸いたいという客にはちょっと窓を開けて携帯灰皿に吸殻を入れてもらうしかない。それ以上は初めのうちは言えない」と現実的対応をするという。

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名古屋の公務員さんは、タクシー車内で喫煙する人の普通の考え方です。

非禁煙車に乗務していた頃、最も嫌な客でした。いま思い出してもゾっとします。でも、公務員さんも全面禁煙になれば協力するでしょう。

客待ち乗務員さんの考え方も多くいると思います。

今後この現実的対応をする乗務員さんが、一時的に禁煙車制度が崩れるほど多く出ると思っています。

対策として、利用者への周知と乗務員への啓蒙・取締りが必要と考えます。


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安井さんの裁判報告です

4月25日(水)16:00より東京地裁626号法廷において、タクセン訴訟第5回口頭弁論が開かれました。


安井さんは、27日「国立がんセンター東病院(柏)」へ喉頭癌の疑いで手術を前提に入院します。最後の肉声による口頭陳述になるかもしれないと「被告の権限の逸脱や濫用によって蒙った『健康被害』や『精神的苦痛』などすべての主張は、訴状とこれまでの準備書面に書いてあります。裁判長には、ぜひ、被告の違法性と責任を認めて欲しい」と訴えました。そして、32ページにおよぶ準備書面に36点の証拠証書を提出しました。

原告は提訴の段階から訴状において、被告近セン(現タクセン)が設立以来一貫して行ってきた「乗客の喫煙を拒むことは一切許されない。乗客からの苦情の申し立てがあれば、直ちに指導と処分を行う」方針を貫いてきたことはタクシー乗務員の健康という重大な法益を侵害する違法性の極めて高いもであると主張してきました。

被告は「被告の行う接客不良に伴う是正指導は、法律上認められた権限であるが、乗務員に対して何等かの不利益な効果をもたらすものとして法律上規定されているものではない。従って、1986年、利用者からの苦情通報によって原告に対する被告の指導を含めて行った苦情処理は「処分」ではないから、何等原告に不利益を与えていない。よって原告の主張する損害の発生との間に相当因果関係はない」と主張していました。

今回準備書面(4)において、「接客不良」について法令上の根拠がない理由を詳細に指摘しました。さらに、複数の現役乗務員による証言や元乗務員等の多数の著書などによって、被告の権限の逸脱・濫用を明らかにしました。そして、結語の最後において「被告の受動喫煙強制によって、原告は健康被害や危険運転強要の苦痛を甘受させられただけでなく、狭心症、喉頭がんに罹患し、生命は風前の灯という状況にある。貴裁判所は、被告の行為が違法性の極めて高いものであること、被告に故意または過失責任が存在すること、被告の行為によって原告の損害が発生したことを、ぜひとも認定して原告の救済を図るだけでなく、多数運転者の人権が被告の行為によって今もなお損なわれ、「冤罪」による怨嗟の声がうずまいている状況を一刻も早く解消されんことを切に願うものである」と主張しました。

このように裁判の目的は、安井さん自身がタクシー車内で受けた受動喫煙による健康被害の損害賠償を求めるに留まらず、後輩乗務員の受動喫煙防止を一貫して主張しています。

これまでは本人訴訟で進めて来ましたが、自身の健康が今後出廷に耐えられなくなることを考慮し、今回から国の訴訟の時と同じ大野裕弁護士にも出廷して頂きました。

次回は7月11日午前10時半より、同じ626号法廷において安井さんへの本人尋問が原告側30分、被告側30分の予定で行われ結審される予定です。本日の冒頭、裁判長から安井さんの容態を気遣うお言葉があり、最後にも「安井さんの手術が成功して次回、本人尋問が出来るまで回復することを望んでいます」というお言葉がありました。

裁判後、某記者から「タクシー労組が規制緩和による被害で国を訴えている裁判は、棄却判決ありきのように進められているのに対し、タクセン訴訟は勝つのではないかと思えるほど原告に好意的に進められている」という感想も聞かれました。


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大阪のタクシー禁煙化

「大阪タク円卓会議で提言」「タク禁煙化望ましい」

円卓会議は、近畿運輸局・大阪運輸支局・大阪労働局・大阪府・大阪市・大阪府警・大阪タクセン・大阪タクシー協会・連合大阪・大阪交運労協など26名の他、労働団体代表オブザーバーが参加した。

議事で安倍誠治顧問(関西大学副学長)は、

1 名古屋タクシー協会の事例。

2 禁煙タクシー訴訟の判例。

3 禁煙タクシーのみ許可する大学病院の事例。

などを紹介し「大阪のタクシーイメージアップという観点から今秋ごろを目途に検討を始めては」と提案。

禁煙タクシー訴訟は、原告請求を棄却した一方で、

1 分煙は不可能で健康への影響は看過できない。

2 タクシーの禁煙化は著しく遅れている。

3 禁煙タクシーを望む利用者を考えると全面禁煙化が望ましい。

などと判断している。


名タ協では、利用者からの苦情・東京地裁判決・健康増進法などを踏まえて5月1日より法人・個人の全車両の禁煙を実施する。

議論の中で大タ協の足立常務は△たばこを吸いたい利用者もいる△運転者の喫煙率が高いなどと否定的な側面もあるが、大タ協理事会(3月16日)では「全面禁煙化」を検討事項として動き出しているとした。

森田貫二交運労協ハイタク部会事務局長は「ドライバー間にも賛否両論あるが、吸いたい人は車外で一服する方法もある」とし、時流に沿った応対が望ましいとの意見。

太期円卓会議座長は「タクシー乗車は短時間であるし禁煙化が望ましい。やるのであれば統一して取り組むべき」などと発言した。


この他の意見も総合すると「法人、個人全車両が統一した形で実施すべく大阪地域タクシー協議会の場で議論、検討していくことが望ましい」との方向でおおむね集約された。

以上、2007年4月16日付「東京交通新聞」「近畿圏版」トップ記事より。

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ついにタクシー全面禁煙化の波は、大阪へも波及しました。

規制緩和による値下げ過当競争が報道されている大阪で禁煙化が議題に挙げられたことが嬉しいです。

大阪では東京のように「一部」ではなく是非「全面」で決定して欲しいと思います。


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2007年4月2日付「東京交通新聞」(首都圏版)

2007年4月2日付「東京交通新聞」(首都圏版)


「全車禁煙化」は神奈川、埼玉、茨城、山梨で導入方針。


埼玉タクシー活性化等推進会議で3月26日、全車禁煙化を取り上げた。経営者側からは、全車禁煙化を支持する意見が支配的だった半面、労組代表や個人タクシー側は慎重な態度が示された。


茨城県タクシー事業活性化等推進協議会は3月26日「全車禁煙化」を取り上げ、茨タ協からは前向きな意見が目立ったが、労組代表は慎重論を述べた。4月各支部ごとに検討の運びとなった。


山梨タクシー協会は3月27日の経営委員会で「全車禁煙化」を提言し、4月の役員会に諮ることとした。


2割導入は、東京、千葉、栃木となっている。


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神奈川県の全車禁煙化は3月26日付「東京交通新聞」(首都圏版)よれば、3月20日定例役員会(常任理事会)において、各支部長より概ね「全車禁煙化」に協力体制をとると報告があった。


大野会長は「時間をかけすぎても難しい、決定する時期には全体で進んでいくことをお願いしたい」と述べた。


牧野繁専務理事も「一部未了承の事業者も含め、完全実施に向け引き続き理解を求めながら4月の役員会で結論を出す」とほぼ決定される方向です。


タクシー全面禁煙化に神奈川県で労組が主導したのに対して、埼玉、茨城で労組が抵抗勢力になっているのは残念です。


1987年、安井幸一さんが禁煙タクシーの申請を行った時、所属する都個協の延島会長は「禁煙車はサービスの低下だ、認可されたら『真っ赤』に塗って区別しろ」、「個人タクシーのサービスが悪いとあらゆる方面から指摘されているのに、自分の健康を全面に出して、こうした申請は望ましくないので『サービス改善運動に水をさす。組織から出ていって欲しい』(私見として業界紙に答えた都個協副会長・池田氏の談話)」と言われ、仲間からは四面楚歌での申請でした。協力をしたのは15名の利用者代表弁護団でした。


禁煙タクシー申請当時の安井さんについて、偉大な先人、タクシージャーナルの発行者「坂口順一」氏は「やっと出てきた運転手の人権闘争」「情けなや動かぬ個人タクシー組織の保守老害体質」と受動喫煙の防止を超えた運動と評価して詳細に報道されました。


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禁煙の床屋でも

少し前に店内禁煙の理容室を見つけ、ここ何回かはそこに通っていました。


ところが、今日行ってわかったのですが、そこの店員さんの一人が喫煙者だったんです。今日はその人に髪を切ってもらったのですが、直前に吸ってきたらしく、呼気のタバコが臭すぎでした。


しかも、こともあろうに顔そりの前にも一服してきたらしく、もう、不快で不愉快でした。


理容室・美容室は顔と顔が比較的近い位置に来ることが多いため、特に気をつけて欲しいところです。


店内は禁煙にしているので、ある程度の理解があるお店だと思います。今日は苦情を言っていないのですが、改めて要望を出すのか、店を変えるのか、考えているところです。


一方で、他にいい理容室が無いのも実情です。


10分カットの「QB HOUSE」は全店禁煙だそうです。ホームページに明記してあります。

http://www.qbhouse.co.jp/commonques/index.html


でも、私はシャンプーや顔そりもして欲しいので、ジャストマッチではないのです。


しかし、タバコ臭くない、が第一条件です。


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東旅協へ要望書を提出

「タクシー全面禁煙をめざす会」は3月29日、「東旅協」を作田先生、中久木先生、渡辺氏、安井氏の4人で訪問して、下記の要望書を提出し、禁煙タクシー2割導入案から全車禁煙への方針転換をお願いをしました。


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2007年3月29日
(社)東京乗用旅客自動車協会
会長 新倉 尚文様
専務理事 藤崎 幸郎様


          NPO法人・日本禁煙学会理事長 作田  学
          全国禁煙分煙推進協議会会長 平間 敬文
          タバコ問題首都圏協議会事務局長 中久木一乗
          タクシー全面禁煙をめざす会代表 渡辺 文学


私たちは「タクシー全面禁煙化」を要望します


新聞報道によれば、東京地区に於いて、運賃改正時の新サービスの一環として、禁煙車両を全体の2割にするという案が伝えられております。


しかし、禁煙車と非禁煙車の混在する案は、乗務員の受動喫煙被害について全く考慮されておらず、また、タバコの煙の残留化学物質とタバコ臭の問題は未解決のままとなっております。


「タクシーの全面禁煙化」は、運行収入の問題や運転者と利用者のトラブル、および、無線配車の混乱などの懸念までも一掃されると考えます。


ちなみに、最近のマスコミは禁煙タクシーについて以下のように報じています。


1.『東京スポーツ』(07.1.16)
2005年4月、禁煙車全面導入を実施した大分タクシー協会・漢会長の見解。


(1)現在では市にとどまらず大分県下の約3000台のうち9割が禁煙。思いもよらぬ利用者アップが、大きな広がりの一因となった。これまで声を上げていなかった、タバコの臭いがイヤで他の交通機関を利用していた人がかなりいて、こうした人たちが戻ってきた。逆に喫煙者は、バスや電車を利用しても吸えないことには変わりないのだから我慢して乗車している。その結果、利用者が増えた。


(2)大分では、禁煙タクシーへの苦情やトラブルは、個別のタクシー会社でなく、同協会が全て引き受けている。苦情などは全くなく、逆にお褒めの言葉を頂いた。タクシー車内での禁煙が常識になる日も遠くないようだ。


2. 『読売新聞』『東京新聞』(07.3.9)
名古屋市のタクシーが5月1日より全車禁煙。大都市圏、政令指定都市で初。


3. 『東京交通新聞』(07.3.26)
神奈川県タクシー協会が、20日の定例役員会で「各支部長に議論の内容を聞いたところ、おおむね県協会で決めた導入に対しては協力体制をとるという話があった」と報告された。同協会の大野清一会長は「運賃改定に向けた新しいメニューとして理解していただきたい。よく議論していただき、全体で進んでいくことをお願いしたい」と述べている。


各地の禁煙車の乗務員のほとんどは、利用者の乗車の際に「禁煙車ですが、よろしいですね」と規則に従ってきちんと案内しているために、「不満を述べたり、怒った客はまだ1人もいない。『吸わせろ』と要求する客も1人もいない」ということです。また、その反対に、禁煙車だったので「今日はラッキーだ。何時もタクシーはタバコ臭くて困る」と利用した感想を述べる客は数え切れないと私たちに報告を寄せています。


タクシーの全面禁煙をお願いするのは、単に「タバコが嫌い」とか「タバコの臭いが迷惑」という次元だけの問題ではありません。タバコの煙とその残留成分によって、心筋梗塞やがん、慢性閉塞性肺疾患(COPD)など、健康上の危険が明らかになっていることからもお願いしているのです。


公共交通機関については、かなり前から喫煙規制が進展し、ほとんどが全面禁煙となっていたところ、禁煙化が遅れていたJR東日本も「全面禁煙」に踏み切りました。航空機、鉄道など、段階的禁煙化については多くのトラブルを発生させましたが、貴協会に於かれましてはこうした轍を踏むことなく、是非とも『禁煙車全面導入』をご検討賜りますよう、心から要望申し上げます。


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加護亜依は被害者

ちょっと遅くなりましたが、この話題です。


加護亜依さん、所属事務所との契約解除

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070327-00000011-san-soci


19歳の加護ちゃんが、なんでタバコを買えるんでしょうか(^-^)/?そんな世の中に制裁は無しですか?未成年に販売した方も、罪に問われるはずです。


未成年は、未成年だから、タバコは吸っちゃいけません。でも、19歳でもう大人なんだから、自分の行動に責任を持たなくっちゃ。じゃ、解雇ね。でいいんですか?それってひどくありませんか?


加護ちゃんが20歳だったら、問題はないんですか?


加護亜依、解雇から一夜 所属事務所が再教育実施へ

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070328-00000084-sph-ent


プロダクション、何を教育するんですか?20歳になるまで吸うな、ですか?見つからないように吸いなさい、ですか?せめて、アイドルならば一生吸うな、くらいの教育をしてくださいよ。もちろん、人間として、タバコを吸うなが教育でしょうけれどね。


プロダクションの成人、もちろん全員タバコを吸わないですよね?大人として、規範を示さないと。責任がとれませんよ。


加護ちゃんは、以前からタバコを吸っていましたよね。やめられなかったんですね。それはそうでしょう。成人でもやめられないし、路上喫煙禁止の場所でも平気でぷかぷか。それがタバコですから。


わが市川市の標語優秀賞。

かっこわるい マナーいはんの 大人たち (小学2年生)


未成年・成年、子供・大人、あんまり関係ないんですよ。


タバコは万人不幸にします。


吸っている奴が悪い?違いますよ、製造している会社が悪いんです。その会社の筆頭(過半数)株主は財務大臣。あんまり個人を責めたくないので、せめて、財務省が株を持てばよかったのに。それじゃあ、民営化にならないんでしょうね。


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喫煙所でも、受動喫煙防止が必要です。

最近は忙しくて全然記事投稿ができずに、すみません。短いですが、久々更新です。


公共の場所を禁煙にしようとする際に、「タバコを吸う人もいる」という反対意見が必ず出ます。でも、タバコを吸う人の受動喫煙も防止しなくてはならないのです。


例えば、喫煙所ですが、喫煙所内ならば、どんなに煙がもうもうとしていても、粉塵量が多くても、一酸化炭素濃度が高くても良いわけではありません。


喫煙所の中こそが、「浮遊粉じんの濃度を0.15mg/m3以下、一酸化炭素濃度を10ppm以下」を満たさなければならないのです(参考:厚生労働省のページ )。


この基準値が、根拠なしで時代遅れ、という指摘もありますが、いいです、まずはこれを遵守してください。喫煙室でこの基準を満たすには、相当の換気能力が必要だと思います。


ちなみに、タクシーで喫煙されると、この基準の3~5倍の粉塵値になります。


タクシー車内での喫煙を禁止しない理由はありません。


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