大阪のタクシー禁煙化 | 受動喫煙の完全防止を目指すブログ

大阪のタクシー禁煙化

「大阪タク円卓会議で提言」「タク禁煙化望ましい」

円卓会議は、近畿運輸局・大阪運輸支局・大阪労働局・大阪府・大阪市・大阪府警・大阪タクセン・大阪タクシー協会・連合大阪・大阪交運労協など26名の他、労働団体代表オブザーバーが参加した。

議事で安倍誠治顧問(関西大学副学長)は、

1 名古屋タクシー協会の事例。

2 禁煙タクシー訴訟の判例。

3 禁煙タクシーのみ許可する大学病院の事例。

などを紹介し「大阪のタクシーイメージアップという観点から今秋ごろを目途に検討を始めては」と提案。

禁煙タクシー訴訟は、原告請求を棄却した一方で、

1 分煙は不可能で健康への影響は看過できない。

2 タクシーの禁煙化は著しく遅れている。

3 禁煙タクシーを望む利用者を考えると全面禁煙化が望ましい。

などと判断している。


名タ協では、利用者からの苦情・東京地裁判決・健康増進法などを踏まえて5月1日より法人・個人の全車両の禁煙を実施する。

議論の中で大タ協の足立常務は△たばこを吸いたい利用者もいる△運転者の喫煙率が高いなどと否定的な側面もあるが、大タ協理事会(3月16日)では「全面禁煙化」を検討事項として動き出しているとした。

森田貫二交運労協ハイタク部会事務局長は「ドライバー間にも賛否両論あるが、吸いたい人は車外で一服する方法もある」とし、時流に沿った応対が望ましいとの意見。

太期円卓会議座長は「タクシー乗車は短時間であるし禁煙化が望ましい。やるのであれば統一して取り組むべき」などと発言した。


この他の意見も総合すると「法人、個人全車両が統一した形で実施すべく大阪地域タクシー協議会の場で議論、検討していくことが望ましい」との方向でおおむね集約された。

以上、2007年4月16日付「東京交通新聞」「近畿圏版」トップ記事より。

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ついにタクシー全面禁煙化の波は、大阪へも波及しました。

規制緩和による値下げ過当競争が報道されている大阪で禁煙化が議題に挙げられたことが嬉しいです。

大阪では東京のように「一部」ではなく是非「全面」で決定して欲しいと思います。


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