禁煙車のトラブル | 受動喫煙の完全防止を目指すブログ

禁煙車のトラブル

禁煙車の導入では減収の懸念に次いで、トラブルの懸念があります。

私は、禁煙車で大きなトラブルは幸いありませんが、乗車時に禁煙車宣言をしたら「良くないけど、しょうがない良いよ」といったお客さんが1,140円ぐらいの距離でしたが、降りるときに「乗る前に禁煙って分かるようにしておいてよ」といって降りていきました。勿論、表示は屋上に行灯もあるし、ドアにはステッカーも貼ってあったのですが、そのお客さんは気が付かなかったようです。

禁煙タクシー問題ばかり考えている私には考えられないことですが、一般の方は、殆どの方が禁煙車か否か確かめずに乗ってくるようです。それで禁煙車宣言をすると「えっ、タクシーってたばこ吸えるの?みんな禁煙じゃないの?」なんて驚く人にはこちらも驚きます。たまには降りるお客さんもいますし、禁煙車の意味が分からずに3回ぐらい「何?」って聞き返す方もいます。

ですから、乗車時の禁煙車宣言は、運転手から「禁煙車ですよ」の他に「吸わないで下さいね」という強いメッセージにもなるのでトラブル防止には欠かせないことと思っています。

禁煙車を理由にお客さんに乗車拒否されると、禁煙車のお陰とその度に感謝します。でもそのお客さんは別の車で吸うでしょうから、その運転手さんには何時も申し訳ないと思っています。

あるおばさんは、走り出してから「禁煙車に乗って損した」というので「少しの間我慢して下さいね」。降りるときに「ご協力ありがとうございました。でも少しの間禁煙できて良かったですね」と笑いながら余計なことをいったら「良くないね」、「そんなこと言わずに禁煙車にまた乗って下さいよ」、「やだね、もう2度と乗らないよ」と捨てぜりふをいって降りていきました。

走り出してから「絶対ダメ?」「はい」「じゃあ降ろして」というので「ダメですよ(始めに良いといったから)メーター入れちゃいましたよ」といったら「じゃあ我慢する。今友達にも絶対禁煙しないって宣言してきたのに・・」それから降りるまで、怪しい禁煙教育を一生懸命しましたがダメでした。

また、途中で友達をピックアップするお客さん「後、5分で着くけど、それがごめんね、あいにく禁煙車に乗っちゃったのよ、だから今のうちにいっぱい吸っておいて」なんて電話している若い女性もいました。その他にもアベックのうちの女性が「禁煙車よ」と男性に注意すると「うん、お前が降りてから吸う」。「分かった、窓開ける」。「吸うけど吐かない」なんて私好みの冗談もあって「禁煙」だけでも結構楽しいですが、そのうちには手こずる客に何時出合うかも知れません。

早く日本中のタクシーが、諸外国のように全面禁煙化されることで「減収やトラブル」の懸念が一掃されることを願っています。

↓注目度アップのため、ご協力ください!

banner_04.gif