東京ドームは場内禁煙に
Yahoo!ニュースで、下記のような記事を見つけました。
<東京ドーム>今シーズンから場内禁煙 スクリーン改修も
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070112-00000114-mai-soci
私は、スポーツ観戦は全般的に好きなのですが、野球も機会があれば観戦に行きます。
東京ドームは、もう随分行っていませんが、千葉マリンスタジアムには年1~2回は駆けつけます(地元なので、ロッテファン)。
現在はプロ野球の球場はすべて「応援席は禁煙」なのですが、通路側は規定がありません。
例えば、千葉マリンの場合、かなり多くの灰皿が通路に設置され、入場時やお弁当などを購入する際、受動喫煙の被害を受けてしまいます。千葉マリンには要望を出してくださる方もいらっしゃいますが、わずかに減らしているだけにすぎません。
そんな中、東京ドームが上記の英断で、嬉しいです。
記事中、
「後方通路の喫煙所からの煙に対し、苦情が寄せられていた」
とあり、その苦情に応えてもらえたのが嬉しいです。千葉マリンもこれに続いてくれると嬉しいのですが・・・。
なお、千葉マリンのある千葉市は路上喫煙禁止です。
千葉市の路上喫煙防止条例のHP
http://www.city.chiba.jp/shimin/shimin/anzen/rojoukituen-bousi.html
↑火の危険性が重要視されているのが少し残念ですが、いいページです!
路上が禁煙なのですから、より行き来が多いスタジアム内の禁煙を求めます。
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トイレで喫煙
地下鉄や、私鉄の駅のトイレに入った時、明らかに今この個室で喫煙しているだろう 0(`・ω・´)=〇│wc│ というときがよくあります。油断しているので、もろに煙を吸ってしまいます。今日も遭遇したので、記事にすることにしました。
もちろん、腹立たしいのですが、一方で哀れにも思います。タバコを吸うことは排泄と同じなのでしょうか?
ところで、禁煙であるはずの地下鉄や私鉄の駅でタバコ臭がする時があります。原因は駅員の部屋からの換気です。自分たちが煙いからといって、多くの人が行き来する通路に撒き散らすのはやめて欲しいです。
地下鉄の禁煙化は火事防止が目的のようですが、煙害を考えた場合、喫煙は禁止すべきだと思います。
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灰皿なしの車にクレームなし
1m.以内で吸われたら即死という「反タバコ運動の草分け」の方が大阪トヨペット吹田店から得た情報をお知らせします。
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1500cc以下の車にはほぼ灰皿なし。それ以上の排気量の車はほぼ灰皿あり。(何でやねん)
灰皿なしの車にオプションでつけられる車も減り、どうしても付けたい場合は別途1万円くらい。2年前から製造の車は、灰皿はオプションでも付けられなくなっており、どうしても付けたい場合は缶タイプでドリンクホルダーに納まる簡易灰皿が1,575円。
トラックに関しては灰皿なしはゼロ。それどころか2倍大きな灰皿が付いている。
灰皿付の車にクレームを訴え続けて4半世紀。隔世の感です。
ところで、宅配便は配送中も集配中も禁煙になっていて、タバコ臭い荷物が届けられることもなくなりましたが、ならば車に灰皿が付いているのも不思議なことで、禁煙トラック の需要があってもよさそうなものですが・・。
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灰皿のない車と宅配中禁煙は禁煙レベルの高い話と思いました。
1500cc以下限定は、ほんまに「何でやねん」。単に経費節約だと少し悲しい話です。
でも「お客さんからのクレ-ムがない」というのは嬉しい話です。
ところで、私の禁煙タクシーは後の客席に灰皿があります。会社で灰皿に禁煙マークを付けています。運転席の灰皿と車内には造花を沢山飾っています。
「お花が綺麗」とよく褒めて頂きます。「禁煙車のお詫びです」と笑います。
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JTは日本語書けますか?
「JTは日本語書けますか?」
もちろん書けるでしょうけれど、そんな風に指摘したくなるような文言をJTのホームページで見つけました。
http://www.jti.co.jp/sstyle/think/basic/03.html
の1行目
「たばこには、弱いものでありますが、依存性があります。実際に、禁煙するのは難しいとおっしゃる喫煙者が多数いらっしゃいます。」
???
では、こうしてみましょう。
「たばこには、依存性があります。実際に、禁煙するのは難しいとおっしゃる喫煙者が多数いらっしゃいます。」
非常にわかりやすい日本語になりました。さらに、強調するならば
「たばこには、強い依存性があります。だから、禁煙するのは難しいとおっしゃる喫煙者が多数いらっしゃいます。」
となるでしょう。JTにとっては不利なことなのですから、「禁煙するのは難しい」などといちいち書かなくてもいい気がしますが、将来の訴訟対策なのかもしれませんね。
上記HPの最後のほうで、
「実際に禁煙に成功された方々がたくさんいらっしゃるのも事実であり、個々人の決意次第で禁煙することは可能です。」
と書いてありますが、最近のニュースでは過半数が禁煙に失敗している(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061231-00000048-mai-soci )そうです。それに、4人に3人は禁煙に挑戦しないのであり、「すでにやめられない」と思っている人もいるかもしれません。
最後の一文
「喫煙しようとする方々は、禁煙することは容易ではないとおっしゃる喫煙者が多数おられる、ということを理解しておく必要があります。」
こんな、ほとんど目に着かないHP上だけで記すのではなく、特に未成年に強くアピールしてくださいよ、JTさん。タバコは20歳になってから、などと言っていないで。
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タクシー乗客の車内喫煙
私の非禁煙車乗務時代における乗客の車内喫煙率は約10.5%、日に3.6本でした。
ゼロの日もあり、最高17本の日もありました。1営業の最高は2万5千円位の距離でしたが夫婦で9本でした。
会社の無線客に喫煙客が多いという観念が、禁煙車導入に踏み切れない一つの要因でもあるようです。そこで、その観念を覆すべく、最近、非禁煙車乗務員の協力で調査しました。
その結果、無線客の喫煙率は13.3%、一般客は、9.8%でした。もっと変わらない数値を期待しましたが残念でした。ただし、無線客の乗車距離が一般客の1.5倍以上長いと推測されます。それを考慮すればそれほど変わらないかむしろ、一般客の方が距離当たりの喫煙率は高いかも知れません。今後、距離(料金)当たりの喫煙率も調査したいと思います。
タクシージャーナル(昭和62年11月20日発行P19)には「私(安井さん)が法人タクシー運転手であった時の或る1日の調査では、乗務実働時間20時間での乗客数84名。内喫煙者36名で、1本喫煙者が18名・2本11名・3本5名・4本1名・5本1名で計65本が車内でくゆらされたのです」と記されています。
20年前の喫煙率の高さは物凄いですね。多くの嫌煙運転手は、とても耐えられずに去っていったことでしょう。
そういえば、或る講演会で安井さんが、講師(加濃正人先生)に「受動喫煙依存症ってありますか?」と質問したことを思い出しました。というのは、安井さんは当時、客の煙を欲しくなったことがあったそうです。講師は「一般的にはないと思いますが、タクシー運転手さんの受動喫煙は半端でないでしょうからあるかもしれませんね」と笑っていました。
客のタクシー車内喫煙率は、地域によっても異なるようです。千代田区を中心に都心部は、喫煙規制の厳しいこともあって高いようです。受動喫煙研究者中田ゆり氏は、1乗務の平均喫煙10.6本という調査結果を環境衛生学会で発表しています。
神奈中ハイヤー訴訟で被告は、喫煙調査を行い、1乗務の喫煙平均0.4件という信じられない陳述をしました。原告は反論しましたが無視されました。主要な争点ではないのかも知れません。裁判は難しいと思いました。
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電車の記事を2つ
Yahooニユースから、電車に関連する2つの記事を紹介します。
「N700系」7月投入 JR西・東海ダイヤ改正
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061222-00000064-kyt-l26
広がる禁煙列車 一気に加速 小田急「ロマンスカー」、東武「スペーシア」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061224-00000000-fsi-bus_all
まず、新幹線(N700系)のニュースからですが、「喫煙ルームを6カ所」と記述があります。これはやはり等間隔にあるのでしょうね。そうなると、吸いたてほやほやの人が隣に座る可能性があるということです。
もちろん、全面禁煙になることのほうが優先度は高いと思います。例えば、この対策で、何も知らずに、無理やり喫煙車に乗せられる子供が減ることになるわけですからね。
また、途中の駅から乗ってくる人のことを考えれば、その人が喫煙者でホームで吸ってきた直後だったら、同じリスクはあるわけです。
でも、「隣の客はよくヤニ吸う客だ」のごとく、数十分おきにタバコを体にまとってくる隣客は勘弁してほしいですね。当然苦情はあるでしょうが、JRが「喫煙『者』用禁煙『車』」を作れるかどうかですね。
次はロマンスカーとスペーシアのニュース。
スペーシアが以前からダメダメだったことは聞いていましたが、ロマンスカーにも喫煙車があったとは、知りませんでした。タバコ臭があったら、ロマンスも何もないですからね。
でも、両特急が全面禁煙というのは嬉しいニュースです。「非喫煙者の乗客から全面禁煙化を求める声が高まっていた」(小田急電鉄広報部)とあるように、これが時代の流れなのです。
と、ここで気になる文言が。
「3月以降も特急列車の喫煙車両を維持する首都圏の私鉄は、現時点では都心と羽田空港や成田空港を結ぶ京成電鉄の「京成スカイライナー」のみということになる。」
いやー、出かければしょっちゅう目にする「スカイライナー」だけがまだ喫煙車を導入しているとは。京成電鉄に早急な対策を求めます。
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農林部会のメンバープロフィール
先日コメントいただいた、自民党政務調査会の農林部会のメンバーのプロフィールを調べてみました。今では「Yahoo!みんなの政治」があるので、楽に調べられました。
農林部会長 近藤基彦 http://seiji.yahoo.co.jp/giin/jimin/000416/
部会長代理 葉梨康弘 http://seiji.yahoo.co.jp/giin/jimin/000584/
副部会長 倉田雅年 http://seiji.yahoo.co.jp/giin/jimin/000395/
同 佐藤錬 http://seiji.yahoo.co.jp/giin/jimin/000438/
同 谷公一 http://seiji.yahoo.co.jp/giin/jimin/000498/
同 谷川弥一 http://seiji.yahoo.co.jp/giin/jimin/000500/
同 西村明宏 http://seiji.yahoo.co.jp/giin/jimin/000561/
同 原田令嗣 http://seiji.yahoo.co.jp/giin/jimin/000592/
同 御法川信英 http://seiji.yahoo.co.jp/giin/jimin/000663/
同 加治屋義人 http://seiji.yahoo.co.jp/giin/jimin/000050/
同 小斉平敏文 http://seiji.yahoo.co.jp/giin/jimin/000083/
同 段本幸男 http://seiji.yahoo.co.jp/giin/jimin/000083/
各氏、ご自分のHPを開設してましたが、あからさまに「タバコ養護」の記述はほとんど見られませんでした。一方で「農林」というキーワードが当てはまる政策を掲げている方が多かったです。
唯一、「やっちゃった」内容を公開している方が、加治屋義人氏。
http://www3.ocn.ne.jp/~kajiya-y/voi1-h14-1218-1.htm #酒タバコと私
反対票を投じられず、残念です。
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喫煙率の数値目標 またも断念
朝日新聞の2006年12月24日版に残念な記事を見つけました。
「喫煙率の数値目標 まだ断念」
記事によると、2000年に続き、厚生労働省が「方針を転換して数値目標を断念する方向で検討に入った」そうです。
なぜ?どうして数値目標を設定できないのでしょうか?もう十分に機は熟したと思っていました。卒煙外来は保険適用になりました。電車は続々と禁煙化。タクシーも遅まきながら禁煙化が動き出しました。
誰が抵抗するのでしょう?JT?そりゃそうでしょう。問題はそこではなく、誰がJTの意見を助けているのか、だと思います。
記事によると、自民党は「行政が一方的に数値目標を設定し国民を誘導することは憲法の趣旨から問題」と発言したそうです。さらには「たばこは財政に大きく貢献している」。
は?何言ってんの?タバコの害をひたすら隠し続け、国民の健康を害していることが「憲法の趣旨から」問題だろうが!
それに、タバコは社会にとってマイナス、ということはもちろん、喫煙者はニコチン中毒でいつも不安定な状況で、不自由な思いをして、さらには、非喫煙者の受動喫煙による健康被害と行動制約など、お金に換算できない部分を含めれば、どれだけ「負の産物」を生み出しているのか、わかっているのか!
厚生労働省に以前電話をしたことがありました(過去の記事(http://ameblo.jp/nstaxi/day-20060207.html ))。厚生労働省だけが頑張っても、なかなかうまくは行かないかもしれません。考え方を変えれば、最近は反タバコ活動がうまく行き過ぎていたのかもしれません。
だからといって、この程度の現状に満足することなく、引き続き各方面に訴えていきます。そして、今回の件で絶対に自民党は支持しないし、特に強く推した議員の名前を調べたいです。おそらく、この話題も反タバコグループの中では話題になるでしょうから、もしわかればこのブログでも紹介します。もちろん、そのような議員は絶対に支持しません。
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偉大な先人、坂口純一氏
「ミニコミ発行人 坂口純一さん 『3平方メートルの密室』の怒りを込めて」
1990年(平成2年)12月2日「朝日新聞(夕)」の一面に坂口氏の写真入り記事が掲載されました。記事の一部と偉大な先人坂口氏を紹介します。
タクシー暦30年。「暴力をふるわれても、運転手の態度が悪いからと見られてしまう」。3平方メートルの密室。証人もいない。「人間扱いされないんです」
そんなやり切れなさ、業界の体質・運輸行政への怒りを、ミニコミ「タクシージャーナル」に託す。
徹夜仕事明けの日、都営住宅の6畳間での作業。印刷、製本も1人でこなし、1号1000部、年間10号発行する。出番が減り収入も半減した。それでも広告や多額の寄付を断り、購読料年3000円を自発的に払ってもらうだけの発行を貫く。
「大赤字。もの好きだと言われるが・・・・」紙つぶてを投げるむなしさをふと感じながら、それでも続けている。やめる時、それは「運転手」でなくなる時だ。
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坂口氏は、現在77歳ぐらいの方で療養中です。安井さんがタクセン裁判で参考になりそうな「タクシージャーナル」の号数を教えて下さったそうです。尚、「タクシージャーナル」は国会図書館に全巻収納され閲覧可能です。
安井さんが約16名の弁護団を組んで「禁煙タクシー」の申請をしたきっかけは、1986年2月26日1人の客とのトラブルでした。個人タクシーの安井さんは、当時「近セン」の「たばこを断ってはいけない」とういう指導は承知していましたが「窓を開けて吸って貰う、窓を開けれない時は、我慢して貰う」を信念としてお願いしていました。
しかし、当日の客は、頼んでも窓を開けてくれないので、運転手側を5センチほど、断って開けたところ「寒い、閉めろ」と怒り狂った挙句に通報し、センターも是正指導と称する中で、客が言うなら「窓も開けれない、禁煙のお願いも出来ない」という不条理な指導を受けためでした。
「タクシージャーナル」発行者、坂口氏は、179号において次の見解を示す他、事件を詳細に記載しております。
「禁煙タクシーの申請という1個人の勇気ある行動は、建前的には受動喫煙の健康被害と非喫煙者への迷惑としているが、本質は近代化センターを最右翼にし、行政の姿勢からくるタクシー運転手人格軽視の処罰主義に対し、又、利用者の通報主義を煽る官・業の利用者過保護と運転手性悪視に対して運転手の怒りの『人権宣言』であることを見落としてはならない。
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