※「白血病からの社会復帰」シリーズが初めての方は、コチラ の「連載を始めるにあたって」を先にお読みください
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前回(第81話) の続きです。
「発病前のキャリア~発病~闘病~そして社会復帰」と順に、キャリアコンサルタント目線も添えてお伝えしています。
※なぜ闘病からお伝えしているかは、こちらへ
※これまでのお話の詳細は、目次1 、目次2 、目次3 へ
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(これまでのあらすじ)
1話~79話までのお話は、あらすじ1 、あらすじ2 、あらすじ3 、あらすじ4 、あらすじ5 をご覧ください。
そして、2002年12月、約1年4カ月の入院生活から、ようやく漕ぎつけた退院!
記念すべき退院の日、真っ先に立ち寄ったのは、ココ(第80話) でした。失っていた”選ぶ自由”を満喫したかったのです。
ようやく退院したものの、入院中、二度の肺炎を経験した私の体力は、日常生活にも支障をきたす位、異常に低下していました(第81話) 。
一歩ずつ一歩ずつ、、、の自宅療養の始まりです。
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(今日のお話)
2001年9月10日、失業中の突然の急性骨髄性白血病の発覚(第4話) 。その翌日の緊急入院(第5話) 。
入院直後から危機の連続 、そして 移植までの波乱万丈 、そして骨髄移植 。
2002年12月、山あり谷ありの連続の1年4カ月の入院生活からようやく解放されたのも、つかの間、その2カ月後には、また緊急入院の危機が訪れました。
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2003年2月、ある日、右胸の腕の付け根のそば辺りに、小さい水泡が出来ていることに気づきます。
鏡で、背中を見ると、腕の付け根の後ろ側辺りにも、同じような水泡が・・・。
(帯状疱疹かも・・・)
実は、2001年10月、無菌室 で抗がん剤治療をしていた時に、一度、帯状疱疹にかかっていました。その時と同じ症状だったのです。
すぐに、主治医へ電話しました。
私 「先生、入院中に帯状疱疹になった時と同じような水泡が、出来てるんです。」
医師 「どんな状態?」
私は、詳しく説明しました。
医師 「帯状疱疹*のようですね。すぐに入院した方がいいと思います。この病院は、今、満床で入れないから、すぐに入院できる病院を見つけて、連絡するので、入院の準備をしておいてください。」
私 「わかりました。」
*帯状疱疹と言うのは、体内にある水ぼうそうのウイルスが、免疫力が下がった際に、再び発病する病とのことでした。
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通常の免疫力であれば、帯状疱疹*は、入院治療は必要ありません。通院で十分なのです。
しかしながら、2003年2月当時の私は、骨髄移植後7カ月で、免疫抑制剤と言うお薬を服用していました。
移植後のGVHD(拒絶反応のようなもの)を、そのお薬で調整していたのです。
その時の私の免疫力は、通常の3割程度。
たかが帯状疱疹でも、命を失いかねない状態でした
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帯状疱疹と言えども、血液内科の専門医に診ていただく必要があったのです。
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幸い、すぐに入院できる血液内科を見つけてくださり、すぐに緊急入院となりました。
「もう入院はしない!」、そう心の中で思っていた私でしたが、退院2カ月で、また病院の中へ舞い戻ることになりました。
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人生、本当にいろんなことが次から次へと起こります。
でも、自分の力で、人間の力で、どうしてもコントロールできないことは、しっかり真正面から受け止めて、受け入れて、自分にできるベストを尽くす。
それが、後悔しない生き方。
幸せな人生の生き方。
そう感じます。
こちらへ つづく・・・
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【シリーズ目次】(同じウインドウで移動します)
【目次1】発病前のキャリア~緊急入院~無菌室での闘病
【目次2】移植するのかしないのか~右足の手術
【目次3】移植直前~骨髄移植~GVDH~退院
【あらすじ】(同じウインドウで移動します)
(あらすじ1)第1話~第45話
(あらすじ2)第46話~第54話
(あらすじ3)第55話~第62話
(あらすじ4)第63話~第72話
(あらすじ5)第73話~第79話
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【幸せな就職のための具体的スキル記事】
◆就活/転職FAQシリーズ(目次)
【働くを楽しむための記事】
■どんな仕事も楽しめる♪目次集【1~67話、番外編1~54】
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※症状などは私の場合の経験談で、白血病の症状を説明しているものではありません。また白血病に関する内容も、元患者の私の理解の範囲で、正確なものではありません。病に関しては、専門医にご相談くださいませ。