Don Byas - Laura
Don Byas (ts)
Johnny Guarnieri (p)
Slam Stewart (b)
J.C.Heard (ds)
Recorded:New York City, September 6, 1945
Album : Don Byas / Collection 1938-1961
Tenor Saxophone – Don Byas
Piano – Art Simmons
Double Bass – Joe Benjamin
Drums – Bill Clark
Recorded : Studio Pathé Pelouze, Paris10, avril 1952
Album : Laura
’13年オクラホマ生まれのドン・バイアスは地元での活動の後西海岸を経由して’37年にニューヨークに進出、ビーバップの洗礼を受けます。
’41年から’43年にかけてカウント・ベイシー楽団で活躍。
’44年にこの「ローラ」をヒットさせます。’44年から’45年1月にガレスピー等と共に"Be Bop" "Salt Peanuts"などを録音します。
バイアスはビーバップとの関わりもありましたが、スイングのフィーリングをこよなく愛していたようです。
’46年にドン・レッドマンのビッグ・バンドの一員としてヨーロッパ・ツアーに出かけ結局最終的にパリに定住し以後殆どアメリカには帰らなかったようで、そのこともあり、アメリカのジャズ・シーンでは忘れ去られることになったようです。
ただ彼のテナーの力量は渡欧するアメリカのミュージッシャンにとっては貴重な存在で、ヨーロッパでの録音やセッションにはかなり共演を依頼されたようです。
今日アップする”Laura”は彼の代表作の一つです。音源は同じだと思いますが、ディスコグラフィには2種類のクレジトがあり、どちらが正しいのか分かりませんので、合わせてアップしておきます。
以前書いたこの曲の記事はこちらです。