ローラ(エロール・ガーナー) | 今日の一曲

今日の一曲

これまでに出会った心に残る曲を一日一曲選びます。貴方の思い出などありましたら教えてください。

Erroll Garner - Laura [Jazz 625]

Erroll Garner (piano)
John Simmons (bass) 
Shadow Wilson (drums)

ユニークという表現が最もふさわしいピアニストだと思います。
独学で自分のスタイルを作り上げた彼が、全く譜面が読めなかったというのが俄かには信じがたいです。
「エッ、こんなイントロで入るの?」とまず驚かされますが、その後に美しいバラードを楽し気に弾いてくれます。
この屈託の無さが好きです。
”Jazz 625" というこのビデオは、イギリスとアメリカのミュ-

ジッシャンの演奏を、BBCが64年から’66年の間に放送したJAZZ番組の抜粋で、その中の一曲です。

 

防衛費を5年間で43兆円増額(現在の1.6倍)することを決定した岸田政権ですが、毎年3.2兆円増えることになります。
しかし防衛増税は毎年1兆円程度の見込みと宮沢税調会長は言ってます。
昨日の会見で、岸田首相は上げる時期は24年以降の適切な時期と話します。
おかしくないですか?その間も防衛費を増やすのだったら岸田首相はその財源はどうするんでしょう?
当然ですが、増税などしなくても政府が発行する国債という紙幣(と同じもの)で支払うのです。
増税時期は未定ということは、国債を発行すれば増税などしなくても防衛費は増額出来ることを政府自ら証明することになります。
将来世代に負担を強いることになるから国債の発行は反対だ、と増税支持者は叫びます。
今から50年前の人から見れば我々は将来世代です。その頃から現在まで日本政府の債務残高は100倍を超えています。今我々はその債務によってどんな苦しみを味わっているでしょう。
国債など政府の借金と言われているものは、借金ではなく発行した金額の記録以上でも以下でもないものです。
我々が使っている日本銀行券(お札など)と国債は同じ貨幣です。だから国にとって必要な資金だからと言って、発行し過ぎれば、貨幣価値が下がりインフレになります。
でも現在の日本は輸入物資の高騰によるコストプッシュ型のインフレで実態はまだデフレ状態です。
実質所得が下がり物価高騰で国民経済が疲弊している今、増税を言い出すこと自体馬鹿げています。
防衛費の増額も、少子化対策も国土強靭化策も、食料自給政策も全て我が国の安全保障にかかわる重要課題です。
政府が国債という金を使ってこそ、国民の安全・安心や将来世代へ引き継ぐに足る豊かな国造りが実現できます。

 

 

以前書いたこの曲の記事はこちらです。