ライク・サムワン・イン・ラブ(ジョン・コルトレーン) | 今日の一曲

今日の一曲

これまでに出会った心に残る曲を一日一曲選びます。貴方の思い出などありましたら教えてください。

John Coltrane - Like Someone In Love

John Coltrane (tenor saxophone)
Earl May (bass)
Art Taylor (drums)

Recorded : Van Gelder Studio, Hackensack, New Jersey, August 16, 1957 
Album : Lush Life

’55年にマイルスのバンドに入ったコルトレーンは’57年に一時マイルスの元を去りセロニアス・モンクのバンドの一員となります。なんだか良く分かりませんがこの時「神の啓示を受けた」と本人が語っているようで、この頃から演奏に自信が溢れてきたと言われます。
この曲は丁度その頃に録音されたもので、彼の足跡を語る上では貴重な録音と言えるようです。
過去記事のセシル・テイラーの一曲(’58年10月録音)にもコルトレーンが入っていますが、僕は一年前のこちら演奏の方が好きです。
ベース、ドラムとのピアノレス・トリオということもあるかも知れませんが、とてもクリアーで清々しさを感ずる一曲だと思います。

 


以前書いたこの曲の記事はこちらです。