ライク・サムワン・イン・ラブ(セシル・テイラー) | 今日の一曲

今日の一曲

これまでに出会った心に残る曲を一日一曲選びます。貴方の思い出などありましたら教えてください。

Cecil Taylor - Like someone in love

Tenor Saxophone – John Coltrane
Trumpet – Kenny Dorham
Piano – Cecil Taylor
Bass – Chuck Israels
Drums – Louis Hayes

Recorded in New York City on October 13, 1958
Album : Coltrane Time

元はセシル・テイラーのリーダー・アルバムとして作られたようですが、商業的にはやはりコルトレーンを前面に出した方が売れるに決まっているので、このアルバムタイトルにしたのではないかと思います。
フリー・ジャズへ羽ばたくテイラー、ハード・バッパーとしての余韻を残しつつモード、フリーへと変貌を遂げる過渡期のコルトレーン、ゆるぎないハード・バッパーのドーハムという三者の融合と言うのが不思議なサウンドを生み、違和感と言うより不思議な余韻が後に残るまた聴きたくなる一曲です。

 

 

以前書いたこの曲の記事はこちらです。