最近よくインドのことを考えています。

インドってすごいよね。

GoogleもMicrosoftもAdobeも
ぜんぶインド出身者がトップに君臨してるんだよ。

アメリカの大企業のCEOだよ?

さすがゼロという概念を生んだ国だよね。

インドの平均年齢は27.9歳ですって。

それに引き換え日本の平均年齢は


48.7歳です。


こんにちは、野引香里です。
まだ平均年齢には達していません。

冒頭に突然インドの話で始まりましたが
約1年続きましたイタリア記事も
今日のまとめで最後です。


先に申し伝えておきますが
今日のブログはおそらく長文になるでしょう。


このショート動画が全盛の時代に
一文字一文字チマチマと
文字を読ませようだなんてゲスの極み。


最後まで読んだところでなんの役にも立たない。
そしてわたしだって再生数もかせげない。


そりゃそうよ
再生しようにも動画じゃないんだもの。


ね。


ところでこのくだりは必要なのでしょうか。

わたしの時間もあなたの時間も
無駄に奪うこの文字列たち。

まだ序盤だYO!

なかなかイタリアまとめに入れないでいますが
ここまで長々と読んでくださって
ありがとうございます。


そして1年にもおよぶイタリア滞在記を
読んでくださった近年まれに見る暇なお人。
どうもありがとう。


さあ、本題です。


イタリア旅行記まとめはスクロールした
一番下にありますYO!


すっかり忘れていたんだけど
若かりし日のことを思い出しました。

むか〜しむかし
もう25年くらい前の出来事です。

まだインドの平均年齢にも満たないころ、
当時わたしは大阪の劇団員でした。

有名な老舗劇団でしたので
東京大阪福岡名古屋など大都市での公演のほか
地方の演劇祭などでも公演してたんです。

で、大阪から四国に行くための
フェリーの待合室でのこと。

スマホなどない時代です。


いまも昔も変わりなくコミュ障のわたしは
人とのコミュニケーションを避けるのに
なにか読めるものを必ず持っていってたの。


でも雑誌だと重いし、文庫本だと没頭しすぎて
置いていかれるかもしれない。

なのでその日はCanCamの別冊付録の
薄い本を持参してたんです。

薄い本ったってあれよ。

真夏と年末に幕張あたりで売られているような
カップリングがめちゃくちゃ気になる
18歳未満は読んじゃダメなアレじゃないですよ。

CanCamったらさ、
当時の専属モデルは山田優さんだったかな。

20歳前後のかたが読むファッション誌です。

その号の付録にね
ミラノお買い物マップがついてたの。



ミラノに興味があったわけじゃないんだけど
程よい薄さがちょうどよくって
持ってきて待合室で広げてたんですね。

とにかく文字が並んでさえいれば
よいタイプなんです。


そしたらですね。
先輩から言われた一言がこちらです。


あんなぁ野引。

今から行くのミラノちゃうねん
四国やねん。


ごもっともなツッコミを受けました。


コミュニケーション回避のための薄い本で
まさかの交流のきっかけをつくってしまったの。


野引とイタリアの最初のマリアージュ。

そんなこともあったなぁと
思い出したんです。

でね。


CanCamといえば高校生から大学生が読む雑誌。

そんなわこうどが読むような雑誌に
普通にミラノお買い物マップが
付録でついていたんです。

てことはですよ。

大学生が少しバイトを頑張れば、
もしくは親の援助があれば
現実的にイタリアに行けたってことよね。


さて、今はどうでしょう。
大学生が普通に行けるでしょうか。

野引とイタリアの最初のマリアージュから
25年で大きく変わったなぁと思います。

いまは円安。

それにイタリアの物価…というか
日本以外の先進国の物価はどんどん上がってる。

ミラノのカフェでコーラを頼んだら
1000円くらいでした。

ヴェネツィアでのコーヒーは
1500円くらいだったかな。

でもこうやって書いてみたら
観光地はこんなものかって気もするね。

ランチはひとり5000円くらいの
計算になりますね。


コロナ禍ということで
日本からの観光客を見かけることは
ほとんどありませんでしたが

主要な観光施設、たとえば
コロッセオとか



フォロ・ロマーノ



こういったローマに来たら必ず行くであろう

超有名観光スポットから

日本語表記が消えているのを見かけると


ここ数年、コロナ禍以前から

日本人観光客が減ってきているのは

抗えない事実でしょう。


ちなみにハングルと中文表記はあります。


もちろん日本人が

歓迎されていないわけではありません。


ただ、来る人が少ないから

それならもっとたくさん来てくれる国の人を

メインでご案内しているだけのことです。


だって来ない国の言語を習得するより

たくさん来る国の言語を習得したほうが

よりお金につながるもの。



そんなことをそこかしこで感じました。



と、こんなシビアな話をすると
ズーーーーンと落ち込む人がいるのも知っています。

イタリアには興味がなかったとしても
海外旅行はわたしには無理だって思うのかな。


ほんと追い打ちをかけるようで
申し訳ないんだけど、国内旅行も同じこと。

海外から、よりお金をおとしてくれる人が
来てくれるのなら
そちらがお客さまとして優遇される。

それが観光業だよね。


だからね。
こんなところで落ち込まないでほしい。


この現実を見たからこそ


もっと希望を持って
現実を生きたいなって思った。


諦める前にね、行ける側になればいいだけの話。


行けない側に勝手に自分を持ってきて
自作自演で落ち込むのは
意識の設定が間違ってないかい?


わたしはもっといい世界に変えられるし、
あなたももっともっと素敵な世界に変えられる。


そのほうが楽しい。
そして、美しい。


それからもうひとつ。

日本の枠から飛び出して
イタリアに行って感じたのは


人がとにかく楽(ラク)そう。

ということでした。


働いている人も
ホームレスも
ホームレスと話す近所の人も
そのへんを散歩してる人も


なんかすごい適当そうで。
それがよかった。


だって彼らは


こうなったのは自分のせいじゃない!


ぜんぶ
神のせいだ!!


って
本気で思ってるようです。

(詳しくはこちらをご参照ください)

日本人にはありえない感覚で
わたしの世界はさらに広がりました。


さあこれからまた
インドのことを考えなきゃだから
イタリアブログはお開きにします。

時代にさからった長文を
よくまあ最後までお読みくださいましたね。


ヴェネツィアからさようなら。



では、またね。



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締め切りました。
お申し込みありがとうございました。


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