こんにちは、野引香里です。
 
この夏に1ヶ月ちかく滞在した
イタリア旅行について書いています。
 
 
巨大セットのようなヴェネツィアの街で
気分が高揚し
 
そこかしこの街角で
たくさん撮影しました。
 
今日はその続き、ランチのお時間です。
 
 
過去記事はこちら
 

○成田→アラブ→ミラノ間の飛行機編

 

○ミラノ大聖堂 前編

 

○ミラノ大聖堂 後編

 

 

 

○ついに水の都ヴェネツィアへ

 
○ヴェネツィアの街は巨大セット

 

さあヴェネツィアに着いてひとしきり

はしゃいでお昼です。

 

なにを食べよう。

 

この日の特別なお客さまを招いての

ランチなのです。

 

 

いや、客人はわたしたちのほうか。

なんにも知らない街を

案内していただくわけだしね。

 

 

長細いイタリアでヴェネツィアは

北の方にあるんだけどね、

 

実は当初の旅行計画では

訪れる予定にしてなかったの。

 

南側に位置する火山灰に消えた街ポンペイや

世界一美しい海岸線のアマルフィ海岸に

行こうとしてたんです。

 

ブーツの形のイタリアの脛などのあたりですね。

 

なのでヒザから脛あたりを中心に

滞在しようと練っていました。

 

 

 

でもね、はたと思ったんです。

 

 

いや、、、待てよ。

 

たしかあのおかたは

ヴェネツィア在住だったのでは?

 

しかしヴェネツィアに寄るとなると

脛付近に立ち寄るのははちょっと難しい。

 

それなら北部のミラノ空港を利用して入国し、

ヴェネツィアに寄り

フィレンツェ、ローマと南下して

最後はローマの空港から帰国しよう。

 

旅行計画そのものをひっくり返してしまうほど

心に浮かんだかたがいらっしゃったのです。

 

ここヴェネツィアに。

 

 

それがこちらの

 

壇珠さんです。

 

 

 

 

 

だいたい人見知りコミュ障をこじらせてるわたしが

誰かにお目にかかるなんて滅多にないこと。

 

これはなにかある。

 

壇珠さんとは初対面なのですが

以前ホノルルマラソンに泰三くんが挑戦したとき

スポンサーになってくださったの。

 

 

ランニングウエアにペタペタ貼り付けた

スポンサーさまのお名前です。

 

左肩の守護神、壇珠さん。

 

 
あ、自転車の荷台用のロープみたいなのは
暇トレと言いまして、
体のチカラを上手に発揮できるような代物です。
 
 
さてこの壇珠さん。

 

ものすごく端折ってご紹介させていただくと

お金作ろうと彼氏とクラブに潜入し、

ナンバーワンになり、

アパレルの仕事を立ち上げ、

左官になり、植木職人になり、

そして今はヴェネツィアにいらっしゃいます。

 

クラブのナンバーワン→ヴェネツィア

 

このルートはゴージャスとは無縁の

わたしの脳内でもなんとなく

イメージできるんだけど

 

なんせ間に『左官』『植木職人』って

不可思議ワードはいってるものだから

頭がバグるよね。

 

詳細は圧倒的な文章力で人気のnoteをどうぞ。

 

https://note.com/michiemiyu

 

 

 

さあさあ、ホテルのロビーでお会いして

その神々しいお姿に

握手などかわしてよいものかどうか

迷ってしまうのがこのご時世。

 

郷に入ったら郷に従えばよいのか

日本人スタイルで会釈的なものでとどめておくのか

 

迷った末に後者を選択しました。

 

 

 

そしていざ、

ヴェネツィアのランチに繰り出します。

 

 

 

 

 

鶴の舞うドレスをまとい彫刻のような壇珠さんと

ピカチュウみのあるわたし。

 

 

 

実はイタリアに渡る直前に美容院に行きまして

金髪に近かった髪色を

少し落ち着かせてもらったんですよ。

 

すぐに明るくなってしまう髪質なので

美容師さんの粋な計らいで

金髪にいたるまでの時間稼ぎのためほぼ黒髪に。

 

黒髪ボブでイタリアなんて

おおむねブチャラティじゃん?

 

わたしとしてはもっと明るい万全の髪色で

お目にかかりたかったのに

どうせなら前髪もパツンといってしまって

ブチャラティ化すればよかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

さあさあさあさあ

ブチャラティの話題はおいといて

ランチのお時間ですよ。

 

ヴェネツィアの運河を眺めながらもよいのですが

なんせ日中は暑い。ほんとうに暑い。

 

どこのお店もお外にお席が設けてあるんだけど

映えとか情緒とかは置き去りにして

エアコンが効いている店内に入りました。

 

素敵演出よりも生命維持が大切です。

 

 

しかしですね、

メニュー見てもなにが書いてあるんだか

分からないんだよね。

 

壇珠さんにお店のかたとのやりとりを

お任せしてしまいました。

 

海に面したヴェネツィアは

魚介類が有名なのだそうです。

 

わたしはどうやったって映えられない

イカスミパスタを。

 

 

 

 

壇珠さんはわたしのイカスミに

付き合ってくれたよ。

 

 

全員既婚者だからおはぐろ権は獲得済み。

 

 

食事をしながら

イタリアのスリ事情や

イタリア人の夏の過ごし方や

イタリア人の考え方や宗教感などを

教えていただきました。

 

 

もうほんとビックリする。

イタリアの人ってなんて楽観的なんだろう。

 

 

身に降りかかった悪いことは

ぜんぶ神様のせいなんだってさ。

 

不幸なことは本人のせいではない。

 

他人のせいどころか神様のせい。

 

 

アーメン…

 

 

なるほどね。

 

自分のせいでないのなら

反省する必要もないし

あっけらかんとしていられる。

 

日本にはびこる自己責任論は

ここでは通用しないのです。

 

こんな感じで

 

なんか思ってたのと違った!

 

ってことが

けっこうあったんだよ。

 

 

やっぱり現地でなければ

分からないことはたくさんある。

 

 

covidに関しても

ヨーロッパではみんなマスク外してる

とか聞いてたけれど

実際ほんとうにそうなんだけれど

公共交通機関では全員マスクだったり。

 

 

「客側の方が立場が上」なんて考え方がないから

乗務員がNOと判断したら

ほんとうに乗せてくれないの。

 

どちらかと言えば客側のほうが

「利用させてもらっている」って考え方みたい。

 

日本みたいに黙ってお店に入って

断りもなく品物を触ることも

現地ではよく思われないようです。

 

 

しかしだね。

 

 

こうやっていろんなお話を聞かせてもらってね。

 

 

その間、壇珠さんのバカデカゴージャス財布は

テーブルの上に置きっぱなしなんですよ。

 

なんだったら席を立ってる間も置きっぱなし。

 

 

それに引き換えわたしの無印地味黒財布は

ポッケに忍ばせていても気をつけなきゃいけない。

 

スリ側からすると

いかに観光客と現地人との目利きが勝敗を分けるか

本気で死活問題なんだよね。

 

ちなみにこの日のわたしの格好は

すられにくいのだそうです。

 

思いっきりカジュアルだと狙われにくく、

いかにも日本人がおしゃれしましたって服装は

格好の餌食となるようです。

 

 

 

ランチの後は街をブラブラとお散歩。

 

 

 

 

 


指が画面にこんにちはしたところで

今日のブログは終了です。

 

 

では、またね。

 

 

 

 

しばらくイタリアブログが続くので

日々感じてることや考えてることは

メルマガで配信しています。

 

配信ご希望のかたは下記で

ご登録くださいね。

 

 

 

 ●メルマガ

ご登録はこちら

 

 

●公式LINEアカウント

ご登録はこちらから