こんにちは!つわり対策グッズ専門店のエリです!
『妊娠悪阻』という言葉を知っていますか?
これはつわりの症状が重篤化したものです。
妊婦さんの0.5〜2%程度が妊娠悪阻になっています。
妊娠悪阻にまで至ってしまった妊婦さんは、数週間、場合によっては数ヶ月にわたって自分自身で生活したり、家族に世話をしてもらうことすらできません
長期間にわたって食べることができず、初めの数ヶ月で妊娠前の体重の5〜10%、それ以上の体重が減少する場合もあります。
身体は疲れてしまいますし、神経衰弱、さらにはうつ病を引き起こしてしまうこともあります。
とてもひどい症状に苦しみ、大きなストレスを抱えてしまい中絶を選択する人もいるほどなんです。
では、どのような症状を妊娠悪阻と言うのでしょうか
・口から食べ物や水分が摂れず、水も吐いてしまう
・5%以上の体重減少
(体重50㎏の人の場合、3㎏以上の減少)
・尿中ケトン体が陽性反応を示す
これらの症状が当てはまる場合、妊娠悪阻と診断されます。
頻繁な嘔吐や絶食傾向で栄養失調や脱水症状となり、代謝異常を起こしています。
ここまで見ただけでもわかるように、妊娠悪阻まで症状が深刻化すると、母体だけでなく、胎児にもリスクが高くなります。
その為、点滴など医療措置が必要となります。
・1日に何度も嘔吐し、胃液まで吐いてしまう
・尿が少なくなり、色が濃くなる
・口(唇)や目、肌が乾燥したようになる
・24時間以上、何も口に入れることができない
(水も含め、口に入れるとすぐに吐き出してしまう)
このような症状がある場合は、なるべく早く産婦人科を受診してください。
点滴で水分やミネラル、ビタミンB1やB6など特に不足しがちな栄養素を投与してもらうことで、通常は数日の入院で退院できます。
入院することで、医師の指導やアドバイス、看護師のサポートがあり、精神的にも安心できます。
毎日の家事や育児、仕事、何より食べ物や水分を摂れない焦りから解放されるのも大きなポイントです。
我慢して症状が深刻化する前に、病院へ連れて行ってもらいましょう