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AKB小説 暗黒物語

下手ですががんばって書くのでお手やわらかに
お願いします。
時々倉持さんとの握手についても書きたいと思います。


「指原って使えないですよね」
ベットの上でうつむく指原の頭に手が載せられた
「そんなことないよ?ぴーや!」
優しく撫でながら、明日香は笑顔で指原に話しかけていた。

「じゃあぴーや!またね」

「はい…」

明日香は部屋を後にした。
部屋を出たのを見て
指原は軽く息を吐いた

「もちくらさん…すいません…会うのは、今が最後です。」


指原は起き上がると荷物をまとめて部屋を後にした。
ベットに手紙を残して


「みんな、ごめん…指原の事は忘れて!」

指原は部屋を出ると窓から音を立てずに降りると裏口を使い誰にも気づかれずに移動をはじめた。

しばらくして、誰もいない路地に入ると
座り込んで泣いた。

抜け出してから時間が立った為に辺りが暗くなりはじめた。

「暗くなる前にここを出よう」

指原は立ち上がると再び進みはじめた。






河西の視線の先には体を震わせて膝をついている指原がいた。



焦りながら泣き叫んでいた。そんな指原に河西が声をかけた


「指原~あんたに何ができんの?ともに教えてよ!」


「お、お前を倒して!もちくらさんを、助ける!」


指原は勇敢に叫ぶと、河西を睨みつける



「ふん、笑わせんな!。できないこと言ってんじゃねぇぞ!」

河西は指原を地面に押し倒す。



「フゲッ!」



河西は指原を押し倒すと靴で指原の顔を踏みつけると指を一本立てた


「指原~!今日は勘弁しといてやるよ、河西は指原から足をどかした。


指原は河西が立ち去るのを目で追った。


「待て!河西」


指原が叫んだ



河西は指原に向かって、剣を向けながら叫んだ

「調子のんなよ!。今日は見逃してやる。やろうと思えばお前なんか、おぼえといてよ」


すると河西は指原に対して背を向けた。


「今だ、」


指原は後ろから河西に襲いかかった 鋭い刃が河西に迫る

指原は河西に対して剣を振り切った



「決まった!」


指原が目をあけるとそこには河西の姿はなかった


「えぇぇ!えっ!」

その時だった後頭部に強烈な痛みを感じ指原はその場に倒れ込んだ。


「チッ!厄介な奴がきたか」


河西は指原をきぜつ 





「天翔ける霊獣よ!我にそちの力を与えたまえ!」


河西の言葉を聞いて明日香は足がとまった。


一匹の狼が舞い降りてきて、河西の横にとまった。霊獣はその場でじっとしたまま明日香を見つめた


明日香は霊獣を見た。


「こ、これが、霊獣、ど、どうしよう」


明日香の目の前には鋭い牙にふさふさの毛に覆われた真っ白な顔にギラギラした目をした大きな狼が写っていた。


「こうなったら、先に術者を攻撃するしかない!」

明日香は槍を構えて河西に向かって走り出す


「私の全てをかけてあなたを止めてみせる!」

明日香はそう叫ぶと槍を河西に振り下ろした。

やりが河西に迫っている。

「せっかく、おとなしくしとけって言ったのに」


その時河西の霊獣が飛んできて明日香の槍をつかまえ、手からもぎ取る

「はっ!」

明日香はヤリの行方を見上げた。

すると、河西の霊獣は目の前にいて、前足を上げている。


「バイバーイ、明日香」


霊獣が明日香に向けて前足を振り下ろした

「まだ、終わってない!」

明日香は空中高く飛び上がった。空中で剣を抜くと回りながら河西に向かって急降下していく


しかし、河西は

平然と待ち構えていた


明日香は疑問にかられた、どうして河西は動かないのだと

その疑問はすぐに恐怖となって明日香に襲いかかった。


河西の目の前に霊獣が待ち構える、すると次の瞬間霊獣は体を光に変化させると明日香に向かって突進した。

明日香は空中にいたため格好の的になっていた。


目にも止まらぬ速さで動いた霊獣は明日香の体を貫いた


「か、勝てない、今の私じゃあ」


明日香は地面に着地すると口から血を吐くと地面に倒れ込んだ

周りを見渡すと河西は同じところにいてニコッとしながら明日香を見つめていた。

霊獣はいつの間にか消えていた



河西は明日香に目を向けていた。


「どう?明日香、とものファニーちゃんは?」


「・・・・・・・・・」


「と言っても答えてくれるわけないか?」

「河西は移動を始めた。


一方で霊獣の攻撃を受けた明日香は地面に倒れこみあれこれと知識を絞っていた。

「霊獣、霊獣か」


その時だった



「河西!まだだ!まだ、私がいるぞー!」


明日香はふと視線を声の方にやった、すると、そこには、武器を構えて睨みをきかせる女がいた


「ぴ、ぴーや!」


指原は、河西の前に立ちはだかった


しばらく、互いににらみ合った



「ためらうことなんかないよチュウ!」 誰かが呼びかけた


「私を、使って、この女をやるんだ!」


霊獣のアドバイスに河西は剣を抜くと構えた


しかし、指原は震えながら状況を見つめていた。


「こうなったら、ヤケだ!ヤケ!」

指原は一息はくと河西に斬りかかった


「指原、」


河西は霊獣ファニーを向かわせた


「霊獣なんて、怖くなんかない!」


指原は河西に向かって突進した。


「ファニー!」


河西の命令にファニーは指原に体当たりを食らわすと


指原はすっ転んだ


「いててて」


指原が体制を立て直したときには首元に河西が剣をつきたてていた。


「えっ、あ、あの」



そんな指原に河西は冷たい目で見ていた。


「指原」

いい度胸してじゃん、とも、勇者は好きだよ



「う、うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁあぁ!」


指原の叫び語が響きわたった


「今のは?指原の?」


高橋は声の方に向かっていった。


































柏木の目の前には体に矢が打ち込まれたまゆの姿だった。


まゆはすぐに振り返るとあたりを見渡した。


すると鋭い矢が今度は右胸の上あたりを貫いた


「あぁぁぁぁ!」


まゆは痛みをこらえながらいると視界にある影が映った。


「塔の上からだと?」



まゆゆは右手を塔の上に向けて呪文を唱えようとした時だった。


ドシュッ!


「きゃぁぁぁぁぁぁっぁぁぁぁ!」


突然の悲鳴に柏木が向くと



まゆの右手を2本の矢が突き刺さっていた手のひらと上腕を捉えていた。


「まただ!まだ、私は!」


ドス!


矢を受けたまゆは仰向けに倒れると鎧が解放されると同時に建物の結界が解かれた。


柏木はまゆのそばに駆けつけると抱き起こした。


抱き起こすとまゆは笑っていた


「ゆきりん、今の私、ぶざまでしょ?」


まゆゆの言葉に柏木は何も答えることができなかった。


「ゆきりん!大丈夫か!?」


結界が解けたのか柏木のそばに三人が駆けつけた。


「たかみなさん、もっちぃ、あきちゃ、」


柏木が振り向いた時だった。


突然冷たい風がふき抜けると同時に柏木は体に痛みを感じた


「えっ!?」


次の瞬間柏木は倒れ込んだ顔を地面にぶつける寸前にあきちゃが体を抑えたために無事だった。




「ふふふ、まぁこんなもんだろうなぁ~」


一方で白いフードに身を隠した少女は華麗に街の中を駆けていた。


そんな、彼女を1人の人物が追いかけているのを知らずに


「誰かにつけられてる?」


白いフードの少女はすんなりと城の外に出た城から離れてしばらくして少女はフードをとった1本にまとめた髪が風に揺れていた。


「しょうがないなぁ~少し脅かしてやるか」


少女は手を組むとある呪文を唱えた。



一方で柏木はまゆゆを抱きかかえていた。するとまゆゆは隙を見て柏木を押しのけると痛む体を抑えながら走り出した。


「ゆきりん、また会おう」


「えっ!ちょ、ちょっと!」


まゆゆは柏木から離れると手すりを踏み台にして空へ飛んだその光景に柏木は口を手で押さえた。


するとまゆは空中に出現したゲートの中に消えていった。同時にゲートが閉じたために、追跡は不可能だった。


「次に会うときは絶対に逃がさいから」


柏木はそのまま意識を失った。




「宮澤さ~ん?」


あきちゃは建物の中に飛ばされた宮澤を探していた。上に上がると壁に大きな穴が空いた部屋を発見した。中を覗くと瓦礫にうもれた中に宮澤の足らしきものを発見した。


「宮澤さん!大丈夫ですか?」


心配層にするあきちゃに対して宮澤は笑っていた。


「あきちゃ~サンキュー!」


あきちゃの手を掴むと宮澤は立ち上がった


「痛え!結構派手にやらかしたわ」


宮澤はあきちゃの肩に捕まるとゆっくりと降りていった。



「ぐ、うっ!」

謎の人物を追跡していた明日香は窮地にさらされていた。


首にナイフを付けられて身動きがとれないでいた。



「どうして、どうしてなの!」

明日香の問いかけにも少女は無反応だった。


「チュウちゃん!」


明日香の声に少女は明日香を地面に投げつけた。


「明日香!おとなしくしといて、これ以上私の、邪魔しないでよ」


「チュウちゃん.......」


河西は明日香から離れると立ち去ろうとした時だった。


殺気を感じて後ろを振り返るとそこにはこちらを見ながら槍を構える明日香がいた。


「私は、おとなしくなんかしない!ここでとも~みちゃんを止めなかったら私、絶対に後悔すかもしれない、だから、逃がさないよ!」


そんな明日香に対して、河西は不満な顔をしながら舌打ちをした。


「明日香!今のともは、むかしのともじゃないよ、あんたに止められるわけ?」


「また、その減らず口、叩けなくしてあげるよ。」


「だったら、かかってこいよ!」


河西の挑発に

倉持はその場を動こうとしなかった


「こないなら、こっちから行くよ!」


河西は剣を握ると明日香に向かっていくと剣を振り下ろした。

明日香は河西の攻撃を受け止める

「こないの?明日香!もしかして臆してる?」


河西の挑発に明日香は我慢していた。


「我慢、我慢、ここで、前に出たら、確実にやられる」


河西の攻撃に一向防衛をつらぬく明日香さきにしびれを切らしたのは河西の方だった。


「一気にかたをつける!」


河西は自分の腰につけた剣を抜くと天に掲げたそれを見て明日香は思わず叫んだ


「ま、まさか!とも~みちゃんが!」


空に円を書き終えると河西を青白い光が包み込むと次の瞬間体にオーラをまとった河西が立っていた。


「いくよ!明日香!」


明日香は槍を手にとって上に突き上げたすると明日香を白い光が包み込む

純白の鎧に真紅のマントに穂先を大型にした槍をぐるっと回すと河西に向けて構えた。

そんな明日香に河西は口を開いた


「明日香、今なら、まだ、間に合うんだよ、おとなしく帰ってよ」


顔を横に振った明日香をみて河西は下を向くと下唇を噛み締めると


剣を振り上げ剣圧を放った。地面を切り裂きながら明日香に向かっていく明日香はそれをはじくと同時に

前に出ると槍を振り下ろした。河西はそれを剣で弾くと明日香と距離をとった


「どうしたの?」


明日香が首をかしげた


「もう、時間みたい」


「時間?」


「だから、明日香、ここで、お別れだね」


「逃がさないよ!とも~みちゃん」


明日香は再び河西に向かって走ろうとした時だった。


「だったら、ここで葬ってあげるよ!」


河西は右手を天に掲げると指輪から光が放たれた


「えっ、ウソ、」


次の瞬間明日香の目に入ったのは河西の後ろにあらわれた狼の霊獣だった


冷気をまとった霊獣は鋭い目つきで明日香を見つめていた。


「か、体が、動かない」


霊獣のちからなのか明日香は動けなくなってしまった。


そんな明日香に河西の霊獣が向かっていった


次の瞬間


明日香は宙にまっていた


「か、勝てない、今のわたしじゃあとも~みちゃんには」


明日香は地面にゆっくりと着地した。


その瞬間体への激痛に鎧が解除されると同時に血を吐き出した

ゲホッ!ゲッホ!

そのまま明日香はじめんん倒れ込んだ薄れゆく視界の中で河西がその場からさっていくのが見えた。


「もう、だめだぁ」
































































































目の前に迫る巨大な光の波動、私の体はもう動くことができなかった。


「みんな、さようなら」


私がそっと目を閉じる


「ゆきりん!」


突然誰かに名前を呼ばれた


目を開けると誰かが、背を向けて私の目の前に立っていた。


謎の人物は光の波動を槍ではねのけた。


波動は進行を空に向かっていき空中で爆発した。


「さえ、ちゃん?」


薄れゆく意識の中で確かにそこにいたのはさえちゃんだった。

私はその姿を見て少しだけ安心してしまった。



「さて、まゆゆ~!続きは私とやろうか!」

座り込む柏木の前に立つようにして宮澤がまゆゆに刃を向ける


「ふふ、あははははは!。ここで、宮澤さんが現れるなんて、出来すぎですよ。」


笑いながら語るまゆを見て宮澤も笑い返す。


「もちろん、出来すぎてるね!、だけど、これ以上ゆきりんは傷つけさせないよ



宮澤の表情を見てまゆゆはうっすらと笑を浮かべると再度棒を構えなおす。


その時地面にポツポツと雨が降り始めた。


上空に黒い雲が広がり雷も鳴るようになっていた。


「いくよ!まゆ!」


宮澤が前に出るとまゆゆも同時に前に出た。



宮澤は槍でまゆを突くしかし、まゆゆはそれを棒で弾くその時一瞬宮澤がバランスを崩した。

するとまゆの棒が宮澤の脇腹に食い込んだよろめいた隙に腹に向かって突くと

宮澤は後ろに吹き飛ばされた。


空中で体を回転させて地面に着地すると宮澤はニカッと笑った。


「なかなかやるね~」


「そうですか?私は少し残念です」


「うん?」


「あなたのことを過大評価していたみたいです。」


「なんて?」


「弱すぎて退屈なんですよ!」


その声を聞いて宮澤は再びまゆに向かって走り始めた


「ふっ、すぐに頭に血が登るちょろいもんです。」


まゆが再び宮澤に攻撃を繰り出そうとした時だった。


突然体が宙に飛ばされた


「これはいったい?」


すると空中で宮澤の姿が視界に入った。上空から宮澤の鋭い槍が迫ってきた


それをぎりぎりで受けると。


そのまま地面に叩きつけられた。


地面には大きな穴が空いていた。


「これで、終わりだ!」


宮澤はやりをまゆに向けるとそのまま突き下ろそうとした時だった。



「くらええええええええ!」

「しまった!」


まゆは馬乗りになった宮澤に波動を放った。


「くあぁぁぁぁ!」


左右の手をクロスさせて防御をとったがすぐに打ち破られて宮澤の体は大きく飛ぶと隣の建物を突き破ってさらに奥の建物まで吹き飛ばされた。


「さ、さえちゃん!」


心配する柏木を横目にまゆゆは柏木の前に立った。

その目はとても輝いていた。


「さよなら、ゆきりん、もう会うこともないね」


柏木そんなまゆゆの目をじっと見ていた。


「悔しい、ここで終わるなんて」


体の中から怒りがこみ上げていた、私は、甘かったんだこの甘さがまゆをこうさせてしまったんだと


動けない柏木に向けてまゆは右手を構えた

ドスン!

ブシャア!


「な!?」


次の瞬間柏木の目に入ったのは体に矢が突き刺さったまゆの姿だった。

















「一体何がどうなっているんだ?」


騒ぎを聞きつけ高橋は建物の前で様子を見ていた。


「たかみなさん!」


明日香とあきちゃが完全武装で兵士を連れてやってきた。


明日香の指示で建物を兵士が囲んだ。


「ゆきりんは?」


「わからない、多分中にいる」


「中にははいれないんですか?」


「はいれない、結界がある」


三人はじっと建物を見つめていた。


「こんな時に」


「こんな時?」


高橋の言葉にあきちゃが首をかしげた


「使いが来て西の国境でともちん達が兵を動かしてるらしい」


「えっ?」


明日香は驚いた顔をしていた


「そ、そんなの嘘ですよね?だって、だって、あの時」


「まぁあいつらは気まぐれだから」


「そんな.....」


明日香は下を向くとそれ以上のことを聞こうとはしなかった。




「こ、この~!」


「くっ!」


ゆきりんはまゆの剣を受け止めると


まゆを押しのけパンチを繰り出した。

パシッ!

まゆゆはゆきりんのパンチを片手で掴むと。ふっ!と笑った。


「ゆきりんパンチはこうですよ」

まゆゆは掴んだ手を払いのけるとゆきりんの左頬に右ストレートを打ち込んだ。

「痛ったぁぁぁぁーい」

ゆきりんは後ろに飛ばされると壁に背中を打ち付けた

「クッ!」

すぐに立ち上がると剣を構える。

まゆゆも剣を握り二人の剣がぶつかりあった。


「ふっ、やはりゆきりんは手ごわいですね」


「そういう、まゆだって、こないだよりと違うんじゃない?」


「私は、牢の中で、ずっとゆきりんのことだけをかんがえてきましたから」


「そうなの?うれしいなぁ~」


するとまゆの表情が変わると私を押しのけると剣を付きおろした。


私は咄嗟に避けると剣は私の顔の横に突き刺ささった。


その隙にまゆのわきに蹴りを食らわせるとまゆは苦しそうにうずくまると剣から手を離した。


今だ!ゆきりんはまゆの剣に手を伸ばそうとした時だった。


「うわっ!?」


ゆきりんの体が一瞬宙に浮いたその時視界にニヤッと笑うまゆの顔が入った。


まゆが右手を私に向けて何かを口ずさむと

手から光が放たれた。

とっさに防御の呪文を唱えてそれを防ぐ

「今だ!」

まゆは左手をパチン!と鳴らすと。

爆発が起きた。爆発の衝撃と熱風が二人に襲いかかる。


両者は互いにダメージを喰らい倒れ込んだ。


「こ、こんなはずじゃあ?」

まゆは血をはきながらゆきりんを見つめていた。


一方のゆきりんは壁にせをつけ口から血を垂らしながら、座り込んでいた。


「どう!まゆこれで、気が済んだでしょ?」


口から血を垂らしながらもアイドルスマイルを続ける柏木を見てまゆゆもアイドルスマイルを返した。


「何言ってんの?これからが本番でしょ?」


「えっ?」


まゆの言葉にゆきりんは首をかしげた時だった


ドスッ!


突然お腹に痛みを感じ下を向くとまゆのパンチが当たっていた。


するとまゆは立ち上がるとゆっくりと部屋を出て上に向かったのが見えた。


「ま、待ちなさいよ!」


ゆきりんは痛む体を抑えながら後を追いかける。


屋上につくとまゆが真ん中で立ち尽くしていた。


「ゆきりん、これが、最後、私の全身全霊であなたを倒します。」


「まゆ?」


「あぁぁぁぁぁーーーーー!」


まゆは持っていた剣を自らの胸に突き刺した。


すると突き刺された剣から紫の光が放たれるとまゆを包み込んだ


「まゆ!」


ゆきりんが叫んだしかし、視界に入ったまゆは鎧をつけた騎士になっていた


「ゆ、ゆきりん」


騎士から放たれた言葉それは確かにまゆの声であった。


そんな姿にゆきりんは右手を口に宛てた


「ど、どうして」


「うぁぁぁぁぁぁ」


まゆは棒を出すとそれを回転させながら振り回し始めるとゆきりんに向けて振り下ろした。


「うっ、うわっ!あぁっ!」


攻撃をもろに受けてゆきりんは口から血を吐き出した。そしてその場に倒れ込んだ。


「どうしよう、」


目をやるとまゆゆは手を向けていた。巨大なエネルギーが目に入った。


「あれをくらったら、私、死んじゃうなぁ」


するとまゆはゆきりんに向かってエネルギー派を放った。



「みんな、さようなら」


私は、そっと目を閉ざした




「ゆきりん!」



突然誰かが私の名前を呼んだ。


































「それ、使うの?」


ともちんが私の持っていた青い鞘の剣を見て言った


「うん、これはともの家に伝わる大事なものだから」


「ふ~ん」



ともちんはそっけなく答えると、私の肩軽くに手をのせた。


「それじゃ、チュウ、西の国境の事は、任せたよ、後、辛かったら、帰ってきてもいいんだから、会いたくなったら、いつでも来なよ」


「心配しなくても、大丈夫」



私は笑顔で言うと、魔狼にのると、西の国境に向かって走り出した。



夜、西の国境近くの野原に出た。

しばらく進むと丘の上に中規模な門が見えてきた。


門の前につくと大きな音ともに門が開くと責任者が迎えてくれた。

あいさつもそこそこに中に入ると。

すぐに門が閉められた。

街の中は完全武装の兵士が行き交っていた。


私は、中に入ると魔狼を収め責任者にこう告げた。


「これから、非常警戒態勢に入るから」


櫓の上の鐘が響き渡ると完全武装の兵隊が集まった。



国境にいる数を合わせれば1万人


「これで大丈夫」


私は、作戦を第二段階に移すべく指示を出す。



「ごめん、ともちん、命に背いて、だけど、責任はともがとるから、怒んないでね」



国境周辺に部隊を展開させおえると


私は、公国の領土に潜入した。


「待っててね、今、ともが駆けつけるから!」



潜入に成功すると私は、薄暗い地下道をゆっくりと進んでいくと上から光が見えてきた。


地面を軽く蹴って部屋に潜入した。もちろん途中いた見張りには眠ってもらった。


門番から鍵を奪うと私は、まゆのいる地下牢の前についた。


「まゆちゃん?」


すると牢の中の黒い影がこちらを向いた。


私の顔をみてその影はゆっくりと近づいてきた。


「河西さん?」


まゆは駆け寄ると鉄格子をつかみながら私を見ていた。


「河西さん!あの、あの」


「わかってる、わかってる!」


まゆの声を遮るようにして私は、鍵を差し込んで牢を開けると、まゆはゆっくりと出てきた。

「ありがとうございます!これで、また、自由に」


「ねぇ?まゆちゃん?」


「はい?」







私は、あのあと地上に戻りある宿の上からその様子を覗いている。


まゆは剣を握ってある建物に入っていった。


そう、ゆきりんのいる建物に


「さて、少し寝ようかな?少し疲れちゃったし」


私はベットに入ると、ファニーを扉の前にたたせたいざという場合に私を助けてもらうために。







「ゆきりん!覚悟」


私は夢を見ているのだろうか?私の前にはまゆがいる剣を握って私を襲ってきている。


まゆの剣を椅子で弾いても私は、剣を構えなかった。


「まゆ!やめて!」


しかし、私の声はまゆに届かない


「あはははは、ゆきりん!死んじゃえよ!」


まゆは地面を蹴ると再び私に剣をふり下ろそうとした。


















あれから、1ヶ月が経とうとしていた。

私たちは、珠里奈達と別れ本国に帰国した。


優子さんには逃げられた。




まゆを捕まえるという目的は達成されたが、同時に色々と失った。

考える事に疲れたのかもしれない。





帰国してまゆは城の地下牢に入れられた。


私が、会いに行っても口もきかず、目も見ず、聞くこともしなかった。



最初はむかついたが、毎日通った甲斐があり、今では目を見て頷いてくれていた。

まぁ、よしとしようか


たかみなさんは、あれから、こじはるさんの情報を求めて、色々と忙しくしている。


もっちぃは、城の警備業務を淡々とこなしてるし、あきちゃはもっちぃのしたで一生懸命がんばっている。


指原は、食堂で雑務をこなしていたし、


何にも、問題はなかったように見えた。


すると、城の鐘の音が鳴った。


この音に辺りがざわめき始めた。


すると、馬に乗った兵士が何人かが外に向かって行くのが目にとまった。


私はそれをただ上から眺めていた。


急に私がいる部屋のドアが大きく空いた振り返るとそこには


血のついた剣を握りしめて立つまゆがいた


私はそれを見て立ち上がった。


「どうして....」


「会いたかったよ........ゆきりん」


まゆは剣を握り締めると私に飛びかかった鋭い刃がわたしに迫る


私は、咄嗟にそれを近くの椅子を持ち上げて防ぐと椅子でまゆを殴りつけた。


その時のまゆの顔を見て私は思った。


誰かに操られていると


部屋の中で対峙した。ゆきりんとまゆゆ、二人の第二ラウンドがはじまろうとしていた。


そんな二人の戦いをそっと見守る影がいることも知らずに



「2人が潰しあえば、,,,,,,,,の仕事も楽になるし」


互いの死力をつくした戦いが始まろうとしていた。














明け方から降っていた雨が止み、あたりに明るさが戻った

そんなサカエ城の中では高橋は部屋の椅子に腰掛けていた。近くには倉持、指原が眠っていた。

治療のおかげで指原は一命を取り留めていた。


いつもだったらこの辺でにゃんにゃんが来る頃だ。

高橋の頭には今も小嶋の姿が浮かぶ、めんどくさいなどと言うが、いつも、楽しそうにしていた。明るい笑顔で、高橋が声をかけるのを待っている


そう、いつもなら、


しかし、もう小嶋はいない。来ることもない。


高橋は悲しみに顔がゆがんでいた。せき止めている感情が今にもこぼれそうだ。


だが、高橋は泣くことができなかった。昨日から寝ていないのに、眠気も感じずいた。


ずっと、小嶋のことを考えていた。闇のなかにいる黒い影、昨夜の記憶が鮮明に思い出される。


「にゃんにゃん................」

高橋は深く息を吸ったそしてゆっくりと吐き出した。


それから、深夜まで、高橋は外で、剣を降っていた。途中雨が降りだしても、ひたすら壁に向かって剣を振っていた、雨でずぶ濡れになり、途中、サカエの騎士団に声をかけられたがられたりもしたが、やめなかった

剣を振るあいだじゅう、高橋の頭には、自分を恐怖の目で見つめる小嶋の姿があった。

あのとき、引いていなければどうなっていたか、わからなかった


しかし、とりあえず無事だ。色々と時間が取れる。どうするべきか


「たかみなさん」声がした。



すると雨の中あきちゃとゆきりんが高橋のことを見ていた



「ふるえてるよ。その格好じゃあ傷に触る、早く中に入りましょう」

高橋は聞いていなかった。

「ここは2人がくる場所じゃない」

あきちゃは続けた

「おぉー!さぶい!」


「動けないなら、手を貸しましょうか?」

あきちゃが横目でみながら言った。

高橋は答えなかった吐く息が白い。


しばらくのあいだ、高橋は無言でいた。指の感覚が少し鈍くなっていて、体は寒さで震えていた。

気づいたときには二人がそばによっていた。

高橋は体を震わせていた、目から大つぶの涙を流しながら


「たかみなさん、中に入りましょう」

二人は高橋の手をとった

高橋がうなずいたのを見て


3人は城の中へと入っていった
















地面にふした倉持を確認した小嶋はその刃を指原に向けた

「あんたも、終わりだね…」

小嶋は微笑みながら、指原に向かってあるきだした。

「小嶋…やめろよ…やめろよ…」

声を荒げる指原だったが段々迫る小嶋に恐怖を感じていた

「そろそろお別れだね…」

小嶋は指原の目の前に立つと剣を指原の首につけた
首に感じた冷たい感触に指原は息を飲んだ。



「待って…さん…まっ…」










「さようなら…」








小嶋が剣を振り上げたのを見て、
指原は目を閉じた







「待ってくださいよー!」







しかし、いつまでたっても痛みを感じず、不思議に思った指原は目をあけた
目の前にいたはずの小嶋の姿はなく。
見渡すと




小嶋は誰かと剣をぶつけ合っていた。




その姿を見て指原は鼻をすすった






「たかみな…さん」