「一体何がどうなっているんだ?」
騒ぎを聞きつけ高橋は建物の前で様子を見ていた。
「たかみなさん!」
明日香とあきちゃが完全武装で兵士を連れてやってきた。
明日香の指示で建物を兵士が囲んだ。
「ゆきりんは?」
「わからない、多分中にいる」
「中にははいれないんですか?」
「はいれない、結界がある」
三人はじっと建物を見つめていた。
「こんな時に」
「こんな時?」
高橋の言葉にあきちゃが首をかしげた
「使いが来て西の国境でともちん達が兵を動かしてるらしい」
「えっ?」
明日香は驚いた顔をしていた
「そ、そんなの嘘ですよね?だって、だって、あの時」
「まぁあいつらは気まぐれだから」
「そんな.....」
明日香は下を向くとそれ以上のことを聞こうとはしなかった。
「こ、この~!」
「くっ!」
ゆきりんはまゆの剣を受け止めると
まゆを押しのけパンチを繰り出した。
パシッ!
まゆゆはゆきりんのパンチを片手で掴むと。ふっ!と笑った。
「ゆきりんパンチはこうですよ」
まゆゆは掴んだ手を払いのけるとゆきりんの左頬に右ストレートを打ち込んだ。
「痛ったぁぁぁぁーい」
ゆきりんは後ろに飛ばされると壁に背中を打ち付けた
「クッ!」
すぐに立ち上がると剣を構える。
まゆゆも剣を握り二人の剣がぶつかりあった。
「ふっ、やはりゆきりんは手ごわいですね」
「そういう、まゆだって、こないだよりと違うんじゃない?」
「私は、牢の中で、ずっとゆきりんのことだけをかんがえてきましたから」
「そうなの?うれしいなぁ~」
するとまゆの表情が変わると私を押しのけると剣を付きおろした。
私は咄嗟に避けると剣は私の顔の横に突き刺ささった。
その隙にまゆのわきに蹴りを食らわせるとまゆは苦しそうにうずくまると剣から手を離した。
今だ!ゆきりんはまゆの剣に手を伸ばそうとした時だった。
「うわっ!?」
ゆきりんの体が一瞬宙に浮いたその時視界にニヤッと笑うまゆの顔が入った。
まゆが右手を私に向けて何かを口ずさむと
手から光が放たれた。
とっさに防御の呪文を唱えてそれを防ぐ
「今だ!」
まゆは左手をパチン!と鳴らすと。
爆発が起きた。爆発の衝撃と熱風が二人に襲いかかる。
両者は互いにダメージを喰らい倒れ込んだ。
「こ、こんなはずじゃあ?」
まゆは血をはきながらゆきりんを見つめていた。
一方のゆきりんは壁にせをつけ口から血を垂らしながら、座り込んでいた。
「どう!まゆこれで、気が済んだでしょ?」
口から血を垂らしながらもアイドルスマイルを続ける柏木を見てまゆゆもアイドルスマイルを返した。
「何言ってんの?これからが本番でしょ?」
「えっ?」
まゆの言葉にゆきりんは首をかしげた時だった
ドスッ!
突然お腹に痛みを感じ下を向くとまゆのパンチが当たっていた。
するとまゆは立ち上がるとゆっくりと部屋を出て上に向かったのが見えた。
「ま、待ちなさいよ!」
ゆきりんは痛む体を抑えながら後を追いかける。
屋上につくとまゆが真ん中で立ち尽くしていた。
「ゆきりん、これが、最後、私の全身全霊であなたを倒します。」
「まゆ?」
「あぁぁぁぁぁーーーーー!」
まゆは持っていた剣を自らの胸に突き刺した。
すると突き刺された剣から紫の光が放たれるとまゆを包み込んだ
「まゆ!」
ゆきりんが叫んだしかし、視界に入ったまゆは鎧をつけた騎士になっていた
「ゆ、ゆきりん」
騎士から放たれた言葉それは確かにまゆの声であった。
そんな姿にゆきりんは右手を口に宛てた
「ど、どうして」
「うぁぁぁぁぁぁ」
まゆは棒を出すとそれを回転させながら振り回し始めるとゆきりんに向けて振り下ろした。
「うっ、うわっ!あぁっ!」
攻撃をもろに受けてゆきりんは口から血を吐き出した。そしてその場に倒れ込んだ。
「どうしよう、」
目をやるとまゆゆは手を向けていた。巨大なエネルギーが目に入った。
「あれをくらったら、私、死んじゃうなぁ」
するとまゆはゆきりんに向かってエネルギー派を放った。
「みんな、さようなら」
私は、そっと目を閉ざした
「ゆきりん!」
突然誰かが私の名前を呼んだ。