ハノイのホテルはいつも旧市街 | nezumiippiki

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ハノイで泊まるエリアはいつも旧市街。

そしてブティックホテル。

 

大手旅行会社のツアーで行く人は、モダンなインターナショナルなブランドホテルや大型ホテルを利用しているようで、その人たちとのハノイの街の話やホテルの話になると、ある部分話が嚙み合わない。

ツアーのパンフレットを見ると、小生のようにブティックホテルの多い旧市街とはずいぶん違うエリアになっている。

 

旧市街というのはホアンキエム区のこと。

ここで知られたホテルというのが、ソフィテル・メトロポールとかヒルトン・オペラ、最近オープンのカペラで、特にカペラなどは1泊10万円くらいするので小生には縁遠く、それらを除くブティックホテルに泊まっている。

 

 

旧市街に泊まっていると主要な観光先には殆ど歩いて行けるし、旧市街が観光地そのものだ。

そこにあるホテルはフランス統治時代の邸宅であったものや、両サイドの壁を共有した幅が狭く奥行きのある低層階のビル等をホテルに改装したものがほとんど。

 

旧市街のホテルは幅が狭く奥行きがある

 

ツーリズムがハノイに及んでくるに従いこれらのホテルがオープンしてきているので、殆どが新しく、規模も小さく、結果トレンディーなブティックホテルになっている。

旧市街で4つ星、5つ星レベルで探して200軒前後はある。そしてリーゾナブルなレートで提供しているのが多いので、旅慣れたツーリストには歓迎される。

4つ星ホテルの客室設備やアメニティーなどは一般の5つ星ホテルレベルと大差ないので、探せば3星でも良いレベルのものに出会えると思う。

 

 

昨年12月にハノイに泊まったホテルは、最初の2泊がHai Bay Hotel & Restaurant。

これはプライベートなので安い部屋を自分で予約したのだが、当然窓は在っても直接外の景色は望めないと諦めて一度も窓を開けなかった。とはいえ、日中は終日外歩きだったので、窓無を気にすることはなかった。

 

Hai Bay Hotelの部屋は窓さえ外に向いていれば間違いなく5つ星ホテル

ブティックホテルらしいかわいらしいレストラン

 

問題は、建物の構造からして外に面した部屋が少ないということ。つまり、インサイドルーム、窓は在っても直接外の景色を見られる部屋が少ないわけだ。同じホテル内で安いレートの部屋は景色は望めないと考えた方が良い。デザイン的に工夫して、一応の窓から薄暗い日陰空間を通して外の空気は取り込めたりはしているが。

 

Authenticはホアンキエム湖を望む眺めの良いレストランがある

 

よってハノイでのホテルは、場所の利点は考えずに明るい外景を望むか、しょせん日中は部屋に居ないのだから、洒落たブティックホテルで安く泊まる方を選ぶか、という選択肢になる。

団体客、大手旅行会社のツアーなどは部屋数からしてソフィテルやヒルトン等を除き、旧市街のホテルを選ぶことはまずない。

旧市街のホテルに泊まるのは結局個人旅行のツーリストか、ウェブ系エージェントのツアーになる。

 

 

Authentic Hanoi Boutique 

 

ハロン湾から戻りハノイのオフィスが予約してくれて2泊したのがAuthentic Hanoi Boutique Hotel。この部屋は外に面した部屋で外の景色が眺められた。

 

 

この手のホテル、レジャー客ばかりなのかと思っていたら、小生と同じように業務渡航らしき日本人も同じホテルに泊まっていたので、恐らく小生と同じく自分の好みでホテル選びしているのだろうかと思う。

 

Top 25 Hotels in the World - Tripadvisor Travelers’ Choice Awards

この7-8年、トリップアドバイザーの世界のホテルランキングで、毎年トップ25入りしているホテルがハノイのブティックホテルで、23年も1軒16位でランク入りしている。

正直、毎年世界のトップ25入りするというのは異常なこと。

確か、複数軒のホテルがトップ25入りしていた年もあるし、トップ1位とか2位とかにランクされていた年もあった。必然的にハノイ旧市街区のブティックホテル群のレベルの平均値は高くなり、コストパフォーマンスでホテルを選ぶ人なら旧市街のホテルがお薦めということ。

 

次回ハノイに来るときも、泊まるホテルは旧市街のブティックホテルで行こう。