パラダイス・グランドのレストラン・ラウンジフロアから
海からの景色はハロン湾クルーズもランハ湾クルーズも変わらない。
時に不思議な石模様を見られる
その違いは1日目のハイライトであるカットバ島に上陸し、ベトハイビレッジに散策に行くこと。
ベトハイビレッジは昔ながらのベトナムの田舎、サステナブルな村の生活を見ること。
日本人の田舎育ちの年寄りには戦前の風景を思い浮かべるかもしれないが、今時の人、特に欧米のツーリストには考えさせる効果のある村らしい。
上陸し、自転車か電動カートに乗って5Km先のベトハイ村に、筆者、当然自転車を選ぶ。
途中坂道を上がりきったところの谷になっている場所が沼地のようになっていて、同行してくれている女性クルーが、そこが映画「キングコング:髑髏島の巨神」でキングコングとワニの化け物が乱闘したシーンの撮影場所と教えてくれた。
そこで、トゥアンチャウ島にキングコングのテーマパークがあることを理解する。
https://www.youtube.com/watch?v=LotC9hizc6k&t=2s
走行距離は自転車を借りた地点から村の中央まで約4.5Km前後なので、普段自転車に乗っている人なら、物足りないサイクリング。
村の中では、古い農家の建物や昔からのエコシステムを見て勉強です。
ベトハイ村訪問を終え船に戻り、冬でなければ何もない時間帯ならビールでも飲みながらジャクージプールに浸かるのだが。
15:45ハイティーをデッキでもピアノラウンジでもお好きなところで過ごす。し、
夕方17:30にはベトナム料理の料理教室とハッピーアワー。
大型春巻きの出来上がり!
19:00以降にディナー
食事写真は前回のブログへ
21:00からピアノラウンジで、ブランデーのグラスを傾けながらフィリピンの歌手によるエンターテイメントを楽しみ、夜のイカ釣りをやるなりでそれなりに時間は潰せる。
問題は、日中でもなかなかインターネットが繋がりづらいエリアを航行していて、特に夜の時間帯で停泊するエリアは全くインターネットが使えない。
つまり、デジタルデトックス。
夜はゆっくりお休みしてください、ということだ。
夜間の航行は不可のようで、停泊個所は指定されているようだ。
2日目の朝、6時にデッキに上がり、朝の体操はお決まりの太極拳です。
クルーは一人何役もこなす。
初日のブリーフィングの始まる時に踊りで歓迎してくれた子は、レストランでウエイターも
すれば、今朝は太極拳のインストラクター。
その後、軽い朝食ののちアオエック(Ao Ech)地区でランハ湾の魅惑的なスポットの一つ、カヤックを漕ぎながら、或いはバンブーボートに乗りながら手つかずの美しさと静けさを体験します。
ここにもダーク・アンド・ブライト・ケーブがあり、鍾乳石の洞窟を潜り抜け向こう側の垂直のライムストーンに囲まれた海水の湖にでる。規模はハロン湾のケーブより遥かに大きい。
筆者がそもそもカットバ島に興味を持ったカットバ・ラングールだが、パラダイス・グランドのアクティビティー担当のスタッフが、この10か月の間に2回ここでカットバ・ラングールを見た、という。
ということは、運の良い人は汗だくになってジャングルトレッキングの最長コース14Kmに参加しなくても、カットバ・ラングルールに会えるということだ。
Endangered Primate Rescue Center
アオエックのケーブ訪問の後8:30に朝食を取り、その後チェックアウト。
クルーズ船は最初のランハ湾クルーズ船の停泊地まで行き、スピードボートに乗り換えてトゥアンチャウ島に戻る。到着は大よそ10時半頃。
通常のパターンであればホテルに戻りハノイに帰るリムジンを待つのだが、「どうしてもハロン湾クルーズに付き合え」、という仕事上の半ば強制的な依頼があり、仕方なしにその日そのままパラダイス・エレガンスに搭乗する羽目になってしまった。