子育てにも使える!人生を豊かにする3つの指針。

人生を生きていくために、

指針となる3つの考え方を紹介します。

 

 

人生をどう生きたら良いのか分からない。

何が正しいのか分からなくなってしまった。

より良く生きていくには、どう考えて言ったら良いのか。

そんな悩みを持った時に、役立つ考え方を紹介します。

 

 

人生を豊かにする3つの指針。

1、相手を故意に傷つけない。

2、自分を無闇に傷つけない。

3、自分の気持ちを大切にする。

 

 

以上の3つになります。

子育てなどにも伝えることができるように、

シンプルな形にまとめてあります。

では、一つづつお話していきたいと思います。

 

 

1、相手を故意に傷つけない。

 

 

これは、そのままの意味です。

相手を故意に傷付けてしまえば、

最終的には、自分に返って来てしまいます。

相手をわざと傷つけるようなことをしても、

損をしてしまうのは、自分になります。

 

 

孔子の言葉で、

「己の欲せざるとこころ、

人に施すことなかれ。」とあります。

これは、相手に対して、

思いやりの心「恕」を、

大切にするようにという教えになります。

 

 

対人関係において、

シンプルで分かりやすい言葉であり、

座右の銘にしている方も多いようです。

 

 

2、自分を無闇に傷つけない。

 

 

1、とセットになっています。

相手を傷つけないようにして、

自分のことを大切にしないことも、

お互いのためにはなりません。

 

 

相手に怒りの感情をぶつけるのではなく、

自分の気持ちを伝える技術を学びましょう。

感情に蓋をしてしまうのではなく、

うまく表現する力を得ていくことが大切です。

 

 

3、自分の気持ちを大切にする。

 

 

自分の思いや気持ちを大切にしてあげます。

何かしたい、してあげたいという気持ちは、

隠さずに周りにも伝えていきましょう。

 

 

けれども、サボりたい、休みたいとか、

欲望のままに貪るということではありません。

 

 

自分が欲していることをするのではなく、

今の自分に必要なものかをよく考えて、

自分や周りが、本当の意味で、

幸せになる方法を考えましょう。

 

 

以上、3つのことについて、

お話していきました。

 

 

少し抽象的なところがあって、

実際にどうしたら良いか、

迷うこともあると思います。

 

 

そう言った時には、

自分が、そもそも何をしたかったのか

初めに戻って考えてみましょう。

 

 

あれもこれもと考えているうちに、

色んな想いや考えが絡まって、

訳がわからなくなってしまいます。

 

 

そういうときは、思い切って

初心に帰ることが肝要です。

最初の気持ちや思いを大事にしましょう。

 

 

シンプルで使いやすくするほど、

具体的にどうしたら良いのか、

迷うことが多くなります。

 

 

一方で、明確で具体的なことを

示せば、その考えが使えない場合も

増えていきます。

 

 

この辺りは、トレードオフなので、

自分でうまくバランスをとっていきます。

 

 

迷ったときは、人の数だけ答えがあります。

自分の気持ちに素直になるのが、一番良いです。

 

 

 

集中力を高める方法

そのためには、いちいち腹を立てない、

周りに振り回されない自分になる。

 

 

まず最初に、集中力をつけるためには、

集中力の種類や特性を

知ることが必要になります。

 

 

ここで、言葉を振り返ってみます。

集中、人ところに注ぎ集めること。注ぎ集まること。

集中力とは、一つの事柄に注意を集中して、物事に取り組む能力。

意識、自分が現在何をやっっているのか、今はどんな状況なのか、

などが自分でわかる心の働き。

と、ネット検索では出て来ます。

 

 

意識していることを絞り込むことができるのなら、

その人は集中している状態と言えます。

 

 

集中力を乱す原因となるものは、あらゆる雑念です。

この雑念には、眠たい、サボりたい、疲れた、

やりたくない、遊びたい、、、

などの雑多な欲望に紐付いています。

 

 

「意馬心猿」という言葉があります。

これは、心が煩悩や欲情などにかき乱されて、

落ち着かない状態。のことを指します。

 

 

ヨーガの教えの中には、

心というものは、サソリに刺された若い猿が、食べ物を探し回って、

木と木の間を飛び回っているようなものだと、比喩があります。

 

 

心や意識は、放っておけば、

次から次へと飛び回ってしまうものです。

 

 

ですので、自分の意識というものを、

しっかりと握っておくことが必要です。

 

 

いちいち周りからの刺激で、

自分のコントロール権を手放していては、

いけないのです。

 

 

周りに起きたことに、

感情のまま、反応していたのでは、

いつまでも、落ち着きを得ることができません。

 

 

少し静かな場所にいても、

すぐに気を散らすことになります。

 

 

ですので、自分の心や体が伝える感情と

私自身との間にバッファ(緩衝)地帯を設けておけば、

何かあったときに、そこで受け止めることができます。

 

 

これが無いと、タイトに物事に反応してしまいます。

感情の影響を、直接受けてしまうので、

自分の心身にも負担がかかってしまいます。

 

 

これがあれば、にぎやかなところでも、

同じように集中できるようになります。

空気が読めないと怒られるかもしれませんが、、、

 

 

そして、感情のままに反応しないためには、

自分の内面を磨くことが必要になります。

 

 

今の自分が、周りの何に反応しているのかが、

分かっていれば、その後も落ち着いて行動することができます。

感情の支配下に、自分が置かれないのです。

 

 

したがって、情動を受け止めるための

心のバッファ地帯がしっかりしていれば、

集中力を高めることができます。

 

 

 

やりたいことが分からない症候群

結局は、出来ることをやろう。

何をしたいのかではなくて、

何を得たいのかを考える。

 

 

実際に、無いものを探しても、

見つかりません。

 

 

やりたいことが分からない。

自分には、もっと出来ることがあるのでは、

他にもっとやりたいことがあるのでは、

など、人生において、

迷うことがたくさんあると思います。

 

 

けれども、もの凄く端的に言えば、

やりたいことは見つかりません。

 

 

仮にやりたいことをやっていても、

もし、芳しい結果が出なかったとします。

そして、偶然に他のことをやってみたら、

ものすごく結果が出てしまったとします。

 

 

そうすれば、どっちが幸せなのか?

それが、ちょっとだけやりたいことだったり、

たまにはやってみたいことだったりと、

人間の感情や心は常に動くので、曖昧なものです。

 

 

なので、やってみた後に、

本当にやってみたいことだったと、

改めて気づくこともあります。

 

 

ですので、人を幸せにしたい。でも、

世の中の人を助けたい。笑顔にしたい。

という人生の目的があったとしても、

その実現方法は、人の数だけあってもいいのです。

さらに、言ってしまえば、

その人の思いの数だけあってもいいと思います。

 

 

また、悩んでいる人は、

目の前に起こっている出来事に対して、

何らかの不安を持っていると思います。

 

 

その諸々の原因が解決して、

人を笑顔に、周りの人をより幸せに出来るとしたら、

結局、手段は何でもいいと思います。

 

 

したがって、私たちが、

最終的に、欲しいものは、

その経験を通して得ることが出来る

「感覚」や「感情」です。

 

 

また、方法や手段は、

何でも良いという訳ではありませんが、

幅が広いものになります。

 

 

手段はお好みなので、

その時の環境や条件によって、

ベターなものでも大丈夫です。

 

 

しかし、それを通して、

得たいものは、しっかりと決めておかないと、

いつまでも、自分探しや最適解を

求め続けることになります。

 

 

遠くの目標を見定めて、

目の前のことに集中ができれば、

道は必ず開けていきます。

 

 

それには、ちょっとで良いので、

まず出来ることを増やしていきましょう。

 

 

 

メンタルが強い人、弱い人との違いは!?

心の強さを持つと、情動に振り回されない。

 

 

周りに対して、気にしてしまい落ち着かない。

いい顔をしていないと、周りから嫌われてしまう

いつも無理をしてしまう。

など、そんな気持ちで過ごしていると、

グッタリ疲れてしまいます。

 

 

また、一方で、

いつもイライラしている、

他人に対して、ちょっとのミスも許せない。

すぐにカッとなってしまう。

 

 

そういった時には、

メンタルを強くすることが有効です。

 

 

私たちの心は、

体の筋肉と同じように

自身で鍛えることができます。

 

 

ただ、気をつけて欲しいのは、

修行僧のように、苦行をするのではありません。

これは、きちんと指導者の元で、

規程の方法と順序でやらないと、

返って心が弱くなってしまう場合があります。

 

 

では、どうしたら、

だれでも、心が強くなるのでしょうか?

 

 

それは、自分自身への理解を深めることが

必要になって来ます。

 

 

何かの出来事で、

感情が揺さぶられる。

情動が激しく動くのは、

 

 

その人の中に、

何か引っかかるような出来事、

そして、その記憶が存在しています。

 

 

その出来事と感情の結びつきが

自身を振り回す強い情動として現れています。

 

 

あの人に、無視された。

八つ当たりされた。など、

感じてしまうのは、

何か、過去に自身を引っ張る

トラウマのようなものがあると、

どうしても、そのことに引っ張られてしまいます。

 

 

ポジティブで居ようとか、

前向きで頑張ろう、

無意識を書き換えようとしても、

大前提で、マイナス感情が強すぎると、

本来、持っている潜在能力を出しきれません。

 

 

または、何かの壁にぶつかった時に、

勢いでやって来た分、

もろく崩れてしまいます。

 

 

マイナスの感情は、

ただの悪いものではありません。

これも、自身にとって必要なものです。

 

 

さらには、「諸法無我」の教えの通り、

それ自体は存在するものでは、ありません。

 

 

何かとの関連性、縁起によって、

それは、仮に成り立っているものです。

 

 

マイナスのエネルギーを味方につけないで、

プラスだけで引っ張ろうとすれば、

バランスの悪いメンタリティになります。

 

 

難しいですが、一部で良いので、

マイナスの感情も愛せると、

より芯が強い心になります。

 

 

そうすることで、

より強いメンタルを得ることができます。

 

 

自分自身を知り、

愛情をもって接することができる人が、

強いメンタルを得ることができます。

 

 

 

今まで見えていなかったものが、

見えてくるので、引き寄せられたように感じる。

自分では気づかない「思い込み」に、

気づくことで、周りの環境も変えることができる。

 

 

引き寄せの正体とは、

内面の意識を変えることで、

違った世界が見えてくる。

 

 

私は、生まれつき運がない。

金運がない、

仕事運がない、

男運がない、

女運がない、、、など。

 

 

いつも、努力していても、

中々上手くいかない人、

一方で、なんでも要領良く

上手くやっている人など、

それぞれいると思います。

 

 

そういう人たちは、

何が違うのでしょうか?

 

 

パッと見、違いが分かりませんね。

また、頭が良い、回転が早い、

鼻が利く、視野が広い、

など、内的な要因もあると思います。

 

 

また、仮に、何をやっても上手くいく人が、

体力がある、力が強い、

体が柔らかい、筋肉がついている、だったら、

身体的な特徴が優れている人が、

もっとも世の中で成功できることになります。

 

 

しかし、現実では、

そう言った場合には限りません。

ですので、他に何か原因があるはずです。

 

 

ここで、人の意識の話を少しします。

テレビで、今日のラッキカラーは赤って言われたら、

赤色のものを探してしまいます。

そうすれば、こんなところに赤色があったという

発見が出てくることもあります。

 

 

同じように、今年の流行色は、

ベージュですと言われたら、

ベージュの服やその色を着ている人が

目につくようになります。

 

 

人間の意識に上がってくる情報は、

実は限られています。

五感から入っている情報を全て処理していたら、

脳がエネルギーを使いすぎて、

すぐにガス欠になってしまうそうです。

 

 

つまり、無意識のうちに、

脳が意識に上げる情報を抑えています。

 

 

ですので、上手くいかない人とそうでない人の

その違いは、意識に上がってくる情報の違いにあります。

 

 

そして、どの情報を大切にするかどうかの判断は、

私たち自身の価値観によって、決められています。

 

 

価値観は集まると、その人の思考パターンを形作ります。

そして、さらにはその人の人格をも形成します。

 

 

したがって、単純に言ってしまえば、

自分が運が良いと思っていれば、

受け取った答えを運が良いように感じ、

それを活かすような選択ができます。

 

 

しかし、自分が運が悪いと思っているようならば、

受け取った答えを運が悪いことに結びつけ、

それを殺すような選択をしてしまいます。

 

 

よく引き寄せが起こったと感じるのも、

意識に上がってくる情報が変わったので、

そう感じるようになったということになります。

 

 

自分が目を向けている意識を変えると、

入ってくる情報も変わります。

それによって、今まで気づかなかった

情報にも気づくようになります。

それによって、物事が上手く運ぶようになります。

 

 

引き寄せの正体は、

自分の意識の向きが変わり、

入ってくる情報が変わることにあります。

 

 

その入ってくる情報を変えるには、

無意識にある自分の価値観のかたまり、

思考パターンを変えていくことが近道です。

 

 

 

自分の「当たり前」に気づくほど、

他人のことをより許せるようになります。

 

相手に対する”怒り”を抑えられないのは、

自分の違いとのを認められていない。

 

 

狭い意味での、常識は人の数だけあるので、

他人と考え方が違うのは当たり前。

 

 

~だったら、こうするのが当たり前。

~しているんだから、こうするのが常識。

という思いに気づかないと、

自分の怒りを抑えることができない。

 

 

つまり、立場を変えてた際の、

相手に対しても同じです。

 

 

自分のモヤモヤしている気持ちの正体が分かり、

それを相手に伝えることができるようになれば、

自然と周りの人間関係が良くなっていきます。

 

 

例えば、真面目な人ほど、

キレやすいかったり、

瞬間湯沸かし器のように、

カッとなってしまうことがあります。

 

 

約束を守らない。

他の人だったら、怒ることもないのに、

怒られてしまいます。

 

 

何かを出しっぱなしにして、

片付けができていなかったり、

待ち合わせの時間に遅れてしまったり、

など、些細なことで、

相手に対して切れてしまいます。

 

 

真面目な人は、

自分が相手のために、

自分が非難されたり、

失望されたりしないように、

”真面目”に、約束を守ります。

それが、時間や内容などです。

 

 

そうすると、自分はしっかりしているのに、

あの人は・・・という思考に陥りやすくなります。

 

 

私が陰でこれだけやっているのだから、、、

私でも、これだけ頑張っているのだから、、、

私がこれだけ我慢して苦労しているのだから、、、

という思考パターンが

グルグル、頭の中を廻ります。

 

 

そうすれば、相手に対して、

キレやすくなってしまいます。

 

 

なんで、私の苦労を分かってくれないんだ。

我慢しているのを気づいてくらないんだ。

という気持ちが強くなっていきます。

 

 

結局は、他人は他人なので、

別の思考パターンをしています。

なので、全部、分かってくれというのは、

無理な話です。

 

 

けれども、ちょっとぐらい、

気づいてくれたり、気をつけてくれても

良いんじゃないかと思います。

 

 

しかし、この思考を続けている限り、

根本的に、この悩みから解放されることはありません。

 

 

この場合、相手は相手なりに、

気を使っているのです。

大事にするところが、

ちょっと違うので、

その違いが行動に出てきます。

 

 

なので、相手は分かっていない。

のような、お互いの関係になります。

 

 

最終的には、自分自身の問題なのです。

世の中に、他人はいくらでもいるので、

人や場所が変わっても同じような状況は続きます。

 

 

しかし、自分の気持ちを理解していれば、

相手に対しての許容度を上げることができます。

 

 

先の例で言ったら、

真面目な人は、相手に失望されたくないのです。

そして、嫌われたくもないです。

 

 

その人のアイデンティティーが、そこにあります。

そういう自分でいることで、

相手との関係が良好でいられるし、

他人にも嫌な思いをさせないでいられると考えています。

ですので、”真面目にでいること”にこだわるのです。

 

 

そうじゃない人は、

他人のことを大切に考えていない。

そういう人だと考えています。

 

 

これは良し悪しではなくて、

だれでも、何かしら持っているものです。

 

 

ですので、なぜ、この人が、

”真面目な人”になったのか、

そうじゃなきゃダメだった理由を

改めて思い出すことができれば、

自分の気持ちを知ることができます。

そうすれば、自分の視野も広がります。

 

 

それによって、相手への視野も、

同じように広がっていきます。

 

 

自分の「当たり前」に気づくと、

他人のことをより許せるようになります。

 

 

 

親子関係の溝を埋める方法

 

¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨

 

 

自分の執着の原因を知れば、

自ずとそれを手放すことができます。

 

 

人間関係のトラブルで起こる問題や、

親子関係の問題も、根っこは同じこと。

何かの煩悩に対する執着が、

あなたを悩ませ、苦しめる原因となっています。

 

 

煩悩自体が悪ではありません。

それは、皆、同じように持っているものです。

 

 

しかし、それに対する執着にこだわると、

無明の闇に囚われ、苦しみ続けることになります。

 

 

人間関係のトラブルでは、

「こうしたい」、

「こうしてあげたい」

この二つの気持ちのすれ違いが

その原因となります。

 

 

¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨

 

 

というのも、

相手に対しての気持ちが強いので、

相手がどう受け止めるのかまでに、

考えが及ばないのが問題です。

 

 

例えば、親に対して、

賛成して欲しい。

応援して欲しい。

ほっといて欲しい。

なのに、全く言うことを聞いてくれない。

と、考えてしました。

 

 

仏教で言うと、

煩悩による執着が強くて、

それを手放すことができない状態です。

 

 

私も、親子関係が良い方ではありませんでした。

口を開けば喧嘩しますし、

相手の言うことや、、やることがムカついてしょうがない。

そんな気持ちでずっと過ごしていました。

 

 

なんで、自由にやらせてくれないんだ。

なんで、やろうと思うことに反対ばっかりするんだ。

なんで、自分の気持ちを分かってくれないんだ。

と、自分のことばかり考えていました。

 

 

相手のことを理解しようにしても、

それ以前に、怒りとい情動が強すぎて、

他のものが見えない状態でした。

 

 

何か、新しい仕事をしようとすれば反対する。

勝手に物事を決めて、あとの処理は人任せ。

こちらの考えを見下げて、聞こうともしない。

など、そんな気持ちでいっぱいでした。

 

 

しかし、これでは、

いつまで経っても、お互いのためにもならないと思い。

いろんなセミナーや勉強を始めました。

 

 

そして、相手を理解するためには、

まず最初に、自分のことを理解することが

必要だと学びました。

 

 

とはいっても、私の場合は、

相手は聞く耳持たないとか、

本当に常識が通用しない。

ちょっと頭がおかしい(笑)

など、思っていると思います。

 

 

相手を変えようと思っていては、

状況が変わることはありません。

仮にうまく行ったとしても、

似たような出来事が、

違う場所で、違う時に、引き起こってきます。

 

 

なぜなら、根本的な原因が

変わっていないからです。

 

 

ですので、自分の中身を変えてしまうのが、

一番、ラクで速い方法になります。

 

 

人間同士のトラブルでは、

違いの思いのすれ違いが原因になります。

その原因となるのは、

私たち自身の願望である煩悩と、

その執着になります。

 

 

自分が、何に対して、

執着しているのかが鮮明になれば、

事態はより良く変化していきます。

 

 

それには、自分を見つめ、

内面との会話により、

自分を知っていくことが、

一番の近道になります。

 

 

人生の迷いを捨てる5つの手順。

 

 

あなた自身の煩悩を見つめて、

覚悟を固めるための5つの手順です。

 

 

1、自分の煩悩を見つめる。

2、願望を決めておく。

2、自分の目的を振り返る。

3、不安を見つめて、迷いを捨てる

4、失敗したときのリスクを考える

5、最後に、やりたいか・やりたくないか問う。

 

 

最初に、自分の願望を見つめます。

本当は、どうゆう風になりたいのか?

今、思っていることを全て書き出します。

 

 

全て書き出したり、言葉にしたところで、

自分の理想の状態とは、何なのかを考えます。

望んでいる未来像のようなイメージです。

 

 

まず、始めに出口から考えて行かないと、

実は、今の状態から変わることはありません。

必ず、現在進行形の延長戦上の結果が待っています。

 

 

多くの人が、現状が変わらない。

うまく抜け出さないの理由は、

この部分であることが多いです。

 

 

次に、その理由を少し考えます。

そうすることで、自分の願望の奥底にある

最も欲しい情動が分かります。

 

 

人間は”感情の生き物”です。

欲しいものは、最終的には、

喜びや充実感、幸福感、など、

その体験を欲しがっています。

 

 

本当に心から欲している体験と

その情動が分かることで、

自分を納得させることができます。

 

 

あとは、もし、失敗したときのリスクを

振り返ってみると良いです。

人間は、一歩踏み出したあとは、

何度も戻ろうとしてしまいます。

 

 

しかし、失敗したときのリスクが、

大したものではないと分かると、

その瞬間に、それはリスクではなくなります。

 

 

また、もしこの時に引っかかることがあれば、

それは、心の中にある不安を見つめるチャンスです。

 

 

不安が大きいということは、

あなたの中に、それを無くしたくないという

気持ちが強いということです。

 

 

それは、そこにあなたの大切にしてきたものが

あるという心のサインになります。

 

 

それは、あなたの心の芯を

より強くしてくれるものです。

 

 

最後に、本当にやりたいことか、

やりたくないことか自身に問います。

 

 

~しなければ、~できなければ、だと、

他人の思考に支配されている状態です。

自分の意思で決めなければ、

目指すゴールには、結局、たどり着くことができません。

 

 

 

 

仏教では、迷いというのは、

煩悩によって起こると言われています。

 

 

では、煩悩というのは、何でしょうか?

これは、私たちの心を乱す原因となる

妄念や想念になります。

 

 

誤解を恐れずに言ってしまえば、

私たちが持っている欲望の全てになります。

 

 

欲望というと、少しネガティブな

イメージが強いかもしれません。

しかし、仏教では、

この気持ちは、菩提に至るきっかけに

なると言われています。

 

 

というのも、欲求というのは、

掘り下げてみてみると、

他人への愛情の表現なのです。

ちょっと、話が飛んでしまいました。

 

 

順を追って説明したいと思います。

例えば、相手がいつも自分の話を聞いてくれない。

という怒りがあったとします。

 

 

表面上は、相手に対しての怒りでいっぱいです。

あの人は、私のことをないがしろにしている。

大切にしていない。

または、バカにしている。見下している。など。

相手に対して、自分の感情を伝えることで、

精一杯になっています。

 

 

それは、相手に対する好意や興味の

裏返しだったりします。

赤の他人に対しては、そこまで言おうとしなかったり、

感情的になることはないと思います。

 

 

相手に対する興味や関心が高いほど、

その人の態度や言動が許せなくなります。

 

 

つまり、その心の奥には、

その人に対して、自分の何かを分かって欲しい。

という気持ちの現れになっています。

 

 

その気持ちは、自分が相手のことを考えている。

大事にしている。重要だと思っている。

労力を割いている。時間をかけている。

真剣に考えているなどがあると思います。

 

 

その気持ちが、心の奥底にあるので、

それほどの怒りの感情が湧いてくるのです。

 

 

怒りの感情が強ければ強いほど、

相手に対する真剣さが大きいのです。

 

 

煩悩があってこそ、

悩みや苦しみ、迷いが生じることになります。

 

 

 

 

 

自分の中の「煩悩」を認めると、

人生が生きやすくなる。

 

 

本音はどこにあるのかが分かれば、

無理なく、自分らしく生きていく方法が、

自然と分かるようになります。

 

 

俗に言う「煩悩」というものです。

これは、本当に誰でも持っています。

そして、消せるものではありません。

ですので、with煩悩で暮らしていくことになります。

 

 

人間は、どうしても煩悩はなくならないのです。

もし、煩悩のような欲求が何もない人間になったら、

どうなってしまうのでしょうか?

 

 

お腹が空いたとも思わない。

眠たいとも思わない。

何か欲しいとも思わない。

のように、何かをしようという気持ちが

全くない人間になってしまいます。

 

 

そうなってしまうと生きていくことも

ままならなくなってしまいます。

 

 

ですので、自分の中にある

煩悩を無くそうというのではなく、

うまく付き合っていくことが大切なのです。

 

 

自分は、周りのひとと仲良くやっていきたい・・・

そう思っていいるのに、なぜかケンカをしてしまう。

言い争いをしてしまったり、

心ないことを言ってしまったりする。

 

 

煩悩の炎によって、

自分が振り回されている状態。

つまり、強い情動に支配されている

状態にあると、、、

 

 

感情のままに、相手に対して、

怒りをぶちまけたり、

言い負かそうとしたり、

馬鹿にしたり、

見下したり、

愚痴を行ったり、

などの行動に出てしまいます。

 

 

でも、本当の気持ちは、

相手のことを大事にしたい、大切にしたい。

他人に褒めて欲しい、認めて欲しい。

だったりするのです。

 

 

それに気づかないでいると、

というか、そう言ったことを忘れてしまっている

自分のままでいると、いつかは壁にぶつかってしまいます。

勢いがひどいほど、怪我がひどくなります。

 

 

何かのトラブルは、

自分の内面の何かが、

サインを出している証拠です。

 

 

気づかないフリや、

大丈夫なフリをしていると、

ある時、何かのお試しが来るかもしれません。